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電動アシストの波がランニングの世界にも!? NIKE<ナイキ>が世界初の電動フットウェアシステム「プロジェクト・アンプリファイ」を発表。

2025.10.28

電動アシストの波がランニングの世界にも!? NIKE<ナイキ>が世界初の電動フットウェアシステム「プロジェクト・アンプリファイ」を発表

急な坂道を涼しい顔で登っていく自転車。電動アシスト機能の力をまざまざと見せつけられる瞬間だが、遂にランニングの世界にもその波がやってこようとしている。

NIKE<ナイキ>は、世界初となるランニングとウォーキングのための電動フットウェアシステムである「プロジェクト・アンプリファイ」を発表。このシステムは、自然な下肢と足首の動きを増幅するように設計され、身体を動かしたいすべての人にこれまでにない推進力を提供。より速く、より遠くへ、そしてより少ない労力で進むことを可能にするという。

ナイキ スポーツ研究所(NSRL)の動作アルゴリズムに基づいて構築された第一世代のフットウェアシステムは、軽量で高性能なモーター、駆動ベルト、ふくらはぎに装着する充電式バッテリーと、カーボンファイバープレートを搭載したランニングシューズがシームレスに連携。楽しみながら、より頻繁に、より長い時間走ったり歩いたりすることができるようになるため、例えば徒歩通勤の距離を延ばしたり、ランニングをいつもより長く楽しんだりできる。

<ナイキ>の担当者は、「プロジェクト・アンプリファイの本質は、あなたの一歩にさりげなくパワーを加えること。楽しさは、自分が思っていた以上のことができると気付くところから生まれます。その『思った以上』が何を意味するかは人それぞれです」とプレスリリースでコメント。電動自転車が日々の生活や都市部の通勤に変革をもたらしたように、<ナイキ>はこのプロジェクト・アンプリファイによって、ゆっくりとしたランニングやジョギング、ウォーキングをより簡単に、より楽しくすることを目指している。

なお、パートナー社のDephyと共に開発された第一世代のプロダクトは、主な対象として、秒単位でタイム短縮を目指す競技志向のエリートランナー向けではなく、1km約6分~7分30秒程度で走る人にフォーカス。日常的な動きをよりパワフルにすることで、まるでふくらはぎの筋肉が2倍になったような設計がなされているという。

電動アシストの波がランニングの世界にも!? NIKE<ナイキ>が世界初の電動フットウェアシステム「プロジェクト・アンプリファイ」を発表
電動アシストの波がランニングの世界にも!? NIKE<ナイキ>が世界初の電動フットウェアシステム「プロジェクト・アンプリファイ」を発表

過去数年にわたって行われた着用テストには、これまでに400人以上の参加者が、9種類以上のハードウェアバージョンで、合計240万歩以上(NSRLの200mトラックを約12,000周分)を歩いたり走ったりして、各プロトタイプごとにシステムの異なる要素を精査。その結果、システムが自分の身体の一部のように感じられ、上り坂でも平地を歩いているような感覚になる、と語った参加者もいて、中には、1マイル12分だったところを10分で走れるようになったという声もあるという。

このプロジェクト・アンプリファイは現在はまだテストの初期段階で、パートナー社とともに実用化を目指してサイエンスとアートの融合を図っている最中。しかし<ナイキ>では、今後数年のうちに、このフットウェアシステムを幅広く消費者向けに展開する予定としている。どのような形で実用化されていくのか、非常に興味深いプロジェクトとして注目していきたい。

INFORMATION
NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77
NIKE.COM

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