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NEWS

世界最強の山岳アスリート、キリアン・ジョルネが挑むロードランニングプロジェクト「PHANTASM 24」。11月21日、24時間での最長走行距離を目指しスタート。

2020.11.19

トレイルランニングのトップブランド「SALOMON(サロモン)」は、多様化するロードランニングシーンのニーズに合った同社ならではのロードレーシングシューズの開発を進めてきた。今回はその性能を実証すべく、2021年春のローンチに先駆けて、開発を共に進めてきた、トレイルランニング史上最も優れたランナーの一人であり、1週間に2度のエベレスト登頂も果たした偉大な山岳アスリートであるKilian Jornet(キリアン・ジョルネ)による新たなプロジェクト、「Phantasm 24(ファンタズム24)」が敢行されることが発表された。

今回のチャレンジは、彼自身初めてとなるオンロード企画。シューズも新たに2021年春に発売予定のサロモン初のロードレース対応モデル「S/LAB Phantasm」を履いて、スタジアムの400mトラックを24時間走り続け、最長走行距離世界記録更新を目指すという非常にタフなもの。

挑戦するキリアン・ジョルネは、次のようにコメントしている。「高地でのクライミングであれ、平地でのランニングであれ、フィールドで新たなことを試み、自分に何ができるのかを知りたいと常に考えています。自分の新たな可能性を発見するのは楽しく、今回のオンロード企画は栄養学やランニングペースを学ぶうえで良い機会であり、今後の活動に必ず役立つものであります」と。


「山岳アスリートは身体に積んでいるモーターが大きいので、有酸素運動や持久走には有利ですが、私の足はこれほど速く動かすことに慣れていないので、毎週3日間トラックやオンロードでのスピードワークに取り組んできました」というキリアンは、UTMB、ハードロック100、ウエスタンステイツ100と数々の戦績を残してきたが、このプロジェクトに向けてコーチやフィジカルトレーナーと共に新たなトレーニングにも取り組んできたという。「地形の変化に応じたステップワークを行うトレイルランニングと違い、フラットな路面を走るためのフォームを身に着けることも必要でした」と準備は万端の様子。


足元の「S/LAB Phantasm」に関しても、「1年前からプロトタイプをテストしてきましたが、今は一般発売されるものと同じシューズを使っています。非常に軽く、クッション性のバランスが最適で、自然と足の回転数を高めてくれるイメージです。これは硬く平らな路面を長時間走るうえでは非常に重要で、ケガのリスク軽減にも繋がります」と、非常に良い印象。「そして濡れた状態でもグリップが本当に良いです」と続け、サロモンと一緒に新たな製品を生み出す過程は本当に素晴らしいとしている。

「このシューズには山から学んだ技術に、ロードランニングならではの要素を加えてもらいました。この新たな要素が山岳アクティビティー製品の向上にも活かされるという良い循環が生み出されています」と話すキリアン。トレイルランニング史上最も優れたランナーとの呼び声高いキリアンが、ランニング界に新たな歴史を刻む準備は整った。その夢のプロジェクトの詳細は下記ウエブサイトでアップデートされるということなので、ぜひご確認を。

PHANTASM 24
実施日:2020年11月21日~22日の二日間を予定(時間未定)
※天候により、変更される可能性あり。詳細はサロモンHPサロモン、およびキリアン自身のSNSにて更新予定。
目指す“24時間最長走行距離”:“走る神”とも呼ばれるギリシャのウルトラランナーYiannis Kouros (ヤニス・クロス)が1997年に樹立した303.506km。
※感染症予防の観点からスタジアムを閉鎖し、記録を公式なものとするためにトップウルトラランナーとのレース形式にて実施。

INFORMATION
サロモン コールセンター
TEL:03-6631-0837
https://www.salomon.com/ja-jp/kj-phantasm24

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