安定性と快適性を高いレベルで両立! YONEXの「CARBON CRUISE GLIDER」はさまざまなシーンで活躍する汎用性に優れた1足だ!
ランニングカテゴリーに参入以来、シーズン毎に走行性能を向上させ、着実にランナーからの支持を集めてきたYONEX<ヨネックス>のランニングシューズ。現在では豊富なラインアップを誇り、あらゆるタイプのランナーの要望に応えることに成功している。今春、そんなヨネックス ランニングのプロダクト群に安定性と快適性を高いレベルで両立した「CARBON CRUISE GLIDER(カーボンクルーズグライダー)」が仲間入り。その走り心地を南井編集長が体感した。
まるで“クルーズ”しているような
楽しいランニング体験を提供してくれる!
カーボンクルーズ グライダーは、その優れたクッション性と安定性、自然な推進力で、ランナーから高い評価を得ていたセーフラン200Xの後継モデルとしてリリースされた最新モデル。より安定性に特化しており、快適な走りへ導くため性能をアップグレードすることで、まるでクルーズしているような楽しいランニング体験を提供。これまで以上にトータルバランスに優れた走行感と、ランナーと過ごすさまざまなシーンに溶け込む優しいペールトーンカラーを融合している。このように「ランニングはライフスタイルの一部」と考えるランナーにピッタリの1足に仕上がっており、ランニングシーンはもちろんのこと、ウォーキングやオフシーンでも活躍してくれる汎用性に優れている点も嬉しい。カーボンクルーズ グライダーは、さまざまなシーンでシームレスに履くことができるシューズを探しているランナーにピッタリなプロダクトといえよう。
「走ればわかるさ!」
南井編集長のウエアリングインプレッション。
編集長・南井正弘によるウエアリングインプレッション「走ればわかるさ!」。今回はヨネックス ランニングの最新作、カーボンクルーズ グライダーをトライ。デイリー・リカバリージョグ・LSD・フルマラソンなど、シーンごとの適性をレビューする。
日々のランを楽しくしてくれる1足!
これまでにいくつかの<ヨネックス>のランニングシューズを履いてきたが、今回トライするカーボンクルーズ グライダーは、これまでの同ブランドのプロダクト以上に、そのデザイン、カラーリングもあって、ランニングシーンだけでなく、ライフスタイルシーンにも溶け込む1足だと思う。
まず足を入れると、日本のブランドだけに足長と足囲のバランスが絶妙で、フィット感が素晴らしい。ミッドソールの沈み込みは少ないが、充分なクッション性も有しており、<ヨネックス>独自のカーボンプレート、3Dパワーカーボンが内蔵されていることもあって、安定性も高そうだ。

カーボンクルーズ グライダーは、そのカラーリング、シンプルかつベーシックなデザインもあり、ランニングシーンだけでなく、ライフスタイルシーンにも対応してくれる点が嬉しい。
走り始めると、着地から蹴りだしまでを自然に導いてくれる感覚。アウトソールの幅もワイドで、優れた安定性をキープしつつ、スローペースで楽に走ることができるタイプであることがわかる。<ヨネックス>のラインアップで最近お気に入りとなっているカーボンクルーズXRと比較すると、設定スピードはゆっくりで、疲れが残っているときでも、このシューズなら苦も無く楽しく走り切ることができた。
リカバリー時の疲労抜きジョグにも最適なスペック!
レースにおいてベストな走りを目指すランナーにとって、通常よりも負荷の高いペースで走るポイント練習や、長い距離を走るロング走は、走力アップに効果的である。そんなトレーニングの翌日は、リカバリーのために普段よりもペースを上げずに短時間で行う疲労抜きジョグが、筋肉疲労を回復させたり、疲労物質を排出したりするのに効果的。カーボンクルーズ グライダーは、このようなシチュエーションにも対応してくれる。前述の通り安定性が高く、適度な推進力を有していることから、無理なく疲労抜きジョグを行うことが可能で、負荷の高いトレーニングからのリカバリーを促進してくれるだろう。
持久力向上のためのLSDにも対応!
ランニング用語としてのLSDとは、Long Slow Distance(ロング・スロー・ディスタンス)の略称であり、「長く、ゆっくり、距離を走る」トレーニングのこと。長距離をゆっくり走ることによって、筋持久力がアップするのはもちろんのこと、毛細血管が発達して、全身への酸素の供給をスムーズにする効果も期待できるため、楽に長く走れるようになる。正しいフォーム、着地位置を意識してゆっくり走るLSDにも、安定性と適度な推進力を兼ね備えたカーボンクルーズ グライダーはしっかりと対応。このシューズを履いて、一歩一歩のストライドを丁寧に、決められた距離を走り切れば、効率よく持久力を向上させることができるはずだ。
ビギナーから中級者のフルマラソン用としても!
カーボンクルーズ グライダーは、これまでの<ヨネックス>のランニングシューズと比較しても、安定性と快適性を特に高いレベルで確保している。それだけにハーフマラソン、フルマラソンといったロードレースで履くシューズとしても最適。これまでトータルで60kmほどテストランしたが、その適正ペースから判断すると、フルマラソンで完走目的のランナーから5時間を切るサブ5に向くスペックだと思う。
特に高いレベルで安定性を確保している点は、脚力が充分でなく、ヒザや腰といった関節を痛めやすいランニング初心者には、着地時のグラつきの心配が少ないこのシューズは大きな味方となってくれる。なぜならフルマラソン完走のためには5万回弱着地するわけで、着地が不安定であれば、ランナーの関節や腱、筋肉に確実にダメージを与えてしまうからだ。個人的にはリゾートマラソンにおいて、サブ5でゴールしたいときに、カーボンクルーズ グライダーを履いてみようと思う。
「CARBON CRUISE GLIDER」のスペックをチェック!
カーボンクルーズ グライダーには、<ヨネックス>が誇る最先端技術が結集されている。幅広いランニングシーンで活躍する、その秘密を紹介する。
POWER CUSHION PLUS(パワークッションプラス)
衝撃吸収性と反発性を併せ持つ「軽く、疲れにくい」衝撃吸収反発素材「パワークッション」に、反発性の高い特殊樹脂を添加し、+型の溝を最適な間隔と深さで格子状に配置した新構造の「パワークッションプラス」を踏み付け部に集中的に搭載。従来の軽量性をキープしつつ、衝撃吸収性をEVAとの比較で28%、反発性を62%向上させ、12mの高さから落とした生卵が、割れずに6m 以上跳ね返るという抜群の衝撃吸収反発性を発揮する。
3D POWER CARBON(3D パワーカーボン)
安定性が高いフラット形状の「3Dパワーカーボン」を搭載。前足部はしなりのある構造にすることで自然な前進を促し、快適な足運びを実現。また、中足部には2本のリブ溝を設けることでねじれ剛性を高めつつ、踵部はカップ状に立ち上げることで着地時の足のブレを抑制する。
FEATHER BOUNCE FOAM(フェザーバウンスフォーム)
アーチフォーマー周囲に高反発素材のフェザーバウンスフォームを搭載。内側への倒れ込みをさらに抑制し、長距離走行をより快適にサポートしてくれる。
ENDURANCE RUBBER(エンデュランスラバー)
従来の発泡ラバーと比較して約2倍の耐摩耗性を誇り、テニスのトッププロも愛用するシューズに採用される高耐久のラバー素材をアウトソール全面に用いた。凹凸のソールパターンが刻まれており、グリップ性も高めている。
中足部ベルト
シューレースと連動する中足部に配されたベルトが、シューズと足の高いレベルのフィット感を提供してくれる。
履き口とシュータンのスポンジ
履き口周囲とシュータン内部に、ボリュームたっぷりにスポンジを内包することで、優しく足を包み込みピッタリとフィット。長時間の走行でも快適な履き心地をキープする。
CARBON CRUISE GLIDER
価格:19,800円(税込)
サイズ:(Mens)24.5cm~29.0cm (Womens)22.0cm~26.0cm
URL:https://www.yonex.co.jp/running/
(Men’s)

Smoke Mint

Sand

Black
(Women’s)

Sherbet Orange

Sand

Black
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TEL:03-3836-1221
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