Runners Pulse

ランナーが持つ揺るぎない自信をたたえるためにデザインされた、NIKE（ナイキ）とVirgil Abloh（ヴァージル・アブロー）の“Athlete in Progress（アスリートインプログレス）”コレクション。

これまで数々の驚きと熱狂をもって迎えられ、世界中で人気を博してきた両者の取り組みだが、今回のコレクションでヴァージル・アブローは、ナイキが陸上の世界に残した輝かしい歴史に注目。パフォーマンス用のプロダクトと、ナイキの中でも人気の高いランニングシューズのデザインからインスピレーションを受けた、ランニング後に着用できるアパレルとフットウェアをラインナップする。

1984年のロサンゼルスオリンピックで初めて女子マラソンが正式に採用されてから、自己新記録や世界記録への挑戦など、世界中のランナーたちは常に自分を信じる力を大切にしてきた。それぞれの時代の記録は違っているが、チャレンジする姿勢は全てのランナーに共通しており、ランナーが自分を信じる心はとても力強い。そんなコンセプトで登場した本コレクションは、随所にらしさが散りばめられたスペシャルなアイテム。

ヴァージル・アブローは、「昨年の夏から、今回の女性向けランニングプロジェクトにナイキと取り組んできました。その中で陸上選手たちの美しさやスタイルに強く影響を受け、そして、ナイキのエリート陸上選手たちを私のSS19 Off-White（オフホワイト）ランウェイショーに招き、今回のコレクション開発に向けて自然な流れを作りました」と話している。

ナイキとヴァージル・アブローの“Athlete in Progress”コレクションを着用したキャスター・セメンヤ選手。

“Athlete in Progress”は、昨年9月にパリで行われたOff-WhiteのSS19コレクションの中で、ディナ・アッシャー・スミス、ヴァシュティ・カニンガム、イングリッシュ・ガードナー、カタリナ・ジョンソン・トンプソン、ナビ・ティアム、カテリーン・イバルグエン、そしてレネル・ラモーらのアスリートたちにより発表された。そして、800mのチャンピオンであるキャスター・セメンヤをモデルに起用したルックと共に、まずはランニングトップ、タイツ、NIKE×Off-White ズームテラカイガー 5が最初に発売される予定となっている。

コレクションは6月28日（金）より一部の店舗、その後NIKE.COM/NIKELAB、NIKELAB MA5、SNKRS、DSM GINZAなどで発売予定だ。