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南井正弘
南井正弘

Masahiro Minai

南井 正弘 : フリーライター、ランナーズパルス編集長

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「Number Do」「モノマガジン」「日経トレンディネット」「SHOES MASTER」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

2016 Airbnb Brooklyn Half

[16.06.09]

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自分にとってニューヨークとの繋がりといえば、20年前に旧ヤンキースタジアムに対オリオールズのアメリカンリーグプレイオフを観戦しにいくなど、かつてはヤンキースでした。しかしながら、今はなんといってもニューヨークシティマラソン。2013年と2015年に走りましたが、200万人を超える沿道の応援やスタッテン島、ブルックリン、クイーンズ、マンハッタン、そしてブロンクスの5つの行政区を網羅したコース設定は「素晴らしい!」の一言。そんなニューヨークシティマラソンも主催するNew York Road Runners(以下NYRR)は、6万人のメンバーを有する一都市の組織としては世界最大規模のランニンググループで、ニューバランスが正式にパートナーシップ契約を発表したのは昨年末のこと。それまでも行っていたAirbnb Brooklyn Halfでのシューズとアパレルのオフィシャルスポンサーに加え、New Balance Bronx 10-MileとNew Balance 5th Avenue Mileのタイトルスポンサーとなることが発表されました。そして2017年には、 NYRR基金のパートナー、 そしてオフィシャルアスレチックシューズ、 アパレルのパートナーとなり、 通年の契約としてNYRR Five-Borough Series(United Airlines NYC Half, Airbnb Brooklyn Half, NYRR Queens 10k, New Balance Bronx 10-Mile, NYRR Staten Island Half)とNYRR Heritage Event Races (NYRR mini 10k, New Balance 5th Avenue mile, NYRR Midnight Run)そして、 参加者数5万人の世界最大級のマラソン大会であるTCS New York City Marathon(TCSニューヨークシティマラソン)に至る全ての大会をサポート。 さらに、 ウイークリーレースもサポートするとともに、 NYRRにとっても初めての試みとなる、 全ての大会に出場するランナーへのTシャツ提供を実施。 また、 2017年初めからはニューバランスはNYRRのECビジネスのプラットフォームを運営するとのこと。そして今回、NYRR主催のレースでも屈指の人気を誇る2016 Airbnb Brooklyn Halfに参加してきました。

このレースはNYRR Five-Borough Series のひとつで、36年の歴史を誇り、今年の大会では27410人がゴールした全米最大のハーフマラソンイベント。アメリカではフルマラソンよりもハーフマラソンの人気が圧倒的なのはアメリカのランニング事情に詳しい人なら知っているかと。“Half the distance, Twice the fun!” 「距離は半分だけど楽しさは二倍!」というフレーズはTシャツやマグカップetc.にプリントされるなど、ランナーの間でもポピュラーです。そんな状況において、この大会の人気は特に圧倒的で、今年も数十分で完売。アメリカではレース前日でもエントリーできる大会も少なくないので、この人気の高さは、尋常ではないことが理解できるかと思います。今回はSHOES MASTER編集長の榎本さん、on your markの荒川さん、そしてニューバランスジャパンの岩澤さんとエントリー。エクスポはマンハッタンを対岸に臨むウォーターフロントで行うなど、レース前から雰囲気は最高。テンションが上がります。参加賞のTシャツはニューバランス製の吸汗速乾性に優れたタイプ。デザインもカッコいいから日本から持参したトップスではなく、このTシャツで走ることに。無料でプリントしてもらえたので、”MARK MINAI“と名前を入れてみました。日本の大会Tシャツは「着たい!」と思えるものはほとんどないので、日本の大会関係者の方々は参考にしてほしいところ。ちなみにエクスポで販売されていた大会記念Tシャツもデザインやマテリアル選びのレベルが高かったですね。

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2016 Airbnb Brooklyn Halfの参加賞Tシャツ。デザインがスタイリッシュなんで、これを着て走ることに。無料で10文字程度の名前やメッセージがプリントできます。

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こんな感じで大会記念アパレルもスタイリッシュ!

当初の天気予報では雨予想でしたが、当日は雨が降ることもなくスタートを迎えます。スタートはプロスペクトパークのブルックリン美術館前。人数が多いだけにWAVE1(7時00分)とWAVE2(7時45分)の複数のスタート時間が設定されていて、これはニューヨークシティマラソンと同じ。自分だけWAVE2で、これには理由があって、二度NYRR主催のレースを走っており、そのタイムがコラルという出走枠決定の要素となるから。日本だと自己申告制だから明らかに遅そうな人が前方スタートにいたりしますが、そういった問題は解消できる一方、自分のようにフルマラソンとハーフマラソンのペースが大きく違うランナーには不利。当初はVIP枠でWAVE 1のスタートがOKということだったんですが、コラルの入り口の担当者に裁量の権限はなく、ルールに従いました。自分はHというWAVE2の前から二番目のコラルに区分けされましたが、それよりひとつ前のGのコラルのペースメーカーが「2時間」のボードを持っているのを見た瞬間、正直言うと「これは大変なところに入っちゃったなぁ…」と思いました。自己記録(1時間38分55秒)の更新は無理だとしても、「1時間50分は切りたいなぁ…」と考えていただけに、雲行きが怪しくなってきました。

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WAVE1での一緒のスタートがダメとわかった瞬間、「一人は心細い…」と言っていた荒川さんですが、写真を撮るときには、こんな感じでお茶目なポーズ(笑)。大会記念ソックスがお似合いです!

7時ちょうどにWAVE 1がスタート、自分のスタートは45分後なんで、それからはコラルに入ってただひたすら待つ。結構寒かったので、寒さに強いはずの現地のランナーたちもブルブル震えています。自分はコンパクトに収納できる薄手のジャケットを持参しててよかった。これが無かったらホント危なかった。7時45分に号砲一発スタート。人数が多いだけになかなかスタートできません。しばらくしてスタートラインを越えると、とにかく密集していないポイントを探しますが、混んでいるのとペースが遅すぎて、なかなかそんな場所はない。Km/5分前後で走りますが、そうするとすぐに詰まってしまうので、ジグザグに走るしかない。感覚でいうと95人追い抜いて、4,5人に抜かれる感じ。仕方ないので「写真撮りながらゆっくり走ろうかな?」と思うも、前後が詰まり過ぎてて、ぶつかってiPhoneを落としそうになったので、それも中止。「とにかく楽しんで、ペースを上げられる箇所ではペースを上げる」ことにしてジグザグ走行を継続。7マイルくらいまではプロスペクトパークを周回する感じなんですが、公園内は結構アップダウンがあり、まあまあキツイ。途中登りの箇所ではラップがkm/6分台に落ちますが、逆に下りはkm/4分台前半に。周囲のランナーに、自分たちとのペースの違いから「なんだコイツ」「危ないなぁ」みたいな顔をされますが、飛ばせる箇所では安全に気を付けつつもペースを上げます。

プロスペクトパークを出るとゴールのコニーアイランドまではオーシャンパークウェイという幹線道路を一直線。ゴールまではなだらかな下りが続くので、この大会でハーフマラソンのベストを更新したランナーが多いのも納得できます。給水箇所も多いので、気温が高くなった場合も安心。ニューヨークシティマラソンと比較すると応援は少ないですが、それでも鳴り物を使った応援や知り合いランナーの名前を手書きで書いた応援ボードを掲げる人も見られ、アメリカのロードレースならではの華やかな印象。そしてゴールのコニーアイランドが近づいてくると沿道の応援のテンションもMAXに。遊園地の敷地内をしばらく走り、右折するとそこはなんと木製のボードウォーク。これまで100を超える大会を走ってきましたが、ボードウォーク上でゴールするのは初めて。物凄い声援に迎えられてフィニッシュ。タイムは手元のSUUNTOで1時間54分10秒(公式タイムは1時間54分09秒)でした。

日本だとハーフマラソンの地位はフルマラソンより下に見られがちですが、アメリカだとあくまで別の種目としてランナーが思う存分楽しんでいる。この2016 Airbnb Brooklyn Halfを走ってみて、改めてそのことを再確認しました。「アメリカのロードレースの華やかな雰囲気を体感したいけど、フルマラソンはちょっと…」という人にもピッタリな大会だと思います。個人的には1時間38分台の自己記録を持っているので、記録的には納得できませんでしたが、記録よりも記憶に残る大会となりました。ちなみにSHOES MASTER編集長の榎本さんは自己記録を更新。前半のプロスペクトパークのアップダウンがありながら、これは凄い。やっぱりトレイルランで鍛えてる人は、あの程度の高低差は気にしないんだろうなぁ。あと、この大会でタイムを狙うなら前半のアップダウンで体力を使いすぎないことが重要だと思いました。

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シューズはニューバランスのフレッシュフォーム ザンテ v2。よくよく考えてみたら、このシューズをセレクトした時点で自己記録更新は難しかったです。自己記録更新を目指すならもっと薄いシューズ履かないとですね。今回榎本さんがセレクトしたM1500とか。そのかわりレース当日の午後、ハーレムエリアにあるアーモリーの室内陸上トラックでダッシュを繰り返すくらいに、ほとんどノーダメージ。このシューズの衝撃吸収性を始めとした機能性の高さを実証してくれました。

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タイムは納得できませんが、心からエンジョイしました。自分の表情からも、そのことが垣間見えます。

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エクスポのライブでは美声を披露していたニューバランス スウェーデンのアンバサダーでシンガーのIdaちゃんと美女「いいね!」International。隣は彼女の映像記録担当のライノス。

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今回、日本から2016 Airbnb Brooklyn Halfに参加したメンバー。左からon your markの荒川さん、SHOES MASTER編集長の榎本さん、ニューバランスジャパンの岩澤さん、そして自分。移動の車中や食事の際も会話が弾む最高のメンバーで、「またこのメンバーでどこかの大会に参加したい!」心からそう思えました。

THE NORTH FACE FLEXIBLE ANKLE PANT

[16.05.15]

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5月はショーツで快適に走れる最高の季節ですね。しばらくすると梅雨になってしまうので、晴れた日はよほど仕事が忙しい日でない限りは昼間走るように心がけています。しかしながら夜走らないといけない日もあるわけで、そんなときはショーツだとちょっぴり寒い。今シーズンそんなシチュエーションで活躍しているのがザ・ノース・フェイスのフレキシブル アンクル パンツ。ストレッチ性に優れた足首丈のパンツで、タイツのようにピッタリしていないから街中をコース設定した場合も気恥ずかしくないし、丈が長すぎないのは、裾がまとわりつくことなく、足さばきがしやすいという利点もありますね。あと都会的なシルエットは街着としても使えるレベルで、特にグレーカラーはホント、スタイリッシュで高級感があります。ラン、オフ問わず今季のヘビーローテーションアイテムになっています。

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最初にネイビーをゲットしました。本当に履き心地がよくて走りやすいし、その汎用性の高さとカッコよさに惚れて二本目のグレーを購入。

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街着として使う際に便利なサイドポケット。

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ウエスト後部中央のジップ付ポケットはスマートフォンの収納に最適。ランニング時の収納物の揺れも少ないし、iPhone6Sも入る大きさです。

Wings for Life World Run 2016 高島大会

[16.05.11]

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Hiroyuki Orihara for Wings for Life World Run

Wings for life World Runは参加費の全額に相当する額が骨髄損傷の治療研究の支援に充てられる、私たちが走ることでチャリティにも参加できる「走れないひとたちのために」をコンセプトとするランニングイベント。ランナーがスタートした30分後にキャッチャーカーと呼ばれる自動車が時速15kmでランナーを追いかけ、ランナーはキャッチャーカーに追いつかれた時点で終了するというルールです。キャッチャーカーのスピードは徐々にアップし、最終的に30Kmまで加速されます。昨年参加して、唯一無二のこのレースの楽しさを知ったからには、今年も出ない手はありません。というわけで今年も去年と同じく滋賀県の高島市へ。

総エントリーは1870名と、連休最終日という日程もあって昨年よりもエントリー数は少なくなったみたいですが、話を聞いているとリピーターも多いようで、この独自ルールのレーススタイルは日本でも受け入れられたみたい。今年もかなり盛り上がっていました。個人的な目標は去年の記録21.32Kmを超えること。そのために今回のシューズはある程度のスピード走行にも対応するプーマ スピード 300 RS イグナイトをセレクトしました。去年のプーマ イグナイトよりもクッション性こそ劣りますが、脚力を効率よく路面に伝達できる構造で、あきらかに加速感がある。世界同時スタートということで日本は夜20時に号砲一発スタート。去年の湿気があって小雨の降るコンディションとは対照的に肌寒い気候は走りやすい。田んぼからのカエルの大合唱は去年と同じですが(笑)。途中気温表示がある場所があって、そのデジタル温度計は14℃。走りやすいわけです。そういうわけで上り基調のラップ以外はほぼKm/5分前後で。ときどき4分50秒台も記録するなど、最近では一番いい走り。「これなら23,4Kmは走れそう!」と思ったんですが、重要なことを忘れてました。19Km前後から結構な上りになるんでした、このコースは。というわけでラップはKm5分台後半に落ち込みます。それでもハーフマラソンの距離である約21.1Kmを1時間50分ほどで通過し、去年の距離を超すことが確定すると、「22Kmまでは絶対に走る!」という新たな目標ができ、上りの厳しいコースをペースを上げて走ります。そして手元のスントで21.7Kmを表示していた頃、先導の自転車のスタッフが「キャッチャーカーあと150mです!」の声。それを聞いてさらにペースを上げつつ、思わず「ここまで来たらみんなで22Kmはクリアしましょう!」と叫んでいました。その声に呼応してくれた7,8人のランナーは一斉にペースアップ。無事に22Kmの看板を通過。そのなかの何人かはそのままペースをキープして走り続けましたが、自分を含めた4人ほどは22Kmを通過した時点でジョグペースに減速。手元のスントで22.21m(1時間57分03秒)、公式記録21.24Kmでした。後半の失速はあったものの、本当に楽しく走れました。相変わらず沿道の応援は素晴らしかったし。来年もスケジュールさえ問題なかったらぜひとも走りたい大会です。

そして今回圧巻だったのは我がRunners Pulseの吉田香織選手が65.71Kmを走って女子の世界チャンピオンになったこと。スタート前にメディアセンターで「計算上では70Kmくらい行けそうなんです!」と言っていたときは半信半疑だったんですが、蓋を開けてみるとそれに近い距離を走って世界チャンピオンに。まさに有言実行です。本当に素晴らしい。

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適度なクッション性と高い反発性を組み合わせて本当に走りやすかったプーマ スピード 300 RS イグナイト。去年の記録を更新できたのはこのシューズのおかげと言っても過言ではありません。

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今回は参加Tシャツがあって、プーマ製の吸汗速乾タイプだったので、本番で着用。デザインがカッコイイので、レースにおける着用率がとても高かったです。

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バックプリントはこんな感じ。

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Yusuke Kashiwazaki for Wings for Life World Run
世界No.1になった吉田香織選手がキャッチャーカーに追いつかれるシーン。メディアセンターでは数多くの人の目が画面にくぎ付けとなり、声援を送りました。

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Yusuke Kashiwazaki for Wings for Life World Run
最後のほうはいつになく辛そうな吉田香織選手でしたが、インタビューを受ける頃にはいつもの笑顔に。本当におめでとうございます!
ちなみに男子はイタリアのGiorgio Calcaterra選手が88.44km走って世界チャンピオンに、日本では74.51km走った中島弘貴選手(会社員)が優勝し、世界5位になりました。

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この大会には本当に数多くの知り合いのランナーが参加していました。ほんの一部を紹介させていただきます。(左上)フイナムランニングクラブで一緒に走っているユイちゃん。(右上)ホノルルハーフマラソン ハパルアでも一緒だった猪鼻ちひろちゃんとフルマラソン2時間9分21秒の記録を持つ五ケ谷宏司選手(JR東日本)(右下)メディアセンターで出走1時間ほど前に世界チャンピオンになった吉田香織選手と。(左下)いろいろなイベントでいつもお世話になっているPR会社の松本瞳さんと。

第20回東日本国際親善マラソン

[16.05.03]

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2008年に出場してから今回で7回目の出走となる東日本国際親善マラソン。JR相模原駅前にある米軍相模原補給廠で行われ、2013年はハーフマラソンの自己ベストとなる1時間38分55秒を記録したように、気温さえ上がらなければフラットなコースはタイムを出しやすい大会です。今回はAthletics Tokyoのメンバーとアンルートの田中さんで参加しました。

当日の天気予報はあいにくの雨。中央線で八王子あたりを走っている頃は晴れ間も見えたりしましたが、いざレースが始まるころには暴風雨。物販のテントが吹き飛ばされそうになるほどで、スタート地点のアーチは安全確保のために撤去されていました。定刻通りにスタートしますが、走り始めてしばらくして雨の止んだ2013年と違い、雨風は強くなるばかり。途中暴風雨が凄すぎて「息が吸えない!」と思うほど。反対に追い風になると、アホみたいに足取りが軽くなるんですけど。あと辛かったのが、ウェアが水を吸って重くなり、さらにそれが皮膚に付着して身体が冷えること。気温も当初の予想よりもかなり低く、歴代で最も過酷な状況だと思っていた2010年の東京マラソンと同等かそれ以上かと。これまでエントリーしたレースでは一度もDNF(途中棄権)はないのですが、今回は何度か「棄権しようかな?」と思いました。ただ後半身体が多少温まり、ペースも上がってきたので、そのまま走り続けることに。手元の1時間58分43秒でゴールしましたが、ホント厳しいレースでした。辛かった分、相模原駅近くの沖縄料理屋で飲んだオリオンビールが美味しかったんですけどね。

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今回のシューズはナイキのルナテンポ2。本来なら軽快なテンポでストライドを刻めたはずですが、悪天候のためにシューズ内部までびしょ濡れ。ソックスはいつも通りのエクスペリアです。

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今回のトップスはAthletics TokyoのオリジナルTシャツで。ボディにはナイキのDRI-FIT KNITを使用していて快適な着心地です。ただし。この日の悪天候では水を含んで本来の機能性を発揮できず。ちなみにAT/AとはAthletics Tokyo/ASA(朝)の略です。

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バックプリントはこんな感じ。

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自分たちがゴールしてしばらくしたらピーカンに!晴れたなかを走りたかったなぁ…

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Athletics Tokyoの加藤さんが手元の時計で1時間26分55秒を記録して女子の部総合2位。でっかいトロフィーゲットしてました。おめでとうございます!

RaceReady

[16.04.30]

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走力がそれほどでもない頃はショーツのポケットはサイドでも問題ないのですが、ペースが上がっていくにつれて、脚を動すたびにポケットの内容物が揺れて不快になります。そんなときに便利なのが腰回りにポケットのついたランニングショーツ。パタゴニアのストライダープロショーツ、ザ・ノース・フェイスのフライウェイトレーシングショート、それにナイキのGYAKUSOUのショーツあたりですかね。しかしながら、この腰回りにポケットを付けるというアイディアはアメリカの小さなランニングウェアブランドであるRaceReadyによって生み出されました。1993年、ブランドの創業者であるロサンゼルスのロングディスタンス・ランナー、ジェリー&メアリー夫妻は、ウエストバッグなどを用いずにもっと「シンプル」かつ「心地良く」必要最低限のエナジージェル等の補給食を持ち歩ける方法は無いか?ということを考えていました。最初のプロトタイプから何度も何度も改良を重ね、どんな走り方でも「揺れない」ポケットを開発。自身のレースや練習で履くようになり、当初は販売する目的では無く、純粋に自分の目的に最適な「モノ」を作成していたのですが、徐々にその使いやすさに周りのランナー達が気付き、要望に応えるような形で販売をはじめました。

自分は2008年のラスベガスマラソンのエクスポに出店している独立系のランニングショップのブースで初めて見て、「欲しい!」と思いましたが、マイサイズのSがすべて売り切れ、それ以降もアメリカのレースに出走するたびにRaceReadyを履いているランナーを見かけましたが、なかなか扱っているお店がない。次に購入しようとした2015年のホノルルマラソン ハパルアのエクスポに出店していたRUNNERS HIのブースもサイズ切れで購入を諦めました。そして昨年末に日本の代理店であったロータスも取り扱いを中止しているのを知り、今月のハワイ滞在時に「絶対手に入れよう!」とランニングショップに電話を掛けまくりましたが、昔扱っていたRUNNERS HIなどのお店も現在は取り扱いを中止しているとのこと。実は創業者のジェリー&メアリー夫妻は会社を売却し、現在は新しいオーナーの元でショップへの卸はせずにインターネット通販のみでセールスを行っているようです。

「手に入らない!」と言われると、より一層欲しくなるのは世の常。いろいろ調べてマイサイズをゲットしました。早速履いてみると、これが本当に調子いい。後ろ側にはメッシュポケットが5個付いていて、そのうち2つは自分が使っているiPhone6Sやxperia z3とかがジャストフィット。前のフラップ付ポケットはジェルの収納に最適ですね。実際に走ってみると収納物の揺れは少ないし、使用している生地の肌触りはいいし、コレはいい!MADE IN USAのクラシックなデザイン&カラーリングは好き嫌いありそうですが、自分は好きですね。オーナーが変更になった以降もMADE IN USAはキープしているらしいですが、工場は変わったらしいので、この古きよきアメリカンランニングカンパニーの雰囲気がキープされているかどうか気になるところです。

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後部に5個のメッシュポケット、前部に2個のフラップ付ポケットがあり、収容能力抜群。ランニング時の収容物の揺れも少ないです。