アウトドアウエアとしての合理性を追求したフォルムや、快適性・利便性とミニマルなデザインを融合したプロダクトで人気のGoldwin（ゴールドウイン）ブランドが、世界トップクラスのトレイルランナーであるDylan Bowman（ディラン・ボウマン）選手とアスリートサポート契約を締結した。
ディラン・ボウマン選手は、2015年にUTWT（ウルトラ・トレイル・ワールド・ツアー）の対象レースであるタラウェア・ウルトラマラソン、ウルトラトレイル・オーストラリアで連勝し、その後、日本で開催されたウルトラトレイル・マウントフジ（UTMF）で2連覇を達成するなど、約12年のトレイルランナーとしてのキャリアの中で輝かしい成績を残し続けているトップアスリート。
また、その経験を生かして、2020年にはトレイルランニングというスポーツを次世代に伝えることを目的としたメディアとイベント会社「FREETRAIL（フリートレイル）」を設立。その名の下に、ボウマン選手が主催するポッドキャストがあり、トレイルランニングやウルトラランニング、スポーツ、ビジネス、アウトドア業界を網羅する幅広いゲストにインタビューしながらコンテンツを配信し、約20万人のリスナーを抱えている。
ゴールドウインは、そんなボウマン選手が競技やライフスタイルを通じて「自然との共生」を体現し、その価値を後世へ繋げていくという姿勢に共感、またボウマン選手もゴールドウインブランドが持つビジョンや開発力、技術力に感銘を受けたことで、今回のパートナーシップが実現した。
ボウマン選手は、今回の契約締結には、数年にわたってチームと築いてきた長期的な信頼関係があったとしている。「私が同社と初めて接したのは、THE NORTH FACEアスリートとして2016年のUTMFのために日本を訪れた時でした。それ以来、チームと心地よく時間を過ごし、信頼を深めてきました」という。そのうえで、従来のスポンサーシップよりもさらに深いパートナーシップを築いていきたいといい、トレイルランニングマーケットへの橋渡しができたら嬉しいとした。
「私のビジョンは、人生を変えるスポーツであるトレイルランニングを通じて、世界をより良く変えていく手助けをすることです」と話すボウマン選手は、「ゴールドウイン社が次世代の製品開発とカルチャーを両軸で推進するリーダーとなる能力を持っているブランドだと信じている」とコメント。
今後は、彼のアスリートとしての活動をサポートするだけでなく、お互いの経験やノウハウを掛け合わせた新規商品開発も進めていくということで、ランニングやトレイルランニングのマーケットへの新たな提案が楽しみだ。
Dylan Bowman（ディラン・ボウマン）
1986年、アメリカ・ネバダ州生まれ、コロラド州で育つ。幼少期〜大学卒業まではラクロスをプレー。ラクロスを引退したあと、ランニング、フルマラソンを経験し、新たな挑戦としてトレイルランニングレースに参戦。初レースで3位入賞し、さらなる高みを目指すことを決意。各国の世界レベルのレースで好成績を残し続ける。
SNS：Instagram @dylanbo https://www.instagram.com/dylanbo/
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