シカゴマラソンで大迫傑選手が2時間5分50秒で日本記録更新。トップ5を独占したのは、またしてもあのシューズ。
10月7日(日)に行われたシカゴマラソンにおいて、大迫傑選手が、設楽悠太選手の持つ2時間6分11秒を21秒更新する、2時間5分50秒のタイムでゴールし、日本記録を更新した。そして1億円の報奨金のニュースが世の中を駆け巡ると同時に、業界内では着用シューズに関する別のニュースも駆け巡っていた。それは、大迫傑選手をはじめとする今回の上位入賞者のうち、トップ5の選手がすべて同じシューズを着用していたということ。
1位 モー・ファラー(2:05:11)
2位 モジネット・ゲレメウ(2:05:24)
3位 大迫傑(2:05:50)
4位 ケネス・キプケモイ(2:05:57)
5位 ゲーレン・ラップ(2:06:21)
モデル名は「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」。先日のベルリンマラソンにおいて、エリウド・キプチョゲ選手が世界新記録を更新した際に履いていたあのシューズである。2018年のマラソン・メジャーの表彰台に上った選手の過半数が「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」を着用しているというデータもあるが、今回着用した大迫傑選手はレースを終えて次の通りコメントを残している。
「日本新記録を更新でき、非常に嬉しい結果です。気象条件も過酷だったので、どうなるかわかりませんでしたが、最後の1マイルでいけると確信しました。落ち着いた走りをすることができ、後半はネガティブスプリットでレースを進めることができました。レースのペースの上げ下げが多く、後半は風が強く影響を受けました。特に、路面が悪いところもありましたが、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットのクッション性と推進力を感じながら走ることができました。優勝はできませんでしたが、日本人でも、最後まで優勝争いに絡めることを証明できたと思います。」
今後さらなる記録更新の期待がかかる大迫傑選手だが、このシューズとのコンビがあれば、まだまだ記録を縮めてくれるかもしれない。マラソンシーズンはこれからが本番。新たな選手の登場を含め今後は、記録はもちろん、その足元にも注目していきたい。
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