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ぼくのトレイルランニングシューズ史(3)

2019.09.25
Yuichi Shibui
渋井 勇一 デザインオフィス「RASSLIN’&CO.」代表
トレイルランニングをベースとしたライフスタイルブランド「Mountain Martial Arts(MMA)」ディレクター。トレイルランニングに出会い人生が変わったことから、アクティビティのあるライフスタイルの楽しさを提案するブランドを立ち上げ、デザイン性のあるオリジナルウェアとトレイルの情報を発信するWEBメディアを展開。マイペースに楽しむがモットー。2012年 STY(Shizuoka to Yamanashi)完走/2012年 日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走/2013年 おんたけウルトラ100k 完走/2017年 Ultra Trail Australia50 完走/2017年 OCC(Orsieres-Champex-Chamonix)完走 http://mountain-ma.com/

その1はこちら→「ぼくのトレイルランニングシューズ史(1)」

その2はこちら→「ぼくのトレイルランニングシューズ史(2)」

2012年5月、初のロングトレイルレースSTYに完走し、その勢いのまま同年8月にヨーロッパ遠征した。世界最高峰のトレイルランニングレースUTMBのハーフレースであるCCC(100k)に挑戦するために。

さて、CCCは消極的選択でALTRA LONE PEAKで走ろうと思っていた。ベストではないが、ベター。硬いと言われているヨーロッパのトレイルと、雨天予報だったため防水性の低いLONE PEAKでは少し不安があった。

現地シャモニーでは世界中から多くのランナーが集まっていた。足元はSalomon、montrailが多かったが、一部のランナーが履く厚底のシューズが存在感を放っていた。HOKA ONE ONEである。

HOKA ONE ONEに関しては、以前フイナムブログに詳しく買いたので、そちらから一部転載する。

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ぼくらがHOKA ONE ONEを初めて知ったのが、2010年のハセツネだった。日本山岳耐久レース、通称ハセツネは、奥多摩の山々を舞台とした75kのトレイルランニングレースで、当時国内最高峰と呼ばれていて注目度も高かった。

2010年、そのハセツネに突如として現れ、優勝をかっさらってしまったのがHOKA ONE ONE契約ランナーのLudovic Pommer選手。創業者のNicolas Mermoud選手も15位に入り、二人の足元を飾る見たこともない厚底シューズは一気に注目を浴びた。ぼくはノースウェーブを思い出したw

2010年頃はベアフット(裸足ラン)が大流行だっただけに、厚底のインパクトは抜群。しかも国内最高峰のレースでの優勝という結果を伴い、日本でのプロモーションは大成功だったと言えよう。

もちろんぼくも興味を持ちショップに見に行ったけど、当時のHOKA ONE ONEのクオリティは決して褒められたものではなく、高額であることもあって購入には至らなかった。そしてひっそりと日本から姿を消した(と思う)。

再会したのは2012年のフランス、シャモニー。世界最高峰のトレイルランニングレース「UTMB」のハーフレース「CCC」に参加するために訪れていたのだが、この時期は世界中から5000人以上のトレイルランナーが集まるシャモニーで、HOKA ONE ONEを履いているランナーが多いではないか!

しかもクオリティも抜群に向上していて、これは欲しい!と思いシャモニー中のショップを巡り、なんとかSTINSONというモデルをGET。翌日はそれを履いてレースに出るという暴挙!(初めて履くシューズでいきなりロングレースに出るのはオススメしません)

レースは残念ながら実力不足でDNFだったが、足はノーダメージだった(ただグリップが低く、吹雪く2500mのグランコルフェレを登るのに難儀した)。

たしかその年だと思うけど、日本でのインポーターも変わり、HOKA ONE ONEは一気にトレイルランナーに認知され、一躍人気シューズに。その頃にはベアフットブームが終わっていたのは、時代の流れだろうか。

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全文はコチラ→「HOKA ONE ONEにまつわる思い出話」

今ではHOKA ONE ONEはトレイルの枠を超えて、ロード、そしてファッションシーンで存在感を示している。フランスのインディペンデントから誕生し、アメリカの大資本が力となり、製品のクオリティとバラエティが一気に広がった印象で、今後もさらに発展することだろう。

ぼくはこのところロードランではHOKA ONE ONEはあまり履く機会がなかったが、最近話題のCARBON Xを入手。これまでのふわふわしたクッション性とはまったく異なる履き心地で、HOKE ONE ONEの引き出しがさらに広がったというところだろうか。

さらに登山ではHOKA ONE ONE Speedgoat Mid WP一択。北アルプスのようなガレ場でもしっかりと足首をサポートし、vibramソールの圧倒的なグリップ力は高い信頼性を持つ。加えて防水仕様と、登山に必要な要素が揃っている。

トレイルランニングはもちろんのこと、登山、デイリーユースでHOKA ONE ONEの出番は多くなっている。使えるシーンが広がり、プロダクトとして進化する様はブランドとしての真っ当な成長。幸運なことに、ぼくらはその歴史に立ち会っている。

そして、自分のブランド「Mountain Martial Arts」もそうありたいと思っている。

(続く)

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