Runners Pulse

アシックスから全く新しいシューズ、「DynaFlyte（ダイナフライト）」がデビューしました！本日よりアシックスストアにて販売開始されています！

キャッチコピーは、「DON’T RUN, FLY」

このシューズの最大のポイントは、新しいスポンジ素材「FlyteFoam（フライトフォーム）」をミッドソール全面に採用していること！

すでに昨年発売されたシューズ、『MetaRun』にも一部採用されていましたが、全面に使用されているのはこのDynaFlyteが初となります。実際に履いてみると、すごくふかふかで気持ちいい～！足を入れた瞬間から、このクッションは今までと違う！と実感できます。私も届いてすぐに足を入れてみて、みんなで大興奮（笑）

そして見た目よりもかなり軽いのも、FlyteFoamの特徴のひとつです。その軽さは、アシックスで使われている従来のミッドソール素材E.V.A.と比較すると約55％、Solyte（ソライト）というアシックスの中でも今までかなり軽かった素材と比べても約33％軽くなっています！

Solyteは、KAYANOやDSトレーナー、ターサージールなど、高機能（＆ある程度高価格でもあります・笑）に使われている非常に軽量で反発性が高い素材なので、それよりも33％軽いというのは、本当に進化を感じます！！

このシューズの見た目からすると、これまでの経験上それなりの重さを想像してしまいましたが、履いてみたらその考えはあっさり打ち破られました。うん、こんなに厚底なのに、すっごく軽い！

でもこれまでは、『厚いクッションなのに軽い＝耐久性が弱く、クッションがへたりやすい』というのがランニングシューズの課題でした。スポンジなのでスカスカに作れば軽くはなりますが、それだと使っていくうちに（もしくは時間が経つと）すぐにスポンジがつぶれてしまいクッション性は落ちてしまいます。

ランニングシューズの軽量性と優れたクッション性の両立というのは、長年の課題だったのです。

そのため、アシックススポーツ工学研究所が300以上もの試作を繰り返し、約3年の歳月をかけて開発し生まれたのが、この「FlyteFoam（フライトフォーム）」なのです。FlyteFoamは独自の繊維が素材中で絡み合い、クッションの耐久性も損なわないようにしています。

ランニングシューズにおいては、軽量性、クッション性、耐久性、他にもたくさんの機能が必要です。アシックスは8つの機能性を重視してシューズを設計しているんですよ。こちらの記事で詳しく取材していただいているので、ランニングシューズマニアになりたい方は（笑）、ぜひ読んでみて下さい！→ライフハッカー

ちなみに、よく、このシューズはどのくらいのレベルの人向けですか？と聞かれるのですが・・・。

DynaFlyteは、ランニング経験がありこれからレベルアップしたい、でもクッションが薄いシューズをいきなり履くのはちょっと不安、という方にすごくおすすめです！KAYANOやNIMBUS、GT-2000 NYよりちょっと軽いシューズでレベルアップしたい、という方にはぜひ履いて頂きたいです！

もしくは、ターサーやスカイセンサー、ゲルフェザーなどの軽いシューズが好きだけど、それだと長距離を走る際やゆっくりジョグするときには足への負担が気になる・・・という方にもちょうどいいと思います。私はまさにそんなタイプなんですが、DynaFlyteの軽いのにフカフカのクッションと適度な反発がすごく気に入りました★ソールが厚い分スピードは出にくいかな？と思ったのですが、全然そんなこともなく。まさに「スピードクッション」ということばがピッタリのシューズです！

Men’s（TJG942）はこちらの2色★