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SPECIAL

THE BEST DAILY TRAINER adidas ADIZERO SL

2022.12.01
Masataka Nakada(Stuh)
Masahiro Minai

adidasから万能トレーナーの最新作、「ADIZERO SL」が登場。
その走行性能を体感する。

ADIZERO(アディゼロ)といえば、2005年から展開されるadidas(アディダス)のハイパフォーマンスランニングシューズコレクション。その機能性の高さにより、2008年のベルリン以降、マラソンの世界記録更新をしたアスリートの足元には、アディゼロシリーズが輝いていたことが珍しくなく、最近もワールドワイドで好記録をマークしたアスリートの多くが、アディゼロ アディオスプロ3を始めとした同シリーズのプロダクトを着用している。こう書くと「アディゼロ=トップアスリートだけのもの」と誤解されるかもしれないが、さにあらず。その豊富なラインアップにはビギナーランナーや、走力に自信の持てないランナーが次のステップへと飛躍するためにピッタリなプロダクトも用意されている。今回ピックアップした「ADIZERO SL(アディゼロ SL)」も万能というキーワードがピッタリなデイリートレーナーとなっている。



 

ビギナーランナーからトップアスリートまで幅広く対応する
デイリートレーナー。それが「ADIZERO SL」だ!

今シーズン、新たにリリースされるアディダスの「ADIZERO SL」は、毎日のジョグから初レースまで、幅広い用途に対応する汎用性に優れたランニングシューズ。走力に関しても初心者からトップレベルのランナーまで幅広く対応する。これまでも「ADIZERO SL20」がラインアップされていたように、同じ系譜に連なるランニングシューズはアディダスランニングの歴史にその名を刻んできたが、今回の「ADIZERO SL」は、アディダスが誇る最新テクノロジーを結集することにより、前作からフルモデルチェンジを敢行している。

まず、アッパーには足全体をやさしく包み込み、やわらかい風合いと高いサポート性を両立した“LIGHTWEIGHT SANDWICH MESH”を使用。レース、トレーニング、ジョグといったあらゆるシーンやペースにおいても優れたフィット性を実現する。ミッドソールには、圧倒的な軽量性と耐久性、安定性を兼ね備えた“LIGHTSTRIKE EVA”を採用。着地安定性からスムーズな蹴り出しまで、一連のモーションを支えてくれる。さらにクッション性、反発性、弾力性、軽量性など全てをハイレベルで実現した低密度高反発素材である“LIGHTSTRIKE PRO”を内蔵することで、十分な軽量性を保ちながら蹴り出し時の爆発的推進力を発揮。アウトソールの“HIGHGRIP RUBBER”は、その名の通り高いグリップ性を誇り、路面をしっかりと噛みながら、強い蹴り出しパワーを提供してくれる。

こうした機能性に優れたスペックが組み合わされることによって、機能性と汎用性を高次元で両立したデイリートレーナー、「ADIZERO SL」が完成したのである。


LIGHTSTRIKE EVA & LIGHTSTRIKE PRO
軽量性と耐久性、安定性を兼ね備えたLIGHTSTRIKE EVAのミッドソールに、クッション性、反発性、弾力性、軽量性など全てをハイレベルで実現した低密度高反発素材であるLIGHTSTRIKE PROを内蔵することで、十分な軽量性を保ちながら蹴り出し時の爆発的推進力を発揮する。


LIGHTWEIGHT SANDWICH MESH
足全体をやさしく包み込み、やわらかい風合いと高いサポート性を両立したLIGHTWEIGHT SANDWICH MESHをアッパーに使用。レース、トレーニング、ジョグといったあらゆるシーンやペースにおいても優れたフィット性を実現。


HIGHGRIP RUBBER
アウトソールには、高いグリップ性を誇り、路面をしっかりと噛みながら、強い蹴り出しパワーを提供してくれるHIGHGRIP RUBBERを採用。

 

「走ればわかるさ!」
南井編集長のウエアリングインプレッション。

Runners Pulse編集長・南井正弘によるウエアリングインプレッション「走ればわかるさ!」。今回は、アディダスのデイリートレーナーの最新作である、「ADIZERO SL」をレビューする。

アディゼロのラインアップにおいて、個人的にここ数シーズンの一番のお気に入りは「ADIZERO JAPAN 6」のブラック/ホワイトであった。その理由として挙げられるのが、軽量でありながら充分な衝撃吸収性能を有していて、速めのペースで走ったときには高い反発性能でスピードアップをサポートしてくれたから。最初に手に入れたホワイト/ブラック/レッドで走った時点で、このシューズの優秀性を体感し、ブラック/ホワイトではそのスタイリッシュなカラーコンビネーションにも魅せられ、ヘビーローテーションの1足となった。今回「ADIZERO SL」をレビューするにあたり、このプロダクトがポジティブな印象だっただけに、走るのが本当に楽しみだった。

まず手に持つと、初心者にも対応するデイリートレーナーというコンセプトから想像するよりもかなり軽く感じる。公式発表がUS9(Men’s 27.0cm)で240g、今回着用したUS8(Men’s 26.0cm)の実測値が233gであったので、300g前後も珍しくない、この種のランニングシューズとしては軽い部類に入る。足を入れてみると、“LIGHTWEIGHT SANDWICH MESH”のアッパーは、足を優しく包み込み、フィット感のレベルは高い。足長と足囲のバランスもいいので、無駄な隙間もない。立っている状態ではミッドソールの沈み込みは感じることはなく、着地安定性のよい1足であることが想像できた。

走り始めると、着地から蹴りだしまでの一連の動きのスムーズさをしっかりと感じられ、快適な走り心地。特に接地時のグラつきの無さ、蹴り出し時の反発力は特筆すべきものがある。この二つの組み合わせ、そして前述の軽量性により、無理なくペースアップすることができた。アウトソールは、最近の「ADIZERO JAPAN」や「ADIZERO BOSTON」に似た直線を基調にしたパターンが刻まれており、ある程度の溝の深さもあるので、アスファルトやコンクリートといったオンロードはもちろんのこと、公園などの土や草といった非舗装路でも充分なグリップ性を発揮してくれるのは嬉しいところ。日課としている6kmランのあいだ、km6分40秒からkm4分30秒まで様々なペースで走ったが、いずれのペースでもストレスがない。このことが示すように、幅広いペース、あらゆるレベルのランナーが満足することができる1足になっていると思う。

ADIZERO SL
価格:14,300円(税込)
サイズ:22.0~30.0cm
カラー:Men’s 6色展開、Women’s 6色展開
重さ:240g(Men’s 27cm)
商品詳細はこちら

Men’s White
商品詳細はこちら


Women’s Green
商品詳細はこちら

INFORMATION
アディダスグループお客様窓口
TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)
https://shop.adidas.jp/

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