30TH asics LA MARATHON
今年で第30回を迎えたasics LA MARATHONは、ロサンゼルス五輪をきっかけにスタートしたアメリカ西海岸最大規模のマラソン大会。2010年に”stadium to the sea”のキャッチフレーズのもとに、ドジャースタジアムをスタートし、スターの手形で有名なハリウッドチャイニースシアター前、ビバリーヒルズのロデオドライブのような観光名所を走り、これまた人気の観光地として知られるサンタモニカがゴールという素晴らしいコース設定になりました。2012年まではHONDAが冠スポンサーでしたが、2013年からはasicsが冠スポンサーとなっています。
LAマラソンへは今回初めての参加になりますが、アメリカ西海岸エリアのフルマラソンは2012年12月のロックンロールマラソン ラスベガス以来で5回目になります。
当初は朝の7時25分スタートだったのですが、記録的な暑さが予想されるということで、スタートが30分早められることが開催5日ほど前に発表されました。天気予報によって違いますが、なかには最高気温華氏90度(摂氏約32度)を予想するサイトもあって、当初は自己記録(3時間56分09秒)の更新を狙っていましたが、早々に諦めました。ちなみに例年は最高気温20度ほどで、湿気も少ないから走りやすいみたいです。
まだ明るくなりきる前の6時55分にドジャースタジアムをスタート。混雑からあまりスピードを出せませんが、噂通りアップダウンはかなりありそうです。最初のラップこそ6分をかなりオーバーしましたが、それ以降は秘かに狙っていたサブ4ペースからかけ離れないようにラップを刻みます。それにしてもこのコースはアップダウンが続くから、脚が早めに消耗します。ダウンタウンにある4マイル地点にはもの凄い急坂がありますが、日本の和太鼓隊の応援が本当に励みになりました。
その後ハリウッド、ビバリーヒルズと有名スポットを走りましたが、これは東京マラソンで銀座や浅草を走れるのと同じで本当に嬉しい。テンションがマックスに上がります。しかしながら27Km地点で強い日差しと気温の上昇でサブ4達成は諦めて、それ以降は給水所で配布されるVITA COCOやヤクルトのようなものを飲んだり、オレンジやアイスキューブなどを食べながらファンランに徹しました。この大会はオフィシャルの給水所はもちろんのこと、私設のエイドステーションもかなり充実していました。自分はトイレに行きたくなるのが嫌だったので受け取りませんでしたが、レッドブルの配布もありました。それとクリフショットのエナジージェルも二か所で配布していたのも嬉しかったですね。「already! (もう貰ったよ!)」と言っても「no problem!(大丈夫!)」と言って、何人ものボランティアがジェルを手渡すから、スタート時よりもジェルが増えているという(笑)。日本の大会で使わせてもらいます。
気温が上がってからは本当に辛かったですが、40Kmからはペースを上げてゴール!手元のSUUNTOで4時間41分54秒(オフィシャルは4時間41分48秒)でした。今回走ってみて思ったのは、コース設定含め、この大会は日本のランナーからもっと注目されるべきだということ。このツアーのように燃油チャージ込で20万円を切るツアーも珍しくないからホノルルマラソンよりも安上がりだし、ショッピングやグルメ、エンターテイメントといったビフォア&アフターのアクティビティが充実しているのはいわずもがな。レースの前後にディズニーランドやユニバーサルスタジオに行くのもいいかと。
というわけでasics LA MARATHONは来年もエントリーしたい大会のひとつです。東京マラソンや横浜マラソン、名古屋ウイメンズマラソンの抽選結果が出てからでもエントリー可能なのも嬉しいところですね。
オフィシャルタイムは4時間41分48秒。今回はアシックスのフジトレイルのジップアップシャツとショーツで臨みましたが、ポケットがたくさん付いているので本当に便利。あとジップアップは温度の調節がイージーで、暑い日のレースには必須のディテールだと思います。それにしてもかなり日焼けしました。
メダルのデザインが本当にカッコイイ!ニューヨークシティマラソンやロックンロールマラソン ラスベガスのメダルもカッコ良かったですが、それに匹敵します。
シューズはアシックスのゲルニンバス17とゲルフェザーグライド2で悩みましたが、「無理のない程度に日差しが強くなる前に距離を伸ばそう!」という作戦で後者にしましたが、名古屋と同じくコンクリートの道はアスファルトの道よりもかなり固く、あとで考えたらゲルニンバス17をセレクトしたほうがよかったかもしれません。
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