事故で首を骨折した史上最速のアイアンマン、「栄光の冠をかぶった男」のその後の物語。
「栄光の冠をかぶった男(The Man with the Halo)」。以前、このコーナーでも紹介した史上最速のアイアンマン トライアスリート、ティム・ドンが、2017年10月にハワイ・コナで開催される世界選手権の前日に事故で首を骨折する重傷を負い、想像を絶する逆境のなか復活を試みる姿を負った短篇ドキュメンタリー映画のことだ。On(オン)がエミー賞受賞監督のアンドリュー・ヒントンと共に、彼が復活するまでの道のりを記録したこのドキュメンタリーは、多くの人を勇気付けたと同時に、その後の彼が気になっていた、という人も多かったことだろう。
あれから1年。「The Man with the Halo: Iron Again」。「栄光の冠をかぶった男」のその後の物語がショートフィルムで登場した。
2018年7月29日にドイツ・ハンブルグ大会でスタートラインに戻り、その大会を9位でフィニッシュ。それからわずか3週間後には、コペンハーゲンで開催されたデンマークアイアンマン大会に出場し、世界選手権への出場資格を得るために努力したものの残念なことにリタイア。彼が世界選手権へ復帰するにはまだ時間が必要だと納得したその時に、予選通過者の一人が欠場し、彼が繰り上がって出場できることに。
そして2018年10月13日、ティム・ドンはハワイ島のコナで開催されるアイアンマン世界選手権のスタートラインに再び立ち、たゆまぬ努力の成果を自ら証明してみせた。結果は、2000人以上が参加した舞台で53位。だが、彼にとっては大会の結果よりも、どのように自分が終わったのかが重要だったという。このコナの地でフィニッシュラインを踏んだことで、彼の新たな章の幕が開いたということなのだ。ティム・ドンは完全復帰を果たしたが挑戦は続いていく。彼の今後の動向にも注目していきたい。
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