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SPECIAL

これまで以上に盛り上がった! ゴールドコーストマラソン2025

2025.09.30
MASAHIRO MINAI, MYACO, MARATHON PHOTOS
MASAHIRO MINAI

今回で45回目となるゴールドコーストマラソンが、2025年7月5日(土)・7月6日(日)に開催されました。この大会に参加するのは全種目で約38,000人。フルマラソンだけで約15,000名が走り、日本からは650名ほどのランナーが参加。日本人に最も愛される海外マラソンのひとつとなっています。南井編集長は今回で7回目の参加となりますが、2022年に自己記録を更新したように、ゴールドコーストマラソンは完走者の約6割が自己ベストを記録すると言われる、PB更新を目指すランナーにとってはオススメのロードレース。さらにショッピング、観光、グルメetc.ビフォーアフターを思う存分楽しめるなど、日本のランナーにとって総合的な満足度が最も高い海外マラソンのひとつです。そんなゴールドコーストマラソンの魅力を紹介したいと思います。

毎年7月に、オーストラリアのクイーンズランド州で行われるゴールドコーストマラソン。数多くの日本人ランナーが参加し、ホノルルマラソンとともに、日本で最もポピュラーな海外マラソンのひとつとなっています。その理由は、日本との時差がたったの1時間なので、時差ボケに悩まされることもなく、コースが平坦(最大高低差8m)で走りやすいところ。世界記録が何度も記録されているベルリンマラソンの最大高低差が20mなので、いかにフラットであるかということが理解できると思います。さらに、スタート時の平均気温9度(午前11時は16度)という気候の好条件があり、完走者の約6割が自己ベストを更新しているという、PBを目指すランナーにピッタリなレースだから。ちなみに自分も、2022年の大会において3時間50分50秒でゴール。2018年のこの大会以来4年ぶりに自己記録を更新することができました。昨年は、公私ともに仲良くさせてもらっているくれいじーかろこと甲斐大貴選手が、ハーフマラソンとフルマラソンの両方を走り、ハーフマラソンが1時間13分47秒、フルマラソンは2時間29分47秒で、合計3時間43分34秒で、両方を走ったランナーのベストタイムを記録しました。今年も日本を代表するランニングインフルエンサーでウルトラランナーのみゃこさんを始めとした何人かのランナーが、土曜日のハーフマラソンと日曜日のフルマラソンの両方を走ることになっていました。

今回、自分が一緒に参加することになったのは、コミカルな内容ながらランニングシューズに対する造詣の深さが感じられる動画クリエイターのYOSHIKI君、これまで参加した31回のフルマラソン、2回のウルトラマラソンをすべて完走しているタレントでモデルの中村 優さん、1型糖尿病に負けず、さまざまなアクティビティにチャレンジする星南さんの3名で、自分以外はゴールドコーストマラソンに参加するのは初めて。みんな去年までのゴールドコーストマラソンに関する記事やYouTubeを見てくれていて、この大会に出たかったそう。そして「楽しみつつPB更新を目指す!」という目標は共通で、成田空港からカンタス航空で一路ブリスベン国際空港へ。かつてはジェットスター航空で日本からゴールドコースト国際空港への直行便が就航していましたが、現在は運休中。自分は7回目の参加となりますが、初めて参加した2017年のみカンタス航空のブリスベン線を利用し、それ以外はシドニー乗り換えでゴールドコースト国際空港に降り立ちました。シドニーとゴールドコースト間はいくつもの航空会社が複数便を飛ばしていますが、やはり「乗り換えのないのはいいなぁ」と思いました。2019年にはロストバゲージも経験しているので。

ブリスベン国際空港からUberで滞在先のメリトン ブロードビーチへと向かいます。100kmほどの行程ですが、ハイウェイを使用するので1時間ちょっとで到着。日本円で2万2000円ほどですが、人数が多ければそれほど高いとは思いません。ちなみに空港から各ホテルを巡回するシャトルバスは1名片道72豪ドル(約7,022円)、往復138豪ドル(約13,459円)なので、人数が多ければUberをお勧めします。

1時間ちょっとでブロードビーチにあるメリトン ブロードビーチに到着。ここに滞在するのは3回目ですが、日本風に言うと高級コンドミニアム。フルキッチン完備で、洗濯乾燥機も備えられています。広いリビングルームの2ベッドルームのスイートルームは99平米で、男女分かれて宿泊しますが、ダブルベッドなので最大4名まで泊まれます。決して安くはないですが、宿泊料金が高騰しているアメリカやイギリスあたりと比較するとマラソン期間中も許せるレベルなので、予算面で海外マラソンへの参加を不安に思っているランナーにも、ゴールドコーストマラソンをオススメしたいです。ちなみに、ボストンマラソン期間中のボストン市内中心部の部屋はもっと狭くても、1泊最低で15万円ほど。30~50万円も珍しくありません。そして、ゴールドコーストの中心部ではなくブロードビーチに宿泊するメリットは、ゼッケン受け取りのエクスポ会場であるゴールドコーストコンベンションセンターまで徒歩圏内ということ。荷物を預け、早速ゴールドコーストマラソンエクスポへと向かいました。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025
これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025
これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

メリトン ブロードビーチからゴールドコーストコンベンションセンターは、450mしか離れていないので7分ほどで到着。飛行機の遅延によって来場者が集中して、ゼッケン受け取りに長蛇の列ができた年もありましたが、今年はスムーズに受け取りができ、センサーチェックを済まして物販エリアへ。スポンサーのアシックスが大きなスペースを構えていますが、今年も記念アパレルは売り切れているアイテムが多い。事前に予約ができるそうなので、絶対に手に入れたい人は事前予約をオススメします。アシックスエリアを抜けるとさまざまなブランド、大会のブースが並ぶエリアへ。こちらでは当日にレースで供されるドリンクの試飲もできます。また、日本未展開のスタイリッシュなブランドもありますので、いろいろチェックするのも楽しいですよ。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

オフィシャルスポンサーのアシックスの記念モデルは売り切れも多いので、事前予約がオススメです。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

日本でもポピュラーなフィーチャーズのソックスもスペシャルバージョンが用意されます。

ランチは、ローカルの著名なバーガーショップ「Betty’s Burger」でハンバーガーを食べ、夕食は三津家君、かろ&みゃこの両名、こわだ君たちと合流し、楽しい時を過ごしました。土曜日はハーフマラソンの開催日ですが、自分たちは毎年恒例のモーニングランを開催。サーファーズパラダイスのアーチに集合し、YOSHIKI君がリードするストレッチのあと、約3kmをファンラン。40人ほどの皆さんが参加してくれましたが、YOSHIKI君、優さん、星南さんと一緒に写真を撮ったりして楽しんでくれたようで何より。自分たちは走ったあとはビーチ沿いのカフェ「BEACH CAFE」でコーヒーと朝食を楽しみました。ゴールドコーストはスタイリッシュなカフェも多いので、朝食やランチもエンジョイできることでしょう。レース前日の夕食はカーボローディングということで、優さんお手製のパスタを2種。まあまあな量がありましたが、美味しかったので、あっという間に4人で平らげました。翌日は4時台には起きないといけないので、早めに就寝しました。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

ランチで食べた「Betty’s Burger」のハンバーガー。ビーフの風味が存分に感じられて美味しかったです。

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ディナーは人気店の「SANDBAR」へ。三津家君を始めとして日本から参加している知り合いランナーが集結しました。

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モーニングランは観光名所としても知られるサーファーズパラダイスのアーチに集合。YOSHIKI君のストレッチからスタートし、3kmを会話を楽しみながら走りました。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

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モーニングランのあとは「BEACH CAFÉ」で朝食。ゴールドコーストはスタイリッシュなカフェが多いですね。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

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レース前日の夕食は、優さんお手製のパスタでカーボローディング。美味しかったので結構な量を4人であっという間に平らげました。

さて、レース当日は日本から持ってきたパックご飯とふりかけでの朝食を食べ、トラムの始発駅であるブロードビーチ・サウス駅に向かいます。ここ4回はブロードビーチエリアに宿泊しているので、確実に座れるのがありがたい。メインの繁華街であるサーファーズパラダイスエリアのカヴィルアベニュー駅あたりでは、ランナーがホームにあふれていて、何本か列車をスルーしないと乗り込むことができません。そんなこともあって、最近はブロードビーチエリアに宿泊しています。ゴールドコーストコンベンションセンターやエリア随一のショッピングモールであるパシフィックフェアに近いという理由もありますが。トラムは30分ほどでスタートエリアのサウスポート駅に到着。駅からスタートエリアに向かう人の波は、日本の夏祭りに向かう群衆を思い出させます。

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MAURTENの液体タイプのために今回はザック(THE NORTH FACEのHST FUME6)を背負うことに。ショートタイツは最近連続してレースで着用している2XUのライトスピード リアクト コンプレッションショーツをセレクト。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

シューズはアシックスのMETASPEED EDGE TOKYOを昨年に引き続き着用しました。

スタートエリアに着くと荷物預けに向かい、自分はスタートコラルBなので、ここでコラルAのYOSHIKI君とコラルCの優さんと星南さんと別れます。と思ったら、コラルBの入り口で「Your starting area is not B but C」と言われる。ゼッケンをよく見ると確かにCでした。これまでAかBだったので、勘違い&確認不足でした。今回の目標は自己記録更新プラス3時間50分切り。コラルCの3時間50分ペーサーに付くか、3時間40分ペーサーに付くか迷って、3時間40分のペーサーのそばからスタートすることにしました。

車椅子部門のあと、フルマラソンもエリートが6時15分にスタート。コラルCの自分がスタートしたのは、その11分後の6時26分。当日の夜明けは6時13分なので、まだうす暗いなかを走り始めます。走ってしばらくして、あることに気付きます。「あれ、なんだか蒸し暑い!」 そう、いつもはスタート前じっとしているときはもっと寒くて、走り始めてはじめて快適になるというのが、このレースの序盤の展開なのですが、今回は1kmも走っていないうちに背中が汗びっしょり。あとで確認してわかったのですが、例年は9~12℃のスタート時気温が、今年は15~16℃あったとのこと。発汗が多いわけです。それゆえkm/5分20~25秒前後で走るはずが、km/5分30秒~5分40秒くらいでしか走れない。練習量は充分とは言えませんでしたが、それでももう少し走れると思っていただけにちょっぴりショックでしたが、行けるところまでは行こうとベストは尽くしました。しかしながら、10km近辺でもペースが上がらないので、今回は写真を撮りながらファンランに切り替えます。考えてみたら、これまでの6回は景色を見る余裕もほとんどなかったので。走りながらポイント、ポイントで写真撮影していると、あることに気付きます。それは今回のコースが、これまでからかなり変更されているということ。より多くのフルマラソン参加者を受け入れるために、去年から4km地点で「シーワールド」方面へと走るコースへと変更されましたが、今年はそれ以外も数多くの変更点が。一番驚いたのは、トラムの「サーファーズパラダイス駅」の真横を走ったこと。今までのコース設定でさすがにこれはなかったのでかなりびっくりしました。このエリアは沿道の応援が多く嬉しかったですが。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

2人とはコラルが違うと思っていたので「ゴールで!」と別れましたが、実際は同じコラルCからのスタートだということをあとで知ります。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

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どちらのペーサーと走ろうか迷いましたが、3時間40分のペーサーに着くことに。気温と湿度の高さもあり、早々に置いて行かれましたが…。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

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今まで通りのコースを踏襲している箇所もあれば、「サーファーズパラダイス駅」の横を走るような、従来とは全く異なる箇所を走ることもありました。

そして、サーファーズパラダイスのアーチ前で撮影していると「Can I…」といった感じで「写真を撮りましょうか?」と聞かれたので、「Sure!」と応え、写真を撮影してもらいました。考えてみれば、この大会は毎回記録を狙いにきていて、ビフォーアフターは楽しみつつ、レース中はガチで走り続けていたので、「ゴールドコーストマラソンはファンランでも楽しいなぁ…」というのを初めて体験しました。ゴールエリア近辺のアップダウンを通り過ぎると、37km手前の折り返しまでひたすら走ります。途中応援が少ないエリアがあり、心が折れそうになりますが、7回目ともなると、いろいろと気を紛らわせる方法を知っているので、とにかく足を動かし続けます。37km手前の折り返しに到着すると、あと5kmちょっとということで、心の余裕が生まれます。毎年思いますが、40km前後の海越しにゴールドコーストのビル街を望む景色は本当に美しい。この景色からエネルギーをもらってしばらく走ると、41km手前でゴールへの大通りであるマリンパレードにぶつかります。ここからの応援はもの凄く、ゼッケンに「MARK」と記されているので、「GO MARK!」「MARK ALMOST THERE!」という声援が嬉しかったです。残り250mのゲートを通過してしばらくすると、みゃこ&かろの2人がジャパンテントでランナーを応援してくれていたので、そこでしばらくお話してからゴールまではペースアップしてゴール! 手元のCOROSで4時間32分22秒、公式タイムは4時間32分19秒でした。ちなみに、ハーフマラソンとフルマラソンの両方を走ったウルトラランナーのみゃこさんは、ハーフマラソン1時間24分23秒、フルマラソン2時間58分47秒、トータル4時間23分11秒のコースレコードで女子の部の優勝でした。素晴らしい!

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

サーファーズパラダイスのアーチ前でランナーを撮影していると「撮りましょうか?」と声をかけられ、パシャリ。考えてみたらここまでファンランでゴールドコーストマラソンを走るのは初めてでした。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025
これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

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スタート&ゴールエリアに戻ってくる30km~32kmくらいは、精神的にきついと感じる人がいるかも。同じくゴールを通り過ぎる湘南国際マラソンを思い出します(笑) このレースでは数少ないちょっとしたアップダウンもあるので。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

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37km手前の最後の折り返し。残りあと5kmです。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

40km前後で迎える個人的にゴールドコーストマラソンで一番好きな景色。海越しにビル群を見るとテンションが上がってペースアップできます。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

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ゴール間近のエリアの声援は毎回もの凄く、思わず笑顔があふれます。

ゴール後はミストシャワーのサービスのあと、ドリンクやフルーツを受け取って、メダルをピックアップ。それに加えて、昨年から供されるようになったランニングキャップの出来栄えが今年も素晴らしいことに喜びます。走り終わったランナーの表情を見ていると、満足気なランナーが圧倒的に多いことがわかります。荷物をピックアップしてしばらくすると、優さんと再会でき、レースの報告を聞くと、なんと4時間07分52秒の公式タイムで自己記録を更新。素晴らしい! その後も星南さんとYOSHIKI君も帰ってきて、2人はレース直前に脚部に負傷したことから、残念ながら満足いく走りはできませんでしたが、ゴールドコーストマラソンをエンジョイしたようでなにより。

しばらくまったりしたあと、サウスポート駅そばの日本料理店で、それぞれ好みのメニューをオーダー。自分はざる蕎麦をオーダーしましたが、YOSHIKI君の海老カツ丼が凄いボリュームだったのに対し、優さんのうどん(S)が想像を超えて小さかったのを見て、みんなで爆笑したのはいい思い出。「オーストラリアだからSでも日本の並盛くらいあるんじゃないの!?」と話していたら、実際は「赤いきつね」のまめサイズくらいしかなかったので。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025
これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

自己記録更新はできませんでしたが、ファンランでもこの大会は楽しいということを体感できました。前回からもらえるようになったランニングキャップは本当に嬉しいです。

昼過ぎまでは各自思い思いに過ごし、夕方からはゴールドコーストマラソン日本事務局のオフィシャルパーティへ。こちらには川内優輝選手を始めとしたエリートランナーも参加しており、美味しい料理をつまみに知り合いのランナーとレースを振り返りました。このオフィシャルパーティは久しぶりに復活しましたが、来年も開催されるようでしたら、絶対に参加したいと思いました。オススメです。パーティのあとは、部屋のリビングルームで三津家君とワールドマラソンメジャーズ制覇を目指す福岡の倉光さんも合流して、ランニングを始めとしたいろいろな話で盛り上がりました。なんか海外にいる気がしませんでしたが、こういうのもいいですね。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

リビングルームで気の置けないメンバーでワイワイガヤガヤとゴールドコーストマラソンのアフタートーク。こういのうのはやっぱり楽しいですね!

レース翌日の月曜日は、「カランビン ワイルドライフ サンクチュアリ」へ。ここはさまざまな野生動物が飼育されていることで有名ですが、なかでも有名なのがコアラの存在。ただ飼育されているだけでなく、オーストラリアでも数少なくなったコアラを抱っこできる施設なのです。YOSHIKI君以外はコアラ抱っこの経験があったので、今回は彼だけが体験しましたが、その独特な触感と愛くるしい表情に魅了されていました。自分も一昨年体験しましたが、若いコアラの体毛は本当に柔らかく、ずっしりと重いぬいぐるみのようでした。次回ゴールドコーストマラソンに参加されるランナーにぜひとも訪れてほしい施設です。

「カランビン ワイルドライフ サンクチュアリ」を訪れたあとは、ここ最近毎回訪れている「THE RAMB SHOP」でラム(子羊)を用いたギリシャ料理であるスブラギをローカルビールで流し込みました。今回で4年連続の訪問となりますが、毎回同行してくれているメンバーからも評判のよいお店です。

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

これまで以上に盛り上がった!ゴールドコーストマラソン2025

レース翌日は「カランビン ワイルドライフ サンクチュアリ」へ。ここは何と言ってもコアラが有名。YOSHIKI君はコアラ抱っこ初体験でした。

帰途に就く日は朝の便だったので、早朝ロビーに集合してUberで。偶然にも行きにブリスベン空港から乗せてくれたドライバーで、そんなこともあって車内では会話に花が咲きました。ひとつ注意したいのが、朝の時間帯はハイウェイの渋滞が凄いので、時間の余裕を持って空港に向かったほうがいいということ。あと、ブリスベン空港のチェックイン、荷物検査etc.も日本やアメリカあたりと比較するとかなりスローなので、出発の3時間前に空港についていたほうが安心です。ゴールドコースト空港ではかなりスピーディに搭乗口まで辿りつけたのとは対照的でした。ブリスベン空港を出発したカンタス航空QF61便は、夕方には成田空港に到着。時差が1時間しかないから体調も問題なし。「来年もまた走りたいですね!」という言葉が自分以外の3人からも聞かれたように、ゴールドコーストマラソンを気に入ってもらえました。来年は4人ともコンディション万全で走り、自己記録を更新できたら最高です。特に優さんにはサブ4を達成してほしい。というわけで、自分の7回目のゴールドコーストマラソンは無事終了しました。これまで海外マラソンは50回以上走っていますが、「タイムの出しやすさ」「沿道の応援」「ビフォーアフターを楽しめるか」「時差が少なく体調を整えやすいか」「治安」etc.さまざまな項目を総合的に評価すると、ゴールドコーストマラソンはトップ3に入ります。これまで海外マラソンを走ったことがないというランナーの海外マラソンデビューにも最適なので、2026年7月4日、5日に行われる「GOLDCOAST MARATHON 2026」でお会いしましょう。自分も土曜日のモーニングランの会場、日曜日のフルマラソンのスタートラインにいるはずです。
See you at the startline of the GOLDCOAST MARATHON 2026!

ゴールドコーストマラソンに関する情報は下記より入手できます。
OFFICIAL WEBSITE
http://www.gcm.jp/

GOLD COAST MARATHON 2026は12月2日(火)よりエントリー開始。フルマラソンとハーフマラソンはオーストラリア国内のランニングムーブメントの盛り上がりに伴い、当日の売り切れが予想されていますが、その際も日本事務局と一部旅行会社経由での申し込みは可能。スケジュールを調整してぜひ参加してください!

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