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BLOG

ハバナマラソン2016

2017.04.21
Masahiro Minai
南井 正弘 フリーライター、ランナーズパルス編集長
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「価格.comマガジン」「モノマガジン」「SHOES MASTER」「Beyond Magazine」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」「人は何歳まで走れるのか?」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間50分50秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

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「キューバ」と聞いて、真っ先に何を思い浮かべるでしょうか?自分は野球や社会主義国であること、そして映画「ゴッドファーザーPART II」の革命シーンですかね。
この国は長い間アメリカと対立し、国交を断絶していましたが、オバマ政権は国交正常化に成功。アメリカからは直行チャーター便が頻繁に運行されていましたが、首都ハバナへの定期直行便も昨年末から就航。今後急速にキューバという国は変化するでしょう。「他のカリブ海諸国と同じようになる前に!」そんな考えを持つ人は多いようで、世界中からの観光客が急速に増えています。

そんなキューバにもマラソンがあることを知っていますか?それが現地では「マラバナ」と呼ばれるハバナマラソン。自分はアメリカのランニングフリーペーパーの「Competitor」誌でその存在を知り、どうしても走りたくなり、9月頃より計画。AFEの写真担当としても知られるrkrkrkこと小菅亮輔氏とハバナへ。その模様は「Runners Pulse Vol.3」でも紹介されていますが、こちらのブログでも、その魅力を伝えたいと思います。

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ハバナマラソンの前日にはキューバマラソンというプレイベントが開催されます。ゼッケンはモノクロコピー、ランニングシューズを履いているほうが少数派という点は物資不足を感じさせますが、最高の笑顔がそんなことを忘れさせます。

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かつて男子マラソンのキューバ記録を持っていたというランナーもキューバマラソンに参加。

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トライアスロンが趣味だという青年二人。キューバの変化を感じさせます。

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ニューヨークのブリッジランナーの二人もハバナマラソンに参加。左の彼が着ているアディダス製の半袖シャツが今回の参加賞Tシャツ。

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いよいよ本番のハバナマラソン。スタート直前にrkrkrkとツーショット。トップスはレース中も簡単に衣類内部に風を送り込むことができるサロモンのハーフジップモデルをセレクトしました。地元ハバナだけでなく、キューバ全土、世界中からも数多くのランナーが参加。

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スタート直後は涼しかったものの、レース途中から強い日差しに悩まされることに。

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新市街の革命広場脇の幹線道路もコースの一部。この一週間ちょと後に、この場所でカストロ氏の追悼集会が行われることになるとは…

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暑さ対策にこんなサービスも!ミストシャワーでないところがキューバらしい。

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沿道の応援も嬉しい!

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旧市街に帰ってくると建物に日差しが遮られて走りやすい。

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カピトリオ(旧国会議事堂)が見えたらゴールはもうすぐ!

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ゴール!フルマラソンは同じコースをもう一度走るだけなので、ハバナマラソンはハーフがオススメです!

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ゴールをバックに記念撮影。我ながらいい表情しています!写真を撮りながら走ってネットタイム2時間10分33秒。日本人1位でした(笑)。

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今回のレースの足元を支えてくれたのはサロモンのS-LAB SONIC。軽量かつ十分なクッショニング性能もあって走りやすかったです。キューバ国旗に使用されているカラーだということもあり、地元のランナーに「帰国するときは置いていってくれ!」とお願いされることが多々ありました。

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完走メダルは参加賞Tシャツと共通のコミカルなイラスト入り。今回は記念すべき第30回だったんですね。

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