オンロードランニングもTHE NORTH FACEで走る時代が到来
ALTAMESA RDで歴史ある街函館を走った!
2024年の秋に登場以来、その流麗で美しいシルエットと高機能の絶妙なハーモニーにより、トレイルランニングシーンのヒット作となったTHE NORTH FACE<ザ・ノース・フェイス> のAltamesa(アルタメサ)。トレイルランニングシューズにもスタイリッシュさを求めるランナーから高い支持を受けることに成功したが、そんな人気モデルのDNAを継承するオンロードモデルがリリースされることとなった。それが、Altamesa 500 RD(アルタメサ500 ロード)とAltamesa 300 RD(アルタメサ 300 ロード)である。オリジナルのアルタメサ同様にスタイルとパフォーマンスを高次元で融合したアルタメサのオンロードモデルを履いて、歴史を感じさせる美しい街である函館を走った。
人気トレランシューズのアルタメサに、待望のオンロードモデルが登場。
ザ・ノース・フェイスのAltamesa 500は、2024年秋にリリースされたトレイルランニングシューズ。トレイルだけでなくアスファルトやコンクリートといった舗装路も走りやすい、ソフトな履き心地でクッション性重視の厚底シューズである。プレートのないボトム構造は、ミッドソールのやわらかい履き心地をダイレクトに感じながら、安定感のある走りを実現。廉価版のアルタメサ300とともに、日本のランニング市場において幅広いランナー層に受け入れられていた。そんなアルタメサに、オンロードでの走りを究めたAltamesa 500 RDが登場。オリジナルのアルタメサをベースにデイリーランニング向けにアレンジした、柔らかな履き心地で反発性とクッション性を重視した厚底ロードランニングシューズである。
ミッドソールには、軽量でありながらクッション性と反発性の高いDREAMフォームを採用。接地面積を広くしたワイドミッドソールジオメトリー構造で、安定感を向上。プレートのないボトム構造は、ミッドソールの柔らかい履き心地をダイレクトに感じながら、安定感のある走りを可能に。アウトソールは接地面が多いフラットなラグパターンで、高いグリップ性のSurfaceCTRLアウトソールラバー(10%天然ラバー配合)を採用し、スムーズな走行をサポート。アッパー素材には通気性が高いエンジニアードメッシュを採用し、アッパーと砂除けが一体化してフィット感を高めたガセットタン構造が、シューズ内で足がズレるのを軽減。クッション性重視のソフトな走行感のシューズで走りたいランナーやトレイルランナーのロードでのトレーニングに最適な1足となっている。
走っていて楽しくなる。北海道・函館の街を、アルタメサ 500 RDでクルージング。
今回、Altamesa 500 RDの走行性能の高さを実証する舞台として選ばれたのは、北海道の南部に位置する歴史ある街、函館。この街がランニングと相性がいいことを知ったのは去年のことだ。毎年のように参加しているゴールドコーストマラソンのための走り込みのため、例年6月は梅雨がなく、気温も東京より低い北海道を訪れていたが、それまでの札幌ではなく、昨年は函館を訪れた。その理由としては、札幌の場合、信号が切り替わるタイミングがランナーフレンドリーでなく、長い距離を走るには豊平川沿いくらいしかなく、景色が単調で飽きてしまうから。そのことを知人に話したところ、「函館は街の景観もきれいで飽きないし、適度なアップダウンもあるから脚力を鍛えるにもピッタリですよ!」と教えてくれた。
実際に走ってみると、赤レンガ倉庫群、東浜桟橋、立待岬等々、走っていて楽しくなるスポットが沢山。走っている途中ですれ違う函館市電(路面電車)も、車体の年式、外装の広告にバリエーションがあって、「次に現れる市電はどんな種類かな?」と、走っているときの楽しみになった。そして、江戸時代末期に江戸幕府が蝦夷地の箱館郊外に築造した稜堡式の城郭で、現在は函館市民の憩いの場となっている五稜郭も走った。ここは東京の皇居や外苑、大阪の大阪城公園のように、ランニングに最適なコースとなっており、五稜郭公園の外周は1.815kmで、ロングランする際の最後の距離調整もしやすかった。ちなみに、五稜郭公園は函館のランナーのお気に入りスポットとして知られており、時間帯によっては多くのランナー、ウォーカーを見つけることができる。
見た目以上の軽さで、とても走りやすかったです。個人的には初心者ランナーにもオススメできる1足だと思います。(吉田麻衣子さん)
今回、ザ・ノース・フェイスのアルタメサのロードバージョンのひとつ、Altamesa 500 RDを履いて函館の街を走ってくれたのは、吉田麻衣子さん。ランニングをライフスタイルに取り入れて長い期間が経過しており、フルマラソンでサブ4も達成している。これまで数多くの種類のランニングシューズを履いてきた彼女に、Altamesa 500 RDをレビューしてもらった。
アパレルのセレクトショップにおける勤務経験もあるだけに、ランニングシューズの走行性能だけでなく、そのデザインにもこだわりを持つ彼女だが、そのシンプルかつスタイリッシュな外観も高い評価。まず、アッパーに関しては「シームレスでしなやかなフィット感と長距離を走っても蒸れ知らずの高い通気性で、ストレス知らずの快適な履き心地でした」とコメント。「実際に足を入れてみると見た目以上の軽さで、走り始めるとミッドソールの反発力のおかげでスイスイと進むような感覚で、とても走りやすかったです。ミッドソールの厚みと柔らかさのバランスがよく、推進力が自然で、個人的には初心者ランナーにもオススメできる1足だと思います」と、その走行性能を絶賛。
トレイルバージョンから大きく変更されたアウトソールに関しても、「グリップ性が高く、路面をしっかりと掴める感覚があることに加えて、トレイルモデルと比較して接地面積が増えたこともあって、走行時の安定性も優れていますね」と、Altamesa 500 RDの走行感を解説してくれた。その言葉を証明するかのように、このシューズを履いた彼女は、立待岬や八幡坂の急坂を辛い表情も見せず颯爽と駆け上っていったのである。
「走ればわかるさ!」
南井編集長のウエアリングインプレッション。
編集長・南井正弘によるウエアリングインプレッション「走ればわかるさ!」。今回は、Altamesa 500 RDの走行性能の高さをレビューする。
昨年秋以来、トレイル、オンロード問わずヘビーローテーションで履いてきたアルタメサシリーズに、オンロードモデルが登場するという情報を知ってから、そのリリースを心待ちにしていた。まずシューズの外観をチェックすると、アッパー中足部のサポートパーツがなくなっていることが目立つ。これはトレイルランニングと異なり、オンロードランニングは基本前方への動きのみなので、このパーツをなくすことは問題なく、それにより通気性が向上していそうだと推測した。
まず足を入れると、アッパーのフィット感が素晴らしい。特にヒール部分に凹凸のパッドを配すことで、この部分が浮き上がることがない。実際に走り始めると、ミッドソールのクッション性は高いレベルにあるが、そこまでフワフワした感覚はなく、それゆえ着地安定性も問題ない。着地から蹴りだしまでのムーブメントがスムーズだ。km/6分30秒ほどで走り始め、途中km/4分40秒までペースアップしたが、いずれのペースでも快適な走行感だった。
新たに開発されたアウトソールは、トレイルモデルよりもラグを低くして接地面積を大きくしたことで、アスファルトやコンクリートといった舗装路でのグリップ性が向上している。そして、トレイルモデルでは濡れたマンホールの蓋で滑って慌てたことがあったが、今回のアウトソールでは雨上がりのランニングでマンホール蓋の上を走った際もスリップの心配はなかった。オリジナルのアルタメサもトータルバランスに優れた素晴らしい1足だったが、こちらのAltamesa 500 RDは「トレイルは走らないからスタイリッシュなオンロードランニングシューズが欲しい!」「ランニングウェアはほとんどザ・ノース・フェイスを着ているからトータルコーディネイトしたい!」といったユーザーにとって待望の1足といえよう。
Altamesa 500 RD
価格:23,980円(税込)
重量:295g(27cm片足)
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Altamesa 300 RD
価格:19,910円(税込)
重量:285g(27cm片足)
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