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COLUMN

[第2回]まだ知らない街をプチ旅ラン~パワースポット巡り編~

2023.01.26
Koyo Shibata Model by Asami Morimoto, Risa Yasuda
Yu Hagi
SALOMON

今年も新しい年がやってきましたね。一年の始まりに今年の目標を掲げた人も多いかと思いますが、その目標達成のために、ほんの少しは神様のパワーも貰いたいところですよね。東京都内にはたくさんのパワースポットがあることを知っていましたか? 今回、私たちは、そんなパワーがもらえるスポットをプチ旅ランしてみることに。

日比谷にあるランニングステーションを出発して、虎ノ門~大手町~人形町にある全部で4つのパワースポットを周ります。寄り道をしながら約8km。主に都心の街中エリアを走るランニングの旅を満喫します。今回はどんな魅力や発見があるのでしょうか。


スタートはラフィネランニングスタイルNEO。日比谷駅、有楽町駅からのアクセスも抜群で、仕事終わりなどに皇居ランをしたいランナーにも人気のランニングステーションです。ランニングウェアに着替え、荷物も預けて、ランニングスタートです!

はじめに向かったパワースポットは愛宕神社。

愛宕神社は1603年に徳川家康公の命により防火の神様として祀られた神社。防火や防災など火に関することに御利益があります。三が日をとうに過ぎたこの日もたくさんの人が参拝に訪れていました。


商売繁盛としても有名な愛宕神社には、急な石段「出世の石段」が。上から見ると足がすくむ程の石段を登って参拝します。ランニングで足腰を鍛えているので、石段もへっちゃら!

そして、高いオフィスビルの立ち並ぶ中にある神社なので、真っ赤な鳥居が「こんなところに?!」と思うようなビルの真横にそびえ建っているのも発見しました。

今回の旅の安全を祈願したあとは、虎ノ門を抜け皇居方面に向かって走ります。この日はあいにくの曇り空でした。

そんな天候にも関わらず、多くのランナーが皇居の周りを走っていました。まさにランナーのメッカ。

皇居を超えた大手町のオフィスビル街にある「将門塚」に到着。この「将門塚」は、平将門の首を供養するために建てられたとされていて、さまざまな逸話があると言われています。都内最強の最恐スポットともささやかれていて背筋がゾッ……。

一方では強力な守り神のいるパワースポットとも言われているので、しっかりと手を合わせました。

さらに街中をランニングで進んでいきます。休日の大手町エリアは、人も少なく走りやすいです。



箱根駅伝やMGCの中継でよくテレビにも映る日本橋へ。明治政府が踏襲した、徳川幕府が定めた五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)の起点である日本国道路元標もありました。

少しランニングで進むたびに、さまざまな歴史や文化に触れることができるのは、この日本橋エリアの特徴かもしれません。

小網神社で財運アップを試みるも、長蛇の列に断念。

さらに走っていくと、「銭洗いの井」で有名な小網神社が。「銭洗いの井」で金銭などを清めて、財布などに収めることで財運が授かれると言われていて、「東京銭洗い弁天」とも呼ばれています。「強運厄除の神さま」とも呼ばれているこのパワースポット、「せっかくだから立ち寄りたい!」と、そんな気持ちで盛り上がりましたが、人気のあまり長蛇の列。今回は泣く泣く立ち寄りは断念しました。けれど、また走って来てみたいです!

ランナーはこちらの「大観音寺」がいいかも。

ですが、小網神社のすぐそばに、こぢんまりとしたお寺を発見。こちらは「大観音寺」。いくつかの仏さまが祀られている中に、俊足の神様「韋駄天様」も祀られていらっしゃるそう。ランナーの参拝も絶えないパワースポットで、もちろん参拝。マラソンシーズンでたくさんの大会が続くので、しっかりと参拝します。ランニングのご利益を祈願し、これにてランニングで巡るパワースポットの旅は終了です。

冷えた体に温かいあまざけを。

大観音寺のすぐそばに「甘酒横丁」があることを知っていますか? 昔ながらの老舗が集う、どこか懐かしい気持ちになる横丁です。たくさん走ってお腹がすいたので人形焼きを食べようと思ったら、定休日だったようで残念。せっかく甘酒横丁に来たから、冷えた体に温かさが染みわたる、名物のあまざけが飲みたい!


老舗和菓子店「彦九郎」で、甘さ控えめな名物の「とらやき」と美味しいあまざけをいただきます。

いつも通っている、走っている、そんな身近なエリアでも、ランニングをしながら周ってみるとまだ知らない場所もたくさんあるんですね。たくさんのパワースポットでみなぎるほどのパワーをもらえたかも。次はどこに行ってみようかな。

今回のプチ旅ランのウェアはこちら。

左/(ジャケット)BONATTI CROSS FZ HOODIE W 9,900円、(ショーツ)SENSE AERO 5” SHORT W 7,920円、(シューズ)GLIDE MAX 17,600円 右/(ジャケット)BONATTI WP JKT W 18,700円、(ショーツ)CROSS 5” SHORT W 4,730円、(シューズ)GLIDE MAX 17,600円(すべてSALOMON)

今回のランニングウェアは、トレイルランナーたちからも人気のSALOMON(サロモン)のアイテムを使用しました。冬の寒い季節のランニングには、しっかりした素材で防寒ができるウェアで快適に。シューズもクッション性があり、ジョギングをしても疲れにくく走りやすい点が特徴です。タウンユースにもおしゃれに履きこなせるのが嬉しいですね。

Yu Hagi
萩ゆう
住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン3時間ギリの記録をもつ。先日開催された岡山マラソンで2時間53分台の自己ベストをマークしつつも、今シーズンさらなる記録更新を目論んでいる。
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