• instagram
  • youtube
  • rss
スタイリッシュに速く走りたい、すべてのランナーへ
  • instagram
  • youtube
  • rss
SPECIAL

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

2025.07.19
Tsukasa Kawarai
Masahiro Minai

熊本県の阿蘇は世界最大級のカルデラを有し、広大な草原、豊富な温泉や湧き水などの豊かな自然に囲まれ、九州だけでなく、日本全国、海外からも多くの観光客が訪れるエリア。そして、そんな阿蘇を舞台に行われる阿蘇ボルケーノトレイルは、国内外のランナーから高い人気を誇るトレイルランニングレース。このポピュラーなトレイルレースに、最近ランナーから注目を集める「mybrown(マイブラウン)」がスポンサーとして参加。草原維持活動の支援を大会趣旨に掲げる同大会を、「mybrown」運営企業である株式会社オーレックホールディングスがサポートする様子を南井編集長がレポートするとともに、発芽玄米「mybrown」がトレイルランナーから注目される理由を探った。

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

農業機械メーカーのオーレック社と阿蘇ボルケーノトレイルとの繋がり。

発芽玄米のサブスクリプションである「mybrown」を運営するオーレックは、「草と共に生きる」を企業理念に掲げ、草刈機を主力製品としており、この分野では世界でも高い知名度を誇る企業だ。そんなオーレックが「mybrown」の展開をスタートした理由は、日本の農業が抱える課題と、現代人の健康課題という二つのテーマに真摯に向き合ったから。

これは、オーレックの農機を利用して農家が丹精込めて育てた玄米を、消費者に直接届ける玄米のサブスクリプションであり、「あなたは、あなたの食べたものでできている」という古くからの言葉を、「mybrown」は現代的な視点から捉え直したサービスである。我々が口にする一粒の米は、自身のカラダを作るだけでなく、米を育んだ大地、太陽、そして生産者の想いそのものを取り込んでいる。しかし現実は、食の生産現場と私たちの食卓との間に大きな隔たりがある。特に、日本の食文化の根幹である米を取り巻く状況は深刻なものがある。消費量の減少、農業従事者の高齢化や後継者不足は、美しい田園風景の維持をも脅かしている。オーレックは、農業機械メーカーとして現場に深く関わる中でこの課題を肌で感じ、農家の方々が注ぐ情熱と、食の安全や環境負荷低減への真摯な取り組みに感銘を受けてきたという。

「あなたのカラダは大切にする価値がある」という「mybrown」のコンセプトには、自分自身を慈しみ、そのカラダを作る食べ物が、生産者の努力と自然の恵みの結晶であると想うことで、自然環境を守り、食文化を未来へ繋ぐというポジティブな連鎖を生み出したいという願いが込められているのである。

そして、今回オーレックが、阿蘇ボルケーノトレイルのスポンサーに名乗りを挙げるきっかけとなったのは、2024年11月に阿蘇地域で行われた「輪地切り(わちぎり)」省力化に向けた機械の実演会への参加がきっかけだったという。ここでオーレックは、新商品のラジコン草刈機を紹介・実演する機会を得て、この実演会が、オーレックと阿蘇地域との関係の大きな転機となった。実演会を通じて牧野組合の方々と直接言葉を交わす中で、そのとき初めて、阿蘇の草原がどのようにして維持され、それが下流の河川や私たちの生活にどれほど重要な役割を果たしているのか、そしてそのための野焼きがいかに大切かをオーレックのスタッフは知ることとなる。

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

小型草刈り機で高いシェアを誇るオーレックは、阿蘇の草原を守るための「輪地切り」において、自社の技術や製品で貢献したいという想いで阿蘇ボルケーノトレイルをサポート。

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

阿蘇ボルケーノトレイルをサポートするきっかけにもなった自社農機。ハンマーナイフ構造を採用したラジコン草刈機「ブルモアーRC」は、最大傾斜35度までの傾斜地に対応する。

普段、我々が何気なく目にし、その美しさに心癒される阿蘇の広大な草原。しかし、その景観は自然に成立しているわけではなく、多くの人々の知恵と労力、そして伝統的な野焼きによって、悠久の時を経て維持されてきたのである。この野焼きに不可欠なのが、延焼を防ぐために周囲の草を刈り取る「輪地切り」という作業。しかし、農業従事者の高齢化や人手不足は深刻で、この大切な草原を維持管理していくことが年々困難になり、草原が減少しているという現実に同社担当者は強い危機感を覚えた。

オーレックは、「草と共に生きる」を企業理念に掲げ、草刈機を主力製品としており、この状況は看過できるものではなく、阿蘇の草原を守るための「輪地切り」に、自社の技術や製品で貢献できるのではないか。その想いから、阿蘇ボルケーノトレイルへの協賛へと繋がることに。単に大会を支援するだけでなく、ランナーが駆け抜けるコースの一部をオーレックの草刈機で整備するという、具体的かつ直接的な貢献を行ったのである。

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?
阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?
阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?阿蘇ボルケーノトレイルのコースで最もフォトジェニックなエリアである大観峰。ここを走るのを楽しみにして、同大会に参加するランナーは少なくない。

従来の玄米のイメージを覆す美味しさと食感!

自分は、2007年11月よりほぼ毎日のように走るようになり、17年以上経過した現在も継続している。それは両親から譲り受けた丈夫な身体もあるが、運動したらしっかり食べる。しっかり食べるから運動したくなるというルーティンを繰り返しているのも大きな理由だと思う。自分にとっては、走ることと同じくらいに食べることが重要で、17年以上熱を出して寝込むような風邪をひいたことがないのも、日々しっかりと食べているからだろう。月並みな言い方だが、図らずも医食同源を実践しているのかもしれない。運動前はエネルギーに変換されやすく消化の良い米や麺類といった炭水化物、運動後は良質なアミノ酸を多く含む肉や魚、大豆といったタンパク質を多く含む食事を自然と摂るようになって久しい。そして今年の頭に「mybrown」を初めてトライしたが、従来の「玄米=パサパサしている」「白米よりも食べにくい」というイメージを払拭したモチモチとした食感、和食洋食問わずマッチする美味しさで、時々「mybrown」を食べることが楽しみになった。また、「mybrown」を食べるようになってから胃腸のコンディションが以前よりもよくなった気がするのも嬉しいところ。スタートからゴールまで、レースでは何万回、阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルレースでは10万回以上も内蔵が上下左右に揺さぶられるので、ランナーにとって内蔵の状態を良好に保つことはとても重要。栄養面と同様に、この点でもありがたいと思った。

トレイルランナーにも「mybrown」はオススメです!

管理栄養士の荒井恵理子さんは、これまでにトレイルランニングのさまざまな大会で好成績を収めており、現在は「mybrown」のアンバサダーを務めている。そんな荒井さんにランナー、特に長距離を走るトレイルランナーが「mybrown」を食べるべき理由を聞いてみた。

「マイブラウンは、特殊な工程によって玄米を発芽させた<発芽玄米>です。発芽玄米に多く含まれるビタミンB1には、糖質をエネルギーに変換する手助けをする役割があります。トレイルランニングのレースでは、レース中にジェルやスポーツドリンク、エイドの補給食などで糖質を摂取しながらレースを進めますが、糖質の摂取量が増加するほど体内でのビタミンB1の必要量が上がるので、ビタミンB1は積極的に摂りたい栄養素の一つです。糖質・脂質・たんぱく質などの代謝に関与するビタミンB6という栄養素も精白米と比べて多く含まれているのも良いですね。

また、発芽玄米は精白米に比べて食物繊維が多いという特徴があり、食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにし、持続的なエネルギー供給を可能にします。ランナーの補給食の中に食物繊維が多く含まれている食品はあまりないと思いますので、その点もロングレースの補給食としておすすめできるポイントです。

マグネシウムは、筋収縮・筋弛緩に関わる栄養素ですので、発汗によってマグネシウムが失われると脚の攣りや筋痙攣の原因になることもありますが、発芽玄米はマグネシウムも豊富です。そして、補給食を選ぶ際にとても重要なのが嗜好性です。ロングレースの後半ともなってくると、だんだんジェルなどの甘いものが受け付けなくなるというランナーも多いのですが、私が栄養サポートをしているランナーも『めし』は食べられるという人が多いのです。私もトレイルランニング時の補給食として自前の玄米おにぎりを作って携帯しています」。

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

(左)栄養価が高いことはもちろんのこと、モチモチした食感で美味しい点も「mybrown」の大きな魅力。(右)アンバサダーを務める荒井恵理子さんは、阿蘇ボルケーノトレイルでの開会セレモニーのほか、日本各地でその魅力を伝える活動を行っている。A6熊本ゼミナール童夢館では長時間にわたりランナーに声援を送り続けた。

荒井恵理子
管理栄養士 / スポーツ栄養士 / ランナー / トレイルランナー
管理栄養士としてジュニア選手から日本代表選手などのトップアスリートまで、幅広い年代を対象に栄養セミナーや合宿帯同、食事指導、食事提供、レシピ監修などを行う。自身もトレイルランナーとして世界大会や国内大会に出場。入賞・優勝を重ねる。また、安全に楽しく登山を楽しむための山ごはんレシピや補給方法についても発信中。

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?
阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?
阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

最終エイドとなるA6熊本ゼミナール童夢館では、「mybrown」のおにぎりが提供された。ここで食べたランナーもいたが、ゴール後に食べて「本当に美味しくて身体に染みわたりました」と教えてくれたランナーもいた。

阿蘇ボルケーノトレイルのようなロングトレイルを走るランナーが発芽玄米「mybrown」に注目すべき理由とは?

「mybrown」は、全国の有機・自然栽培の玄米を定期発送するサブスクリプション事業。全国の約20の契約農家が育てた、約30種類の無洗米発芽玄米3合パックがランダムに送られ、「次はどんな品種かな?」という楽しみも同時に提供してくれる。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、GABAがアップした発芽玄米は、日々の運動量が多いランナーにもピッタリな存在。無洗米なので炊くのも簡単で、一般的な玄米よりもパサつきがなく、白米同様のもっちりした炊きあがりなのも嬉しいところである。

mybrown
4個プラン 4,980円(初回のみ限定2,988円のキャンペーン中!)
8個プラン 9,780円
12個プラン 14,580円
※サブスクリプションのみの販売になります。プランは、税込み価格、別途送料がかかります。
※1パックは3合/450gです。
※商品の仕様や販売価格は、予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
※お申込み方法等の詳細は下記公式サイトよりご確認ください。

INFORMATION
株式会社オーレックホールディングス
〒834-0195 福岡県八女郡広川町日吉548-22
主食をイノベートする玄米サブスク:https://mybrown.jp/
オーレック公式:https://www.orec.co.jp/

RECOMMEND
CATEGORIES