「adidas(アディダス)」の「4DFWD」が今夏日本デビュー。最新3Dプリント技術とアスリートデータを融合した最新鋭モデル。
「adidas(アディダス)」の3Dプリント技術を用いたシューズは2015年に始まり、2017年の「4D Future Craft」、2018年の「Alphaedge」、2020年の「4D Run」と毎年のように発展してきたが、2021年5月5日、それをさらに進化させた最新鋭のモデルとして、「adidas 4DFWD(4Dフォワード)」が発表された。
今作は、3Dプリント技術を用いて作られたミッドソール「adidas 4D」の次なるステップとして、長年に渡るアスリートのデータと独自かつ最新の3Dプリント技術を融合させた一足として登場。ランナーに対してまったく新しいランニング体験を提供するとしている。
「4DFWD」は、今回新たに開発されたミッドソールテクノロジーの名で、500万パターンもの格子構造の中から選び抜かれたボウタイ型の格子状ミッドソールのこと。蝶ネクタイ(=ボウタイ)の形をした「FWD CELL」と呼ばれる一つひとつの格子が、垂直方向の衝撃に対して前方に押し出すような反発を生み出すような特別な構造となっているのが特徴。これまでの4Dミッドソールと比較しても、垂直荷重に対して約3倍もの前方運動を発生させるという。つまり、これによってランニング中の着地時のブレーキや衝撃を平均約15%減少させ、前への推進力を獲得し、着地のたびにスムースに足を前方に押し出し、これまでにない異次元の前進力を感じられるランニングを実現するとしている。
そして、ミッドソールテクノロジーの名をそのままモデル名としたランニングシューズ「4DFWD」は、新たに創り出された「4DFWD」のミッドソールに、リサイクルポリエステルを一部利用した「PRIMEKNIT+(プライムニット+)」アッパーを組み合わせたもの。マッピングデータに基づいて生み出された靴下のようなフィット感のアッパーと、アスリートのデータに基づいた3Dプリント技術によってつくられたミッドソールが組み合わさることで、真のデータと最新技術の融合を遂げた一足となっている。
一部の国や地域では、「4DFWD」のファーストモデルを限定数量にて2021年5月15日より発売されるが、日本では、写真と異なるカラーで2021年7月より発売開始予定とのこと。価格やどんなカラーリングなのかなど、詳細は後日発表されるだろうが、新しいランニング体験ができるという最新技術搭載の一足だけに、発売が今から待ち遠しい限りだ。
INFORMATION
アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033(9:30~18:00土日祝除く)