「ハセツネCUP 2018」覇者の三浦裕一選手が「Columbia Montrail(コロンビア モントレイル)」とアスリート契約を締結。
公務員を辞してアスリートへ。2009年にマラソンの練習の一環として出場した「陣馬山トレイルレース」で準優勝をかざり、2014年からトレイルレースへ本格参戦。その後、昨年の日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)優勝など数々の好成績を収めてきたトレイルランナーの三浦裕一選手と、エリートトレイルランナーのために開発したHead-to-Toeのトータルコーディネートを提供する「Columbia Montrail(コロンビア モントレイル)」が、アスリート契約を締結したことが発表された。
今回の契約でコロンビアスポーツウェアジャパン所属となり、これまで以上にトレイルランニングに集中できる環境を手にした三浦選手は、次のようにコメントしている。
「いつも応援ありがとうございます。この度、公務員の職を辞して(株)コロンビアスポーツウェアジャパンに所属し、競技を行わせていただくこととなりました。2014年からトレイルランニングという競技を始め、当初は60キロも70キロも山の中を走るというのはまったく未知の世界でした。ですが、様々な制約のある中で競技を続け、その面白さや奥深さというものに魅了されていきました。まだ知らない場所に行きたい、いろいろな景色を見たいという思いで国内のレースに出場し続け、2018年スカイランニング世界選手権・2019年IAUトレイル世界選手権の日本代表に選出していただけました」。
「仕事も続けたい。しかし活動の場も広げたい。というジレンマの中で、競技を始めた当初から応援していただいていた(株)コロンビアスポーツウェアジャパンにご相談し、この決断をする流れとなりました。これからは今まで以上に多くの場に行くことになると思います。今後も山を楽しみながら競技を続けていきたいと考えているので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします」。
三浦選手は今後、トレイルランニングとスカイランニング両方のマウンテンランニング分野において、国内外の様々なレースへ参戦予定という。プロの道を選んだ三浦選手のさらなる活躍に期待したい。
三浦裕一(みうら・ゆういち)
1987年4月14日生。神奈川県横浜市出身。神奈川県立鶴見高校時代に3000m障害でインターハイ出場。國學院大学では1 年まで陸上部に所属し、箱根駅伝をめざしていたが、ケガのため断念。大学2年以降は市民ランナーとして走り続け、大学3年時の初マラソンで2 時間24分台の記録を出す。マラソンの練習の一貫として出場したトレイルレースでの準優勝をきっかけに、2014年からは本格的に参戦。バーティカルレースからロングレースまで幅広い分野で好成績を残し、現在はスカイランニングの日本代表選手として、海外のレースでも活躍している。
主な戦績
2018 スパトレイル 72km 準優勝
2018 北丹沢12 時間山岳耐久レース 44km 優勝
2018 赤城の森トレイルレース 30km 優勝
2018 多摩川源流トレイル 20km 優勝
2018 日本山岳耐久レース 71.5km 優勝
2018 スカイランニング世界選手権 Ben Nevis ultra 47km 10 位
2018 トレイルランナーズオブザイヤー受賞
INFORMATION
(株)コロンビアスポーツウェアジャパン
フリーダイヤル:0120-193-803(受付時間 月~金10:00~18:00・土日祝休み)
www.montrail.jp
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