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SPECIAL

ブルックスの2018年秋冬最新ランニングシューズ「グリセリン16」と「レビテイト2」の2モデルを、体感レポート!

2018.07.02
Keizaburo Ueno
masahiro Minai

ブルックスから新たなミッドソールテクノロジー“DNA LOFT”が、発表された

ブルックスは全米のランニングスペシャリティストア(ランニング専門店)市場においてNo.1シェアを誇るブランド。信頼性の高さから普段のランはもちろん、レースデイ、すなわち実際のレースの日に選ばれることが多く、海外のレースにエントリーしたことのあるランナーは、その着用率の高さに驚いたかもしれない。

そんなブルックスが、2018年秋冬シーズンより新たなミッドソールテクノロジーを発表した。それが“DNA LOFT”。ランニングシューズでは一般的な素材として知られるEVAにラバーとエアーをブレンドすることで、同社史上最高の柔らかさと耐久性を確保しながら、優れた軽量性も実現。足をしっかりと守りつつ、速めのペースにも対応する。

そんな“DNA LOFT”に加えて昨年秋のデビュー以来、その比類なき反発性能で一躍高価格帯ランニングシューズのベストセラーの一角に食い込んだ、レビテイトに搭載された“DMA AMP”はラインアップを拡大した。

ブルックス ランニングシューズ「グリセリン16」

新たなミッドソールテクノロジー“DNA LOFT”を搭載した「グリセリン16」

ブルックス ランニングシューズ「レビテイト2」

“DMA AMP”を採用するレビテイトも「レビテイト2」にアップデートした

 

「グリセリン16」と「レビテイト2」2モデルのランニングシューズを、実際に履いて走って体感した

今回は、2017年の東京マラソンでサブ4を達成するなど、走れるモデルとして各メディア、ブランドから絶大なる信頼を得ているモデルの小夏エミリさんとRunners Pulse編集長の南井正弘が、DNA LOFTを搭載した「グリセリン16」とDMA AMPを採用する「レビテイト2」の2モデルを、実際に履いて走ってみて、その魅力を語った。

小夏エミリさんと編集長の南井正弘が、「グリセリン16」と「レビテイト2」のランニングシューズを実際に履いて走ってみて、その魅力を語る

南井正弘(以下 南井):最近一緒に走る機会がないですが、今も定期的に走っていますか?

小夏エミリ(以下 エミリ):最近あまり走れてないのですが、「走らなきゃ!」って思いすぎると楽しく走れなくなってしまうので、「走りたい!」って思った時だけ走ることにしています。ランニングを嫌いになりたくないので。

南井:やっぱり走ることを楽しみたいですもんね。ところで今回ブルックスの2タイプのシューズをトライしてもらいましたが、ブルックスというブランドは知っていましたか?

エミリ:実は勉強不足で知らなかったのですが、どちらのシューズも最初に見た瞬間にカラーリングやデザインのよさに目を奪われ、「カワイイなぁ」と思いました。これまで自分が知っているブランドにはない雰囲気のシューズですね。

小夏エミリ

南井:日本ではあまり知られていないのですが、アメリカではある程度の規模の街に必ず一軒はあるランニング専門店で、ブランド別シェアがNo.1なんですよ。

エミリ:へえ、そうなんですか? ブランド別シェアがNo.1とは、知らなかったです。

南井:自分はアメリカのレースを走ることも多いですが、本当にブルックスを履いているランナーが多いんですよ。では今回履いたシューズ2足の感想を教えてください。まずレビテイト2の走り心地はどうでした?

南井正弘

エミリ:こちらのシューズで特に感じたのは、次の一歩へとスムーズに足が出る反発性ですね。自然とペースが上がる感じです。あとはアッパーのフィット感がよくて自分の足の一部みたいでした。特にヒール部分のフィット感が抜群でしたね。従来のニットタイプアッパーのランニングシューズは走っている途中で左右にブレたりした経験もありますが、このレビテイト2ではそんなこともなく快適でした。これまで履いてきたシューズで、フルマラソンのあとに爪が剥がれたりということもあったので、シューズと足のフィット感は本当に重要なんだなぁと思っていたところです。このシューズならゴールしたときも足があまり痛くならない気がします。

南井:なるほど。自分もこのレビテイト2を履いて、このシューズの機能性の高さを体感しました。前モデルも履いていますが、抜群の反発性能はそのままに、アッパー前足部にちょっぴりゆとりができたのと、確かにヒール部分のフィット感は向上していますね。ではグリセリン16のほうはどうでしたか?

エミリ:こっちはフワフワしたクッション性を感じましたね。走り始めて間もないビギナーランナーにも向いているんじゃないですか? このシューズで7km走ったのですが、最初から最後まで快適で、反発性もある程度感じられる、弾むような走り心地でした。あとは機能性とカラーリングが見事にマッチしているところも嬉しいですね。

南井:この2足を使い分けるとしたら?

エミリ:私は反発性に優れたレビテイト2のほうでレースに出て、クッション性をより感じられるグリセリン16のほうで日々のトレーニングって感じですかね。あとどちらのシューズも街で履いてもイイくらいカワイイと思います。

ブルックス ランニングシューズ「レビテイト2」 

ブルックス ランニングシューズ「グリセリン16」

南井:ランニングシューズを選ぶときに特に重要だと思っているのはどんな点ですか?

エミリ:走るようになって6年くらいになるのですが、初めは見た目重視でカラーやデザインを優先していましたが、去年の東京マラソンを3時間52分台で走ってサブ4を達成したように脚力も付いてきてからは、シューズの機能性の重要性をより一層認識し始めました。そんなこともあって、今はフィット性や走り心地が自分に合っているかどうかが一番プライオリティが高くて、そのあとにカラーリングやデザインですね。

南井:今回2モデルを履いてみて、これからもブルックスを履いてみたいと思いましたか?

エミリ:ハイ、もちろんです。自分の足にもフィットしていて機能性にも優れているのと、さっきも言いましたが、カラーリングやデザインも気に入ったので、ランニングのときだけでなく、普段履きとしても活躍してくれそうだし。

南井:これからもブルックスのランニングシューズで走ってください。

エミリ:もちろんです。知り合いのランナーにも薦めたいと思います。

 

ブルックス最新モデルをコーデ

小夏エミリがブルックス ランニングシューズ「グリセリン16」をコーデ

グリセリン16

小夏エミリがブルックス ランニングシューズ「レビテイト2」をコーデ

レビテイト2

小夏エミリ(Emiri Konatsu)
様々な雑誌や広告に出演中のGunn’s所属ファッションモデル。2012年から本格的にランニングを始め、ランニングチームの練習に参加するうちに、大勢で街を走る楽しさに目覚める。目標を定め、‘サブフォー’を目指してトレーニングを重ね、2017年の東京マラソンでは自己ベストの3時間52分37秒でゴールし、目標を達成した。ハーフマラソンの自己ベストは1時間52分50秒。東京に限らず、大阪や名古屋などのマラソン大会に出場し経験を積んでいる。

南井正弘がブルックス ランニングシューズ「グリセリン16」をコーデ

グリセリン16

南井正弘がブルックス ランニングシューズ「レビテイト2」をコーデ

レビテイト2

 

Runners Pulse編集長 南井正弘によるランニングインプレッション

■グリセリン16
自分にとってブルックスのグリセリンシリーズは、かつては欧米の大男にピッタリなクッション性はよいものの、日本人ランナーにはちょっぴり重いランニングシューズという印象であった。実際何足かの歴代モデルを履いてきたが、「自分にはちょっとヘビーかな?」と感じていた。

ところが今回リリースされたグリセリン16は、新開発のミッドソールテクノロジーであるDNA LOFTを採用することによって、軽いとは感じても、重いとは全く思わなくなった。それには実際重量の軽量化もあるが、シューズのフィット感の高さも大きく貢献している。

今回筆者はミディアムウィズ(足囲)のUS8というサイズをセレクトして走ったのだが、まるで自分のためだけにオーダーしたかのようなフィット感のよさであった。そしてDNA LOFTのミッドソールは、実際に走り始めると足裏にクッション性の高さを感じることができ、これまでのブルックスのランニングシューズはもちろん、どのブランドのランニングシューズとも異なった走り心地。

DNA LOFTにはラバーを配合していることもあり、着地時に素材の粘りを感じられる独自の走行感は多くのランナーを魅了することであろう。そして履き心地に大きな影響を与えるラスト(木型)もミディアムタイプだけでなくワイドタイプも3カラー用意されているのも、幅広の足のランナーには嬉しいところだ。

Mens ¥16,740(税込み) 発売中
グリセリン16   グリセリン16   グリセリン16
グリセリン16   グリセリン16

Womens ¥16,740(税込み) 発売中
グリセリン16   グリセリン16   グリセリン16

 

■レビテイト2
レビテイト2を履いて、まず感じたのは初代レビテイトよりも前足部のフィット感がアップデートされていること。前作の若干タイトなフィット感は個人的に好きだったが、体調によっては締め付けのテンションが強すぎると感じた日もあった。

今作はすでに8回ほど着用しているが、長時間履いていても窮屈に感じたことは一度もない。またヒールのライニング部分にフォームを内包して凸状に成形しており、このことによってヒール部分のフィット感が飛躍的に向上している。

比類なき反発性能を誇るDMA AMPのソールユニットは前作を継承しており、自然と足が前方に出るような走り心地は健在。初代モデルと同様に無理なくペースを上げることができるのも大きな特徴といえる。またスタイリッシュなデザインを採用しているので、ランニングシーンだけでなくカジュアルシーンでも活躍してくれるのもこのランニングシューズの大きな魅力。税込みで17,280円というプライスは決して安くないが、ヘビーローテーションで履くことになりそうなので、そのことを考慮すると逆にリーズナブルかもしれない。

Mens ¥17,280(税込み) 発売中
レビテイト2   レビテイト2   レビテイト2
 
Womens ¥17,280(税込み) 発売中
レビテイト2   レビテイト2

 

対談と撮影を終えて
今回、小夏エミリさんと対談して嬉しかったのは、今回紹介したブルックスの2モデルの機能性はもちろんのこと、デザインとカラーニングに関しても彼女が高評価を与えてくれたこと。

ブルックスはアメリカでも屈指のパフォーマンスランニングブランドであり、日々のランニングはもちろん、「今日のレースでは自己記録を更新してやる!」というような重要なレースで起用されることが多い。日本でいえばアシックスのような、シリアスアスリートからも絶対的な信頼を得ることに成功しているブランドである。それだけにちょっと前まではデザイン及びカラーリングはシリアスランナーが好むようなものであり、ファンランナーからすると、「ちょっとそのカラーリングは…」というモデルも少なくなかった。しかしながら昨年あたりから機能性だけでなくデザイン及びカラーリングも重要視するようになり、いい意味でデザインの独自性が垣間見られるようになっていた。

今回の対談で、それは自分だけがそう感じているのではなく、ファッションの世界で活躍する小夏エミリさんのような人にとっても、ブルックスのスタイリッシュなデザインに好感を持ってくれたのは個人的にも喜ばしいことだった。今後も機能性とデザイン性を高次元で融合したブルックスのランニングシューズコレクションに期待したい。(Runners Pulse編集長 南井正弘)

■INFORMATION
ブルックスカスタマーサービス
TEL:0800-800-2380
www.brooksrunning.co.jp/

 

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