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NEWS

Patagonia(パタゴニア)が初の児童向け絵本「しんぴんよりもずっといい」を発売。環境問題に対する解決策への参加を子どもたちへ呼びかけ。

2022.06.05

Patagonia(パタゴニア)は、創業者のイヴォン・シュイナード氏による名著「社員をサーフィンに行かせよう:パタゴニア経営のすべて」をはじめとして、サーフやクライミングなどなど様々な書籍をリリースしているが、ブランド初となる児童向けの絵本をこの度発売。海洋汚染に対する現実的な解決策を描き、小さな読者たちに地球を思いやることを促すとしている。

日本語とスペイン語で書かれている「しんぴんよりもずっといい:リサイクルのおはなし/Mejor que Nuevo: Un Cuenta de Reciclaje」は、放棄された漁網がもたらす危害についての物語を通じて、海洋汚染問題へ子どもたちの目が向く動機づけとなる内容。カリフォルニアを拠点とする企業であるブレオ(www.bureo.co)が、廃棄された網を集めてリサイクルするための基盤を設立し、パタゴニアの「バギーズ」をはじめさまざまな製品に使用するリサイクル素材をパタゴニアに提供していることがこの本の源泉となっているという。

物語は、捨てられた漁網に絡まったアシカに出会うふたりのチリの子どもたちの足跡をたどり、アシカを自由にした二人が、この網をどうしたらいいか考え、鳥の助けを借りてもう一度役立つものにリサイクルする。そして最後に、二人はリサイクルされたその製品を「しんぴんとおんなじ」ではなく、「しんぴんよりもずっといい」と確信。この物語は、良い選択をして行動を起こすことで地球を救うと、子どもたちへメッセージを発している。

本の最後には、海洋汚染の規模を明らかにする事実を紹介し、毎年816万トンものプラスチックが海洋に流出しているといった情報も掲載。「海洋汚染の危険性とリサイクルの利点、そして地球を救う手助けをするために子どもたちに何ができるかを話し合う」というテーマを持ったこの絵本は、様々な環境問題から目を背けるのではなく、目を開くことの大切さが伝わる一冊となっている。

著者:
児童書作家のロバート・ブローダーは出版社であるRipple Grove Pressの創業者。他の作品にSimon and Schuster出版の「Crow & Snow」、Kirkusのレビューで星を授与されたLittle Bigfoot出版の「Our Shed」などがある。バーモント州レイク・シャンプレーンの近くに妻と娘、2匹の猫、1匹の老犬とともに住み、日の出の直前にコーヒーを飲んでランニングに出るのが趣味。

しんぴんよりもずっといい:リサイクルのおはなし
価格:1,650円(税込)
仕様:44ページ、フルカラー印刷、オリジナルのイラスト入り。
サイズ:27.3 cm×21.6 cm
出版社:パタゴニア発行・米国製
素材:消費者から回収された100%再生紙に印刷
取り扱い先:パタゴニア直営店全店、パタゴニアウェブサイト、クレヨンハウス 東京・大阪店

INFORMATION
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
TEL:0800-8887-447(10:00~16:00、土日祝日・年末年始は休業)
絵本詳細:https://www.patagonia.jp/product/better-than-new-japan-version/BH131.html

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