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NEWS

On(オン)×ロジャー・フェデラーに続報。ニューヨークでの記者発表会の模様をキャッチ。

2019.11.27

先日こちらでお伝えした、ロジャー・フェデラー選手がOnのシニアチームメンバーに加入というニュース。週が明けて、オンの共同創業者の3名とフェデラー選手とが、ニューヨークのセントラルパークそばにある1Hotelで記者発表会を実施した。

チームメンバーとなってから初めての公の場は、セントラルパークでのランニングセッションからスタート。試合のために滞在していたメキシコから早朝6時着の便でニューヨークに移動し、二つのニュース番組に生出演したその足でセッションに参加するという非常にタイトなスケジュールながら、終始和やかに会は進行。足元には、秋を感じさせるカラーリングの新作のクラウドフローが映え、カジュアルな装いもあってリラックスな雰囲気で質疑応答も行われた。

Onを知ったキッカケは? という問いには、「スイスに住む人ならOnの存在に気付かない人はいないでしょうね(笑) それぐらいOnはスイスの人に受け入れられていました。5年前に妻をはじめ、周囲でもOnを履いている人が増えてきたこともあり、僕も自然とトレーニングで履き始めました」というエピソードを披露。また、2020年の東京オリンピックへ向けての質問に対しては、「東京五輪は本当に楽しみ。テニスシューズに関しては、まだ彼らとは一度も話したことはないから(Onを履くか)正直何もわからないんだ。オリンピックまでに形になるシューズができるかもしれないし、できないかもしれない。それは企業秘密ということで(笑)」と笑顔で回答してくれた。

Onの共同創設者の一人であり、プロダクト開発責任者のオリヴィエ・ベルンハルド氏は、「機能性、アウトドア性、ファッション性はもちろん、耐久性にも優れたシューズを開発したい。現在ロジャーと開発している新商品は、来年の夏に発表できると思うので、期待して欲しい」と、フェデラー選手加入によるさらなるパフォーマンスラインの強化を誓っていた。

アメリカ・ニューヨークには、On初となる旗艦店を出店する計画もあるということで、今後もますます動きが加速していきそうだ。

 

ロジャー・フェデラー選手 質疑応答(一部抜粋)

Onを知ったきっかけは?
スイスに住む人ならOnの存在に気付かない人はいないだろうね(笑) それぐらいOnはスイスの人に受け入れられていました。5年前に友達だけでなく、自分の妻も履きだしたので、数年前から自然と心拍数を高めるために行っているインターバルトレーニングで履き始めました。そのうちあまりにも心地がいいので、普段の生活でも履くようになりました。Onの本社が自宅から非常に近かったこともあり、チューリッヒに戻った時に、Onの共同創設者たちとディナーをしました。面白い(Fun)、若い(Young)、ハッピー(Happy)という形容詞が似合うチームで非常に好印象でしたね。そこから遠征戻りには集まるようになって、何か一緒にしたいねと自然な流れになりました。
今までの企業との契約とどう違うのですか?
スポンサーは常に旬なアスリートやミュージシャンを探しています。3~5年の契約期間が終了したらそれで関係が終了。数年でスポーツ界から撤退する企業もあります。そういう入れ替わりの激しい契約の形態に違和感を感じていました。Onは、シニアメンバーとしてチームに参加するので、契約というよりは社員に近い立場ですね。同じビジョンを共有する限り、長期的な関係を築いていくパートナーだと思っています。アスリートの領域を超えて、チームとして何か全く違うかたちのものを生み出していく、もちろんそれぞれの責任を伴ってね。
2020年の東京オリンピックで引退という噂もありますが?
僕の人生にとって大事な要素は3つあって、1.家族の安全、2.妻がハッピーなこと、3.身体が動くこと。この3つの要素が満たされている限りは、2020年以降も現役で戦いつづけたいですね。

INFORMATION
オン・ジャパン
TEL:045-264-9440
www.on-running.com

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