スタイリッシュに速く走りたい、すべてのランナーへ
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「無駄」の中に存在するカルチャー

2018.04.22
Yuichi Shibui
渋井 勇一 デザインオフィス「RASSLIN’&CO.」代表
トレイルランニングをベースとしたライフスタイルブランド「Mountain Martial Arts(MMA)」ディレクター。トレイルランニングに出会い人生が変わったことから、アクティビティのあるライフスタイルの楽しさを提案するブランドを立ち上げ、デザイン性のあるオリジナルウェアとトレイルの情報を発信するWEBメディアを展開。マイペースに楽しむがモットー。2012年 STY(Shizuoka to Yamanashi)完走/2012年 日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走/2013年 おんたけウルトラ100k 完走/2017年 Ultra Trail Australia50 完走/2017年 OCC(Orsieres-Champex-Chamonix)完走 http://mountain-ma.com/

これは2014年に発売したヴィンテージデニムをプリントしたランニングパンツです。

ある日、Runners Pulseの南井編集長からご連絡をいただき、本誌の巻頭に大きく掲載していただきました。それまで周りのラン友しか着ていないようなブランドだったMountain Martial Artsの認知度が高まったきっかけは、間違いなく南井さんのおかげだと思っています。

さて、自己紹介の続きを。

ぼくは1993年から2005年までユナイテッドアローズに勤めていました。店頭スタッフで入って、営業部に移動し、独学でグラフィックデザインを学んで商品部、販売促進部、広告宣伝部でデザイン関連の業務を担当していました。カタログやロゴ、プロモーション関係のデザインをしたり、グラフィックチームのマネジメントをしたり。

ということで、洋服を取り扱う会社に在籍していたのに、洋服を作ったことはありません(※)。でも、ファッションはカルチャーであること、デザインの重要性など、多くを学ばせていただきました。その学びこそ、Mountain Martial Artsに活きています。

(※)一時期格闘技のお店をやらせていただいていて、そこで少しだけオリジナルウェアを作りました。今の社名もそこから来ています。

前回書いたように、ぼくは超インドア派でスポーツが苦手。だから、少しでも楽しいと思えることを探します。

冒頭のランニングパンツ。当たり前の話ですが、デニムをプリントしても速くはなりません。つまり競技的視点で見れば「無駄」なのです。でも、気持ち的にはどうでしょうか。楽しくなりませんか?

よくする話が「お気に入りのジャケットを着てレストランで食事をすれば気持ちがアガると思います。同様に、お気に入りのウェアを着てスポーツをすれば、楽しくなるに違いありません」ということ。それがぼくが学んだファッションやデザインが持つ力。一見無駄と思える中にこそ、カルチャーが存在するのです。

ぼくはランニングウェアの持つ「ハレ感」が苦手でした。原色多め、ちょっとイケイケ感が見え隠れする。速いランナーなら格好良く着こなすと思いますが、ぼくみたいな鈍足ランナーはあまり目立ちなくない。こっそり走りたいのです。

そこで考えたのが「デイリーウェアに近いアクティビティウェア」。色合いやデザインをデイリーウェア然として、街に馴染むアクティビティ対応ウェア。そのストレートな表現がデニムランパンでした。

Mountain Martial Artsはトレイルランニングブランドではありません。ブランドスタート当時から、ライフスタイルブランドを名乗っています。

「このランパンで大会に出てみたい。」
「このトップスとランパンのコーディネートで走ってみたい。」

競技的視点だけではない楽しみ方。ライフスタイルであり、カルチャーであり、ファッションでもある。そんなブランドを目指しています。

Mountain Martial Arts(MMA)公式サイト
https://mountain-ma.com

MMA Facebook page
https://www.facebook.com/mountainmartial/

MMA Instagram
https://www.instagram.com/mountainmartialarts/

自分のInstagram
https://www.instagram.com/mma_shibui/

MMAサイト内のブログ「文系ランナーZ」
https://mountain-ma.com/bunkei/

ファッションメディアのフイナムさんのブログ「文系ランナー別館」
http://mma-trailrun.blog.houyhnhnm.jp

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