ING NEW YORK CITY MARATHON

大変時間が経ってしまいましたが・・・走ってきました！ニューヨークシティマラソン！
あっという間でしたが、とっても濃い～旅でした！

今回は「MY ASICS」を使ってランニングをはじめた初心者ランナーがNYCMで初フルマラソンに挑戦！私もサポートの意味も含めて行ってきました。

詳しくはこちらをご覧下さい！→Team MY ASICS

NYCMのスタート地点は、Staten Islandなので、観光客の多くが宿泊しているManhattanからは早朝のうちにバス、または地下鉄＆フェリーで移動。
ランナー以外はこのStaten Islandには入れないので、応援メンバーとはここでお別れ。
まだ真っ暗ななかをバスにゆられて出発します！
外国人ランナーたちは、バスが発車しただけでも大騒ぎだったな～。
もうお祭りは始まっています、さすがアメリカ。さすがNYCM。

バスが到着し、下りると・・・寒い！寒すぎる！
前日の練習では、少し走っただけでも汗ばむ陽気だったのですが、やはりStaten Islandは島なので北風が冷たく、上着の他に手袋・ネックウォーマーなどは必須。
さらには、スタート直前に脱ぎ捨てたウェアをボランティアが集めてチャリティにまわしてくれるので、パーカーやフリースなどを重ね着して待機しています。

NYCMには約5万人ものランナーが参加。
そのため、スタートは時間差で今年は4段階、スタート位置もOrange,Blue,Greenの三箇所に別れて8mileくらいで合流します。
私はWave１、スタートエリアはOrangeでした！

「ニューヨーク・ニューヨーク」のBGMとともに、一斉にランナーが走り出します。

橋を渡ってQueensに入ると、そこからは大観衆の声援と、爆音のライブ生演奏のオンパレード！
ニューヨークの人たちは応援もすごく上手で、ランナーみんなのことをまるで友達のように、熱心に、アツく応援してくれます。おかげでこっちも元気に楽しく、ず～っと笑顔で走れちゃいます♪
街並みもきれいで、飽きない景色が続きます。

ドリブルしながら走っている人を見つけたので、思わず撮影。

8mile地点、楽しくて爆笑している私。

かなり寒くて、脱ぐはずだったウィンドブレーカーをまだ着ています。下にも長袖Tシャツを着ていました。
ちなみにここ8mile地点で見ていたスタッフさんに聞くと、走ってきた自分のパートナーを発見して、ハグやキスは当たり前、号泣している人もいたとか。
スタートしてから約12km地点なので、ゴールにはまだまだ遠いし、たった数時間前に送り出して別れただけじゃないのかい？号泣って。。。

今回はキロ6分、4時間くらいでゴールするつもりで走り始めたのですが、後から見たらこのあたりは応援が近くて興奮していたのか、若干ペースが上がっていました。

とまぁとにかく熱狂的で楽しいのがNYCMです。
でも実はコースはかなりタフで、今年はさらに風が強くて寒かったり、途中で小雨がぱらついたり。
もっともきつい場所が25kmのQueensboro Bridgeで、橋の上なので応援もなく、だらだらと長い坂が続きます。

ここで一気にペースダウンしたランナーが多かったようです。
でも出口付近に近づくと、橋を下りて入るManhattanの観衆の声援が、地響きとなって聞こえてくるのです！
下りると、またたくさんの観衆に迎えられてまた元気が出るんですよね。

メッセージボードを掲げている人も多くて、「You Can Do It!」とか、「Trust Your Training」って書いてあるボードがなんだか印象に残っています。
沿道の人もみんなでNYCMを楽しんでいるんですよね。
FINISHはセントラルパーク！大観衆に迎えられテンションも最高潮。

記録は4時間7分くらいといままでで一番遅いかも？それだけたっぷりと楽しんできました！

完走メダルやヒートジャケット、リカバリーフードを受け取り、手荷物を預けてないランナーは今年から採用されたポンチョを羽織って脚を引きずりながらみんな歩いて帰ります。
交通規制がまだ解かれていないので、相当な遠回りをさせられ、1時間半くらいかかってホテルに到着。
ホテルに帰るまでがニューヨークシティマラソン。
でもやっぱり世界一の大会ですね！！