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第50回 青梅マラソン

2016.03.26
Masahiro Minai
南井 正弘 フリーライター、ランナーズパルス編集長
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「Number Do」「モノマガジン」「日経トレンディネット」「SHOES MASTER」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間52分00秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。

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青梅マラソンといえば関東圏に住んでいるランナーなら誰もが知っている有名な大会。現在のようにランニングというスポーツがポピュラーでない時代にも周囲に何人かはこの歴史ある大会に参加したランナーがいたものです。これまで数えきれないレースに参加してきましたが、なぜか青梅マラソンに参加したことはありませんでした。それはフルマラソンやハーフマラソンといったポピュラーで、比較対象のある距離ではなく、30Kmという独特な距離設定が、これまで出走を避けてきた理由のひとつ。しかしながら最近は速く走ることよりも自分が楽しんで走り、各大会の楽しさを伝えるということを第一の目的とするようになったので、今回スポンサーとなったプーマジャパンの御厚意もあり出走することに。

スタート地点の最寄駅である青梅線の河辺に着くと凄い人で、駅周辺に数多くの屋台が営業しており、ランニングイベントというよりもお祭りのような雰囲気。プーマブース横の控室で着替えますが、かなり暖かいので、半そでシャツ&タイツなしのショーツで走ることに。時差の関係でロサンゼルスマラソンから一週間経過していないので、今回は写真を撮りながらKm/6分30秒のペースで走ることにします。

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ピーカンで28℃のロサンゼルスマラソンを走ったばかりなので、知らないランナーにも「黒いですね!?」と言われる。

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シューズはプーマ イグナイトv2。足の保護性が高く走りやすかったです。かかとのホールド力は初代モデルよりもアップしているかと。ソックスはいつも通りにエクスペリアをチョイス。

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スターターは瀬古さんと高橋尚子さんというマラソン界のレジェンドが務めるという豪華な人選。

参加者が多い大会だけに、号砲から自分がスタートラインを超えるまでには8分以上が経過。スターターの瀬古さんとQちゃん(高橋尚子さん)の軽妙なトークがランナーを和ませます。コースは事前にチェックするとある程度のアップダウンはあるものの、「青梅=山」という当初のイメージよりも高低差はないことを確認済みだったので、楽な気持ちで走ることができました。それにしても、この大会はオフィシャルエイドだけでなく、無数の私設エイドがあり、この存在がランナーにとって本当に嬉しい。そして今回で50回を迎える大会だけに、地元の人たちが応援に慣れているのを感じました。フルマラソンから実質6日程度しか経過していないから「体調優れなかったら、途中で止めようかなぁ?」とスタート前は思っていましたが、途中で止めるなんてもったいない。沿道の数々の私設エイドで供される食べ物と声援は本当に嬉しく、ニューヨークシティマラソンと同様に「ゴールするのやだなぁ」と思うほど。ゴールタイムはほぼKm/6分30秒ペースの3時間15分15秒でゴール。青梅マラソンが数多くのランナーに愛される理由を体感できたと思います。来年以降も機会があったらぜひエントリーしてみたい大会です。

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こんな感じで私設エイドがいたるところに。この手作りっぽいコーンチョコレート美味しかったなぁ。

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謎のキン肉マンエイド。自分が行ったときにはなかったですが、フイナムランニングクラブ副部長の山本さんによると、早い段階では看板通りに揚げ餃子があったらしい。

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青梅マラソンの制限時間はグロスで4時間。写真のランナーの皆さんはギリギリで間に合わなかったみたい。でも青梅マラソンはタイムとか順位といった記録よりもランナー一人一人に残る記憶のほうが大事だと思いますね。来年も機会があったら出たいなぁ。

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