On(オン)の新作「クラウドエース」が6月21日より発売。まさに切り札となりえる1足。
今年のISPO「ヘルス、フィトネス & インドアトレーニング」部門で、発売前にも関わらず金賞を受賞し、話題となったOn(オン)の新作「クラウドエース」が、いよいよ6月21日(木)より発売が開始された。
このクラウドエース、1足でどんな走りもこなせることを求める、「ランニングシューズに対する要望が最も厳しいランナー」に向けて作られた1足で、ロングランに耐えられるクッション性と安定性と快適性、インターバルに対応する応答性、スプリントもやれる爆発的な反発性、それら全ての性能を1足に同居させているのだ。
Onの独自技術である3D形状のアウトソール「CloudTec®」システムは、クッション性と反発性を世界で初めて両立させたことで世界特許を取得し、優れたクッションを備えながら、同時に力強い蹴り出しを実現している。そのCloudTec®システムは、フワッと柔らかいクッションと軽量性を生かした、軽快な走り心地が愉しめるクラウド系と、カチッとしたクッションと鋭い応答性を生かした、力強く弾むような走り心地が愉しめるクラウドサーファー系の2つの系統に大きく分かれるが、クラウドエースがこれまでのOnと最も異なるのは、この2系統を併せ持っている点にある。
ヒールからミッドフットにかけては幅広で大型のゼロ・グラヴィティ・フォーム、ミッドフットからフォアフットにかけてはリバウンド・ラバーを採用。着地の瞬間は、フワッとしつつ安定感が高く、蹴り出しの直前に弾むような感覚に切り替わる。この変化は、2系統のCloudTec®を併せ持たせたことが大きな理由となっているのだ。
また、CloudTec®と並ぶ独自技術に、「スピードボード」があるが、これは足の形をした板バネのことで、着地して蹴り出そうとする際、この板バネがしなり、身体を前方に押し出してくれる役割を果たす。
クラウドエースのスピードボードは、クラウドフラッシュと同じPebaxという特殊素材を使用しているが、Pebaxとはスキー板などに使われる、圧倒的な弾性と剛性が特徴。つまり着地の衝撃をエネルギーとして溜め込み、前方への推進力として放出するスピードボードの素材として最適といえる。クラウドフラッシュのスピードボードと違う点は、より幅広で厚みがあり、素晴らしく高い安定性と鋭い推進力を得ることに成功したところだ。
また、鋭い推進力を得て爆発的に前に進む際に最も大事なのは、かかと部分のホールド感。開発責任者のオリヴィエ・ベルンハルド氏は特にそこを重視し、「着地する前に全てが決まっている」とまで言う。そこで、かかと部分に外付けのヒールカップを採用することで、これまでのOnの中で最高レベルのホールド感を実現した。
さらに、アッパーには非常に足当たりの優しいソックス状の素材と、サポート力と通気性と軽量性を併せ持ったエンジニアードメッシュを一体化させ、加えてポリウレタンとEVAを組み合わせたクッション性に優れたインソールも採用している。
クラウドフラッシュに続き、開発の際に「コスト度外視で最高の履き心地、ジョガーからオリンピックメダリストまで誰もが納得できる1足を生み出す」という姿勢で、最高の技術と素材を投入して誕生したクラウドエースは、洗練され、技術的に優れているというだけでなく、ランニングシューズにおける「快適さと安定性」という言葉の意味に、新たなスタンダードを設けるあらゆる意味で特別なシューズだ。
“エース”というその名が示す通り、違いの分かるランナーにとっての「切り札」と呼べる1 足になり得る新作を、是非実際に店頭で試してみて欲しい。きっと新しい扉を開くパートナーとなってくれるはずだ。
クラウドエースは、メンズ2色、ウィメンズ2色で発売(2018年6月現在)。
19,800円(税別)
クラウドエース メンズ シャドー/ラスト
クラウドエース メンズ アイビー/セージ
クラウドエース ウィメンズ ルビー/ラヴァ
クラウドエース ウィメンズ シャドー/ロック
via hirokikomada.com
INFORMATION
オン・ジャパン
TEL:045-264-9440
https://www.on-running.com/ja-jp/
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