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COLUMN

ランニングに効く、自重筋トレ(上級編・前編)

2021.01.02
Takuya Mamada

お久しぶりです! 全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナーの儘田琢哉です。本年も宜しくお願い致します。

さて、早速ではありますが、年末年始を自宅で過ごして運動不足だ、という方はもちろん、自分はしっかり動いているぞ、という方まで、新年早々ではありますが、ぜひチャレンジしていただきたいメニューをご用意しました。さらに、これまで紹介してきた自重トレーニングメニューではもの足りないという方のために、今回は「上級編」をご紹介します。

自重筋トレ・前編、脚のトレーニング。

前編となる本日は、脚のトレーニングメニューです。①~④と、やり方を変えた4種類のスクワットにトライして、下半身の筋力アップに役立ててください。

①~④の種目間のインターバルは設けません。連続して行いましょう。そして回数は20回ずつからスタートし、レベルに合わせて回数を増やしてください。また、タオルを使う種目がありますので、事前に用意してください。

今回紹介する種目は、膝や肘に大きな負担がかかりますので、膝や肘に疾患やケガのある方は行わないでください。

脚のトレーニングのポイント。

■各種目に記載している「リズム」をキープしましょう。
■一回ずつ丁寧に行いましょう。

脚のトレーニング①:スクワットA
【姿勢】
・足の指で地面をしっかり掴む。
・あごの前で手を組む。
・胸を張る。
【呼吸】
・上げるときに吐く。
【動作・ポイント】
・肘が膝につくまでしゃがむ。
・しゃがんだときに猫背にならない。
【リズム】
・2秒かけてしゃがみ、下で1秒止まり、1秒で上がる。


脚のトレーニング②:スクワットB

【姿勢】
・脚を肩幅にひらく
・足の指で地面をしっかり掴む。
・手を床に水平に前へ出す。
【呼吸】
・上げるときに吐く。
【動作・ポイント】
・完全にしゃがみきる。
・かかとは浮かさない。(つかない人は徐々につけられるようになります)
・しゃがんだときに猫背になってもOK。
【リズム】
・2秒かけてしゃがみ、下で1秒止まり、1秒で上がる。

脚のトレーニング③:スクワットC
【姿勢】
・足を揃える。
・膝にタオルをはさむ。(O脚の方はタオルをはさまなくても良いのですが、スクワット中に膝が開かないように意識してください。タオルでなくてもOKです)
・足の指で地面をしっかり掴む。
・手を床に水平に前へ出す。
【呼吸】
・上げるときに吐く。
【動作・ポイント】
・完全にしゃがみきる。
・かかとは浮かさない。(つかない人は徐々につけられるようになります)
・しゃがんだときに猫背になってもOK。
・膝にはさんだタオルを落とさないように。
【リズム】
・2秒かけてしゃがみ、下で1秒止まり、1秒で上がる。

脚のトレーニング④:ランジ
【姿勢】
・片足を大きく踏み出す。
・足の指で地面をしっかり掴む。
・胸を張る。
・手を床に水平に前へ出す。
【呼吸】
・上げるときに吐く。
【動作・ポイント】
・後ろ足の膝が床につくギリギリまで垂直に下ろす。
【リズム】
・2秒かけて下げ、下で1秒止まり、1秒で上がる。

最後に
筋トレは身体に強い負荷をかける行為であり、血管系のトラブルを招く場合があります。筋トレを始める前に“血圧”を計ることをオススメしていますが、血圧の上が140、下が90を上回る場合は危険なのでトレーニングは控えましょう。

明日は「ランニングに効く、自重筋トレ(上級編・後編)」をお届けします。

 

■関連記事
第1回 ランニングに効く、効果的な筋トレ(第1回)
第2回 ランニングに効く、効果的な筋トレ(第2回)
第3回 ランニングに効く、自重筋トレ①
第4回 ランニングに効く、自重筋トレ② (腹筋集中トレーニング)
第5回 ランニングに効く、ダンベルトレーニング①
第6回 ランニングに効く、ダンベルトレーニング②(腕と肩のトレーニング)

Takuya Mamada
儘田 琢哉
全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)認定パーソナルトレーナー。 身体が変化するには“やればやっただけ”でよいのか? 20年以上にわたりトレーニングを続けてきたなかで効果が見出せなかったことから、「“身体自らが変化”しようとする力を引き出すにはどうすればよいか」に着目。結果、数ヶ月の間に自身の身体で筋肉をおとさず脂肪のみ20kgおとし、心肺機能の向上にも成功。自身の経験をパーソナルトレーナーとして広めている。
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