6月2日より再販が始まった「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト％」。マラソンのレースシーンを席巻しているそのシューズの初期の試作品をもとにして生まれたモデルが「ナイキ エア ズーム タイプ」であり、6月4日（木）より発売を開始する。
このシューズの特徴は、意外性のある形状とハンドメイドのディテールにある。そして、記録更新のためではなく、日常の生活の中で、身体や足へのストレスを和らげることを目的にしているという。前足部の2つのズーム エアや中足部のサポートにTPUプレートを採用し、これらのテクニカルな部材がふわふわで柔らかなフォームに包まれることで、新鮮な履き心地や感覚を提供。シルエットや雰囲気、ディテールなど、パフォーマンスとライフスタイルが見事に融合した一足に仕上がっている。
「オリジナルの試作品をスキャンし、リバースエンジニアリングの手法によって、毎日の使用に適したシューズを作りました」とは、デザイン担当のリー・ギブソン氏。そして同時に、「例えば、TPU のプレートはアルファフライのカーボンプレートのような動きの調整機能をある程度提供しますが、ゆりかごのような感覚を提供するほどアグレッシブではありません」と続けている。
こちらがオリジナルの試作品。
アウトソールの試作品は、3D スキャンを使用するためにマスキングテープとレジストレーション ドットで準備。
見た目の美しさの点において「ナイキ エア ズーム タイプ」が目指したのは、手作りされた試作品にできる限り近づけることで、競技用製品の「ナイキ ズーム アルファフライ ネクスト％」の開発と同時進行で作られたことによって、両モデルの間には、見た目の繋がりも生まれている。
「単にその見た目だけを作り直すというよりも、イノベーションストーリーと繋がりを持たせる方がより深みがあると思いました」とギブソン氏は述べている。「競技用ランニング シューズの開発当初のコンセプトやアイディアを元に、生々しさのある荒削りなバージョンを作ることにより、その目的を実現してみました」と。
通気性のあるシュータンは、もう一つの先駆的なナイキのランニングシューズであるルナー レーサーを参考にするなど、随所にナイキのDNAを感じさせる「ナイキ エア ズーム タイプ」。発売は6月4日（木）よりSNKRS、および一部のナイキ販売店にて販売予定とのこと。日常使いで最新シューズの機能を堪能してみてはいかがだろうか。
ナイキ エア ズーム タイプ
価格：18,150円（税込）
INFORMATION
NIKE カスタマーサービス
TEL：0120-6453-77
