THE NORTH FACEで走る湘南国際マラソン
The essential gears for Shonan International Marathon

2007年3月に第1回が開催された湘南国際マラソン。横浜マラソンとともに神奈川県を代表するマラソンであり、関東圏のみならず全国から参加者を集める人気の大会として知られている。2022年の大会より給水所の使い捨てコップを廃止。地球環境に配慮したエコロジーなマラソンに生まれ変わったことでも注目を集めることとなった。そんな湘南国際マラソンを、快適かつスタイリッシュに走るために不可欠なTHE NORTH FACE＜ザ・ノース・フェイス＞のランニングギアを紹介する。

湘南国際マラソンとは？

第1回は2007年3月18日に開催され、今回で第18回を迎える人気のロードレース。国道134号線大磯プリンスホテル脇の大磯西インターチェンジをスタートし、江の島で折り返し、一度スタートエリアを通り過ぎて二宮で折り返し、一路ゴールへと向かう42.195km。一部を除くと平坦なコース設定で、記録が出しやすいと言われている。地球環境に配慮したサスティナブルな大会を目指すべく、前回より他大会にはない下記のような独自の試みを行っている。

① 紙コップ、プラカップやペットボトルを全廃した世界初のマイボトルマラソンの開催
② ＜ザ・ノース・フェイス＞がペットボトルリサイクルによる繊維を採用した参加者記念Tシャツと繰り返し給水に使用できるソフトカップを出場者全員に提供
③ 出場者、来場者から不用となったウェアを集める回収BOXを会場内に設置。回収したウェアで翌年以降の参加者記念Tシャツを作製予定

湘南国際マラソンを快適かつスタイリッシュに走るための
ランニングギアはコレだ！

Impulse Racing Jacket

12月初旬の湘南エリアにおける例年の気温は、最高が15度、最低が5度ほど。その気温差は10度もある。それだけにスタート時間である9時やそれ以前は、肌寒い。身体を冷やさないために活躍してくれるのが、「インパルス レーシングジャケット」。マラソンなどの防寒対策にピッタリな1着で、スタート直前に脱いで着用しないときはコンパクトに畳むことができるので、後述する「エンデュリスレーシングショーツ」のウエストポケットなどに収納可能だ。

また、走行ペースの遅いビギナーランナーは身体が温まるまで着たままで走っても、クリアのカラーをセレクトすれば、ゼッケンは透けて見えるので問題なし。後半ペースダウンしてしまったときにも、再び着れば、身体の冷えを防いでくれる。環境保護の観点からもスタート前にビニールの使い捨てポンチョやごみ袋を被るのではなく、このジャケットを着てスタイリッシュに湘南国際マラソンを楽しんでほしい。

Impulse Racing Jacket
価格：13,200円（税込）
Men’s：https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NP22171
Women’s：https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NPW22171

Enduris Racing Short

フルマラソンは42.195kmという長丁場なので、エナジージェルや塩分タブレットetc.いろいろなものを携帯して走ることになる。以前であればウエストポーチが必需品だったが、最近ではウエスト部分に大容量のポケットを配したショーツが登場し、ポピュラーな存在となっている。この「エンデュリスレーシングショーツ」は、フィット感に優れた幅広のウエスト部分に6つのストレッチポケットを配しており、行動食やスマートフォン、そしてランニングソフトボトルなどを収納可能。

他ブランドの同種のショーツでは締め付けが強すぎて不快だったり、走行中の上下動により収納物が飛び出したりということもあるが、「エンデュリスレーシングショーツ」の場合、収納物はほとんど揺れず、快適な着用感をスタートからゴールまでキープ。走りを妨げないのは本当に嬉しい。また、サイドポケットには給水所で活躍するソフトカップや、エナジージェルの使用済みパッケージを一時的に入れられるなど、「あってよかった！」と思うシーンが多いはずだ。

Enduris Racing Short
価格：12,100円（税込）
Men’s：https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NB42380
Women’s：https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NBW42380

S/S GTD Melange Crew

一昔前ならまだしも、フルマラソンを走るのにコットン100%のTシャツを着るランナーはいないだろう。吸汗速乾を謳うスポーツウェアは一般的となり、現在ではファストファッションブランドからもリリースされるようになったが、その機能性は千差万別。42.195kmを快適に走り切るためにも、ワンランク上のトップスを選びたい。「ショートスリーブGTDメランジクルー」は、肌面に若干の凹凸をもたせた立体的な生地組織と、優れた吸汗速乾性で肌面のドライ感を維持する、環境に配慮したリサイクル素材のショートスリーブシャツ。

ふんわりとした柔らかい編地で着心地のよさが特長ながら、肌面に撥水糸を配置することで、素材の吸汗速乾性とともに汗処理機能を向上。銀イオンによる抗菌防臭効果を発揮するポリジン加工済みで、不快な静電気の発生を抑える静電ケア機能も備えるなど、日常のランニングからレースまで幅広く活用できるアクティブウエアとなっている。

S/S GTD Melange Crew
価格：6,820円（税込）
Men’s：https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NT12279
Women’s：https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NTW12279

Swallowtail Cap

フルマラソンのような長丁場を走る際には、日差しや紫外線から頭部や顔を守るランニングキャップはマストアイテム。一般的なキャップではなく専用キャップを被るべき理由は、走りを妨げない軽量性や長時間の着用でも蒸れを防止する通気性を有しているから。「帽子なら何でもいいでしょ！？」と、過去には野球帽で走ったレースもあったが、途中から不快になり、手で持って走ることになり、フォームのバランスを崩す原因となった。「スワローテイルキャップ」ならそんな心配は不要。素材には、撥水機能を備えた軽量なリサイクルリップストップナイロンを使用し、サイドパネルには通気性に優れたパンチングベンチレーションを配することで、ドライなかぶり心地が持続する。側頭部には、滑り止め加工を施したサングラスホールを設け、サングラスの不意の落下を防止するなど、ランナーフレンドリーなスペックを結集した。

Swallowtail Cap
価格：6,050円（税込）
https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NN02370

Velocity Forward

フルマラソンなどの長距離走向けに開発された、軽量性に優れたロードランニングシューズで、アッパーには高通気のメッシュ素材を配し、TPU素材でつま先を補強。適度な硬度のミッドソールには、20mm厚のクッション性を高めたエクストラフォームテクノロジーをかかと部分に搭載。クッション性と反発力、着地安定性を兼ね備え、セミロッカー構造ボトムにより、効率的な推進力を得ることが可能。アウトソールは、ヴィブラム社のXS-TREKラバーを配し、軽量性と摩耗耐久性のバランスを考慮した設計となっている。30km以降の辛いときに、「ベロシティ フォワード」の推進力の高さを体感できることだろう。

Velocity Forward
価格：19,910円（税込）
https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NF52308

Shonan International Marathon Running Soft Bottle
Shonan International Marathon Soft Cup

2022年の17回大会より、湘南国際マラソンは、環境に配慮したサスティナブルな大会を目指しており、使い捨てカップを使用した従来の給水提供はおこなわず、ジャグなどからランナー自身がマイボトル・マイカップに注水する形での給水提供を実施。

マイボトルに飲料を入れたうえでスタートし、コース上の給水所は概ね200mおきに約200ヶ所（約3,500個の蛇口）の給水ポイントが設けられ、ランナーは自分のペースで水分を補給すること可能だ。そのためにもソフトボトルやソフトカップを用意しよう。

Shonan International Marathon Running Soft Bottle
2,750円（税込）SOLD OUT
※ソフトフラスクは、THE NORTH FACE SphereとTHE NORTH FACE FLIGHT TOKYOで販売中。

Shonan International Marathon Soft Cup
価格：1,540円（税込）
https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NN32005SI

湘南国際マラソンは12月3日号砲！

今回のモデルを務めてくれた畔柳隼弥氏が
湘南国際マラソン参加への意気込みを語る！

「自分はモデルとなる以前は、学生時代から実業団まで陸上競技を続けていましたが、主に1,500mから10,000mを専門にしていました。練習では35kmまで走ったことはありますが、42.195kmという距離を走るのは、今回の湘南国際マラソンが初めてとなり、自分にとっては未知の世界への挑戦となりますので、楽しさ半分、不安が半分です。フルマラソンを走った知人たちからは『30km以降は足が動かなくなるよ…』と言われていますが、今回のチャレンジは、現役を引退して2年が経過したタイミングで新たな楽しみが訪れたと、ポジティブに考えています。地球環境に配慮した世界でも珍しいマイカップ、マイボトルマラソンにおいて、3時間切りを達成出来たら嬉しいですね。」

畔柳隼弥（くろやなぎ　しゅんや）
高校、大学と陸上競技の名門校に所属。実業団でも競技を続け、2021年12月よりモデルに転身。スポーツブランドからモードファッションまで幅広いシーンで活躍している。現役引退後もライフスタイルの一部としてランニングを続けており、今回湘南国際マラソンでフルマラソンに初挑戦する。

2011年1月の第5回湘南国際マラソンで初のサブ4を達成した南井編集長が
初めて同大会を走るランナーにアドバイス！

2009年11月8日の第4回に初めて湘南国際マラソンに参加。それ以来、第5回、第6回、第9回、第10回、第11回と計6回参加してきて、いずれの年も晴天で、気温が高めの年もあったが、基本素晴らしい天候のもと走ることができた。湘南国際マラソンはフラットなコース設定で、最大高低差は13mほど。数多くの世界記録が出たことで知られるベルリンマラソンの最大高低差が20mほどなので、このことを知れば湘南国際マラソンのフラットさが理解できるだろう。

最初の難関は7kmほどの箇所にある湘南大橋だが、序盤ということもあり、この程度の高低差はフルマラソンにエントリーして、この日のためにある程度走り込んできたランナーであれば気にならない。昨年は映画「ロッキー」のテーマを大音量で流し、長年ランナーを鼓舞してきた通称ロッキーおじさんが復活したらしいが、今年も登場を期待したい。自分もロッキーおじさんに過去何度も勇気づけられたものである。沿道の応援も多いので、ビギナーランナーも励まされるはず。特に19km手前にある江の島折り返し周辺の応援の人数はもの凄いので、ここではテンションが上がり、落ちかけたペースも再びアップできること間違いなし。35kmあたりで西湘バイパスの高架を登ることになるが、ここでは無理にペースをキープする必要はなく、「上りのあとは必ず下りがあるから、そこで取り戻せばいい！」くらいの気持ちで走ったほうが、脚力を無駄に消耗しない。

そして一番の難所といえるのが、37kmあたりで一度スタート＆ゴールエリアを通り過ぎるということ。「帰ってきた！」と思ったのに、あと5km走らなければいけないというのは、精神的に大きなダメージになるらしく、この地点以降、歩いているランナーが急速に増える。自分は初めて走った第4回大会のときからこのことを知っていたので、心が折れることなく最後まで走り続けることができた。初めて走るランナーも、このコース設定を知っているだけで、気分的には多少楽になるはずだ。そしてゴールエリアに進入するとジグザグ状に細かい上りがあるが、ここで脚が痙攣しているランナーも少なくない。特に声援が多いエリアで、テンションが上がってペースアップしたいだろうが、そんな気持ちを抑えて、慎重に走ったほうがいい。ゴールしたら写真を撮りたいかもしれないが、続々とランナーがゴールしてくるので、速やかに前方へと移動してメダルetc.を受け取ろう。

そして、参加ランナーに嬉しいお知らせが。湘南国際マラソン敷地内にてTNFカフェが開設される予定で、THE NORTH FACEのSNSオフィシャルアカウントをフォローすると、コールドプレスジュースのYESが先着で1000杯無料提供される。疲れた身体を栄養価の高いコールドプレスジュースが癒してくれるはずだ。

ライフスタイルとアウトドアをシームレスに
横断するアスレチックカテゴリーを提案するフラッグシップストア
それがTHE NORTH FACE Sphere

「THE NORTH FACE Sphere」は2022年7月1日、原宿にオープン。都市を自然環境と捉え、「もしその場所に建築物が樹木のように発生したのなら？」という発想からデザインされたこの店舗は、スポーツ、アスレチックを通じた一人一人のウェルビーイングの充足を起点に、個人の集合である社会、そして世界全体の平和や豊かでサスィナブルな社会を実現するための緩やかな繋がりを生み出すための拠点になることを目指している。「THE NORTH FACE Sphere」はB1から6Fの7フロアから成るが、今回紹介した湘南国際マラソンで活躍してくれるロードランニング向けギアは、2FのRUNNINGフロアで展開されている。また、フルマラソンに不可欠なエナジージェルも扱っているので要チェックだ。

THE NORTH FACE Sphere
所在地：〒150-0001　東京都渋谷区神宮前6-10-11
営業時間：11:00～19:00
定休日：水曜日

すべてが揃う、THE NORTH FACEランニングの総合サイト。

今回紹介した以外のザ・ノース・フェイスのランニングギア、ザ・ノース・フェイスのランニングギアの世界観をより一層知りたくなったらこちらをクリック！
https://www.goldwin.co.jp/tnf/run/

INFORMATION
株式会社ゴールドウインカスタマーセンター
TEL：0120-307-560（9:30～17:00・土日祝日及び指定休業日を除く）
https://www.goldwin.co.jp/ap/s/s?fq=bd:GDW01&fq=tags:Basic_Run&pi3=22138