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Sketchers GOmeb SPEED 2
2014.04.27
Masahiro Minai
南井 正弘 フリーライター、ランナーズパルス編集長
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「価格.comマガジン」「モノマガジン」「SHOES MASTER」「Beyond Magazine」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」「人は何歳まで走れるのか?」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間50分50秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。
2013年4月15日、117回目を迎えたボストンマラソンで爆弾によるテロにより3名の方が亡くなりました。この悲しい事件から一年が経過し、2時間8分37秒のタイムで第118回大会を制したのはメブ・ケフレジギで、ボストンマラソンにおけるアメリカ国籍の男子の部の優勝者は1983年以来、31年ぶりでした。彼はエチオピアで生まれ、アメリカに家族とともに移住しましたが、アテネ五輪ではマラソン競技で銀メダル、ロンドン五輪では4位に輝くアメリカを代表するマラソンランナーで、以前はナイキと契約していましたが、現在はスケッチャーズのシューズで優秀な成績を記録し続けています。
最初は「スケッチャーズ?」と疑問に思いましたが、Go runシリーズや彼が着用するシューズのベースとなっているGOmeb SPEEDシリーズは実際に履いてみると走りやすい。今回履いたGOmeb SPEED 2にも採用された中足部からの自然な着地を促すM-strikeの構造は効率的な走りをランナーに提供してくれます。シューズ自体はかなり軽く、メブが履くシューズのベースとなっているだけに、かなり高速セッティングとなっていますが、kmあたり4分35秒程度の自分にとっての速目のペースでも充分にスピード感を感じることができました。
スケッチャーズというとカジュアルシューズのイメージが強いかもしれませんが、このシューズはお世辞抜きに走りやすかったです。残念ながら現在は日本では未展開ですが、近い将来リリースされることを期待しましょう。
去年のニューヨークシティマラソンの際に、スケッチャーズストアを訪れると写真のようなディスプレイが飾られていました。映画「MEN IN BLACK」を意識したわけですね。
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