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ぼくのトレイルランニングシューズ史(2)

2019.09.24
Yuichi Shibui
渋井 勇一 デザインオフィス「RASSLIN’&CO.」代表
トレイルランニングをベースとしたライフスタイルブランド「Mountain Martial Arts(MMA)」ディレクター。トレイルランニングに出会い人生が変わったことから、アクティビティのあるライフスタイルの楽しさを提案するブランドを立ち上げ、デザイン性のあるオリジナルウェアとトレイルの情報を発信するWEBメディアを展開。マイペースに楽しむがモットー。2012年 STY(Shizuoka to Yamanashi)完走/2012年 日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走/2013年 おんたけウルトラ100k 完走/2017年 Ultra Trail Australia50 完走/2017年 OCC(Orsieres-Champex-Chamonix)完走 https://mountain-ma.com/

少し空いてしまいましたが、前回の続き。

前回の話はこちら→。「ぼくのトレイルランニングシューズ史(1)」

2011年、膝の怪我の後に出会ったnew balanceのベアフットシューズ「minimus」は衝撃的だった。今回はその流れで出会った一足のシューズの話。

2012年3月、ぼくは初めてのロングトレイルレース「STY(82k)」を前にして、シューズ選びに悩んでいた。すっかりminimus信者となったものの、ソールが薄くインソールのないminimusで82kのトレイルレースに出るのは現実的ではない。

そこで、コアなトレイルランナーの間で噂になっていたシューズを購入。ゼロドロップ、つまりつま先とヒール部分のドロップ差がゼロであることが特徴のアメリカ発新鋭ブランド「ALTRA」。モデル名は「LONE PEAK」。

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最初はトレイルランナーではなく、ロングハイカーの間で話題になっていたように思う。ゼロドロップに加えて、ウィズが丸く広がっているシルエットはまるでビルケンシュトックのようで、見たからに足にやさしそう。コンセプトは「ナチュラルランニング」だ。

そしてなによりもデザインが秀逸!スポーティーさが皆無と言っていいほどのオールドスクール感は街履きしても違和感がまったくない。グレーにイエローのカラーも素晴らしかった。

特徴的なゼロドロップは、ベアフットシューズであるminimusからの履き替えには違和感がなかった。逆にクッション性がありマイルドな履き心地は、ソリッドなminimisよりユーザーを選ばないだろう。その印象に間違いはなく、ご存知のように、この後ALTRAはトレイルシューズカテゴリーの一大勢力となっていく。

結局、STYは制限時間ギリギリながらもLONE PEAKを履いて無事に完走し、足に大きなトラブルが出ることはなかった。

同年8月、その勢いのまま世界最高峰のトレイルランニングレースUTMBのハーフレースであるCCCに挑戦するためにヨーロッパ遠征する。そこでも後年に世界を席巻するシューズと出会うことになる。

(続く)

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