「ULTRABOOST 19」、プレミアムランニングシューズの絶対王者が待望のフルモデルチェンジ！
2015年スプリングシーズンのデビュー以来、プレミアムランニングシューズのベストセラーに君臨し続けてきたアディダスのウルトラブースト。これまでにアウトソールパターンなどマイナーチェンジはあったが、基本スペックはデビューモデルを踏襲してきた。それだけ当初の設計の完成度が高かったということがいえるだろう。そして2019年スプリングシーズン、遂にウルトラブーストがフルモデルチェンジする。それがウルトラブースト ナインティーン（Ultraboost 19）。このコラムでは、その魅力を徹底解説する。
世界中の4000人のランナーとの共創で、ウルトラブーストが生まれ変わった！
アディダスのウルトラブーストといえば、ミッドソールにブーストフォームを100%使用することにより、比類なき衝撃吸収性と反発性をランナーに提供。ランニングカテゴリーの高価格帯ゾーンのベストセラーとなっているプロダクトである。2015年に初代モデルがリリースされて以来、アウトソールパターンの改良などのマイナーチェンジ、アンケージドやレースレスといったデザインバリエーションの追加はあったが、2018年FWシーズンまでは、スペックの基本部分は継承されてきた。そんなウルトラブーストだが、2019年スプリングシーズン、待望のフルモデルチェンジを果たすこととなった。それがウルトラブースト ナインティーン（Ultraboost 19）である。
アディダスが、同社ランニングカテゴリーのフラッグシップモデルを生まれ変わらせるのに執った手法は、世界中の4000人のランナーと共に、彼らのフィードバックを製品開発に徹底的に取り入れ、それをアディダスが誇る最先端技術と高次元で融合させることであった。こうして誕生した機能的な4つの改善点が、ウルトラブースト ナインティーンをより一層機能的、かつ魅力的なプロダクトに仕上げることとなる。
一つ目はミッドソールに、初代モデルと比較して20％増量されたオプティマイズド BOOST™ フォームを搭載したこと。この素材は軽量化しながら、これまでにない優れた反発力を提供する。
二つ目が、これまでのウルトラブーストよりも長いデザインのトルションスプリングをミッドソールに内蔵したこと。このパーツの採用は、自然な重心移動による推進力に貢献し、着地のたびにミッドソールと連動し、ランナーの次の一歩の蹴り出しの力となって還元する。
三つ目は、ソックスのように継ぎ目なく編まれたシームレスウーブンのプライムニット360 アッパーが足を包み込み、快適性と軽快なパフォーマンスを組み合わせることで、かつてないフィット感を提供したこと。
最後の四つ目は、足の動きに合わせてサポートするようにデザインされた3D ヒールフレーム。このパーツは、頑丈でありながらプライムニット360 に調和する素材で構成され、軽量化。かかとをしっかりホールドすると同時にアキレス腱をサポートするのである。
このような4つの機能的な改良点を取り入れることで、ウルトラブースト ナインティーンの走行性能は前作から大きく向上することになった。
そしてもうひとつ忘れられないのが、そのデザイン。過去の成功とキッパリと決別し、新たな出発を象徴するかのように、全く新しいデザインが採用されたが、その独自性と存在感あるデザインは、早くもシリアスランナーからファッショニスタまでの幅広いユーザーから高い評価を得ているという。これまでのウルトラブーストも、その活躍の場をランニングシーンのみに限定しなかったが、今回リリースされたウルトラブースト ナインティーンも、その点はしっかりと継承しているようだ。
「走ればわかるさ！」 ULTRABOOST 19のランニングインプレッションを紹介！
Runners Pulse本誌において人気コンテンツとなっている、編集長・南井正弘による走行インプレッション「走ればわかるさ！」。今回は、注目のランニングシューズ「Ultraboost 19」の走り心地をレビューする！
アメリカで180ドル、日本ではカラーによっては3万円を超える希望小売価格が設定されたが、洗練されたデザインと優れた衝撃吸収反発性能を融合することで、世界中の高価格帯ランニングシューズマーケットにおいて、長きに渡り王座に君臨してきたウルトラブースト。今回のフルモデルチェンジにより、4つのポイントで機能性の向上が図られていることは前述した通りだが、これら4点で大きくアップデートされたシューズに足を入れると、まず気付くのはフィット感のよさだ。プライムニット360 アッパーによるフィットは想像以上で、月並みな表現ながら、まさに靴と足が一体化した感覚。独自の形状の3D ヒールフレームも快適性を損なうことなく、かかとを包みこんでくれた。
走り始めると従来のウルトラブーストと比べて高い反発力を確保し、前方への推進力が増したことを感じる。これまでのウルトラブーストはもう少しフワフワしたクッション感だったのが、今回のモデルでは跳ねるような走り心地である。ウルトラブーストはそのラグジュアリーな外観に似合わず、ポテンシャルは高いことで知られていたが、今回リリースされたウルトラブースト ナインティーンでも、キロ／6分ほどから走り始めて、最後キロ／4分30秒ほどまでペースを上げたが、シューズが足の動きにしっかりとついてきたので、これまで以上に速めのペースにも対応すると思った。
改良された4つのキーコンポーネント
ミッドソールには初代モデルと比較して20％増量されたオプティマイズド BOOST™フォームを搭載。このマテリアルは全体の重量を軽量化させ、これまでにない優れた反発力を提供する。
これまでのウルトラブーストよりも長いデザインのトルションスプリングをミッドソールに内蔵。このパーツの採用は、自然な重心移動による推進力に貢献し、着地のたびにミッドソールと連動。ランナーの次の一歩の蹴り出しの力となって還元する。
ソックスのように継ぎ目なく編まれたシームレスウーブンのプライムニット360 アッパーが足を包み込み、快適性と軽快なパフォーマンスを組み合わせることで、かつてないフィット感を提供。
足の動きに合わせてサポートするようにデザインされた3Dヒールフレームは、頑丈でありながらプライムニット360 に調和する素材で構成され、軽量化。かかとをしっかりホールドすると同時にアキレス腱をサポートする。
ULTRABOOST 19
価 格：22,000円（税別）
サイズ：（メンズ）25.0cm～30.0cm、（ウィメンズ）22.0cm～27.0cm
（メンズ）
（ウィメンズ）
RUN REAL TOKYO
for adidas Runners Tokyo
ランナーの投票によってコースをつくり上げるランニングイベント「RUN REAL TOKYO」。そのコースの一部を走れるスペシャルセッションが開催！
2月23日（土）に開催される、ランナーの投票によって作られるコースを走る次世代型ランニングイベント「RUN REAL TOKYO（ランリアルトーキョー）」。インターネットを通じた投票でコースを創り上げ、そのコースを実際に走るというデジタルとランニングを融合させた次世代型のイベントで、ランナー自身がコース作りから参加できるというこれまでにない取り組み。コースは、定番のランニングコースから普段は走らない（もしくは走れない）場所まで都内40か所の候補地が用意され、投票で決定した。
残念ながら、すでに「RUN REAL TOKYO」自体のエントリーは終了してしまったが、今回イベントに参加できなかった人のために、その一部を体験できるスピンオフセッション「RUN REAL TOKYO for adidas Runners Tokyo」を実施することが決定。これは、今回実現したコースの一部を抽出して、複数回のランニングセッションを実施するというもので、1回あたり10km程度と気軽に楽しめる内容。まだ応募が間に合うセッションもあるので、詳細はadidas Runners Tokyoをチェックしてエントリーしてみてはいかがだろう。
RUN REAL TOKYO for adidas Runners Tokyo
日時：
【1】 3月 2日（土） 午後 応募終了
【2】 3月 9日（土） 午後 エントリー受付中（2月27日締め切り）
【3】 3月16日（土） 夜 エントリー受付中（3月6日締め切り）
【4】 3月23日（土） 夜 エントリー受付中（3月13日締め切り）
実施場所：東京都内
内 容：ランニング（5〜10キロ程度）
募集人数：合計360名
参加対象者：満18歳以上
参加費用：無料
https://adidasrunning-runrealtokyo.jp/
https://shop.adidas.jp/running/community/special-event/
INFORMATION
アディダスグループお客様窓口
TEL：0570-033-033（営業時間：月～金9：30～18：00）
URL：https://shop.adidas.jp/running/ultraboost/
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・アディダスと約4,000人のランナーが共同開発した新作、「Ultraboost 19」が200足限定で発売。
・アディダス「UltraBOOST（ウルトラブースト）」の原点、初期カラーを復刻。
