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SPECIAL

【新作レビュー】Jaybirdから高音質、14時間連続再生の「TARAH PRO(タラ プロ)」が登場。

2018.12.26
Kazumasa Takeuchi(STUH)
Fumihito Kouzu、Masahiro Minai

2006年に誕生し、ランナーのためのイヤホンをリリースし続けている“Jaybird(ジェイバード)”。ランナーとともに開発している同ブランドのイヤホンは、そのフィット感と、ランナー目線で作られているが故の使い勝手の良さから、アメリカを中心に多くのランナー、トレーナー、フィットネス愛好家から支持されている。ランニング中、トレーニング中に音楽が欠かせないという人は、まずチェックしておくべきイヤホンだろう。


Jaybird所属プロランナー川内 鮮輝のサロマ湖100kmウルトラマラソンの模様

 

Jaybird 「TARAH PRO(タラ プロ)」とは

近年、音楽を聴きながら走るランナーの中で主流となっているのは、Bluetooth対応のワイヤレスタイプのイヤホン。コードの揺れ、ウェアとの擦れが気にならず、圧倒的に快適だからだろう。しかし、ワイヤレスタイプにも弱点はある。バッテリー切れの問題だ。それを解消したのが“Jaybird”の新作“TARAH PRO(タラ プロ)”。2時間のフル充電で最大14時間の連続再生を実現。これならフルマラソン、LSDトレーニングが余裕なのはもちろん、ウルトラマラソンのような超長距離レースでもゴールまで音楽を聴き続けることが可能になる。スポーツ特化型だからと言って、音質にも抜かりはない。音がクリアなだけでなく、アプリとの連携でサウンドのカスタマイズも可能。音の好みは人それぞれだが、音も自分の好みにフィットすることができる、というわけだ。

 

■ウルトラマラソンにも対応可能な長時間の再生時間

Jaybird TARAH PRO タラ プロ

2時間の充電で最大14時間の連続再生を実現。これならフルマラソンのレースに出場する場合、会場までの移動、レース前のウォーミングアップを含めても十分に余裕がある。また5分の急速充電で2時間の再生が可能なので、充電を忘れてしまっても、ランニングウェアに着替えている間に準備が整う。

 

■複数サイズのイヤージェルで高い装着感を実現

Jaybird TARAH PRO タラ プロ

シリコン製の外皮でジェルを包んだイヤーピースは、ソフトで心地の良い着用感。耳に無理なく自然とフィットしてくれるのも嬉しいポイント。左右それぞれ3サイズのイヤーフィンとチップが一体となったイヤージェルが付属しているので、耳の穴のサイズに左右差がある人でも安心。

 

■オーバーイヤー、アンダーイヤに対応

Jaybird TARAH PRO タラ プロ

耳の下にケーブルを走らせるアンダーイヤー、ケーブルを耳の上から回して装着するオーバーイヤーのどちらにも対応できる構造となっている。ワイヤレスイヤホンユーザーの中でも好みが分かれるところだろうから、両対応の仕様はありがたい。被るキャップに合わせて付け方を変えるのもいい。

 

■IPX7の防水だけでなく防汗対応

Jaybird TARAH PRO タラ プロ

IPX7(30分間1mの水深に沈めても製品に浸水しない)の防水性能に加えて、塩分や油分を含む汗にも耐性のある設計となっている。イヤホンのことを気にせずにランニングで汗をかけるし、雨や雪の日も安心して使える。

 

■スナップロックで簡単にオンオフ

Jaybird TARAH PRO タラ プロ

イヤホンを耳から外しているときは、イヤホンヘッドに搭載されたマグネットで左右のイヤホンを固定できる。固定中は自動的に音楽再生が一時停止されるので、バッテリーの節約にもなる。

 

■アプリによる高性能イコライザー

Jaybird TARAH PRO タラ プロ

スマートフォンの「Jaybird」アプリに対応。アプリと連携させることで、ビジュアルイコライザーを使って、低音を大きくしたり、中音域を強調したりというサウンドのカスタマイズができる。

 

 

本誌編集長によるウエアリングインプレッション、「走ればわかるさ」

自らをオーディオブランドではなくスポーツブランドと宣言するJaybird。それだけに音質はもちろんのこと、耐水性、フィット感etc.走っている時に快適に音楽を聴くためのスペックを結集したプロダクトをラインアップしてきた。そんなJaybirdの最新モデルがTARAH PRO。ニューヨークシティマラソンを3日後に控えた11月1日、世界各国から集まった報道陣にお披露目されたブランニューモデルをランナーズパルスの南井編集長がテストし、その機能性の高さをレポートする。

Jaybird TARAH PRO タラ プロ
ブルックリンで開催されたJaybird(ジェイバード)のランニングイベントをレポート

Jaybirdの最新モデルTARAH PROのココが凄い!!!

これまでRUNやX4といったJaybird製品を使用し、その使い心地の良さや優れた音質は知っていたので、同社の最新モデルが「どこまで進化したのか!?」というのを実証するのは楽しみであった。TARAH PROは形状こそTARAHに似るが、ミニマリストなそのデザインにハイパフォーマンスを凝縮。個人的にまず気に入ったのが、コードを耳の上に回すオーバーイヤー、下に逃がすアンダーイヤーの両方に対応しているという点。

速めのペースで走る際には高いフィット感のオーバーイヤーが向くし、リラックスして走ったり、普段使いにはアンダーイヤーがピッタリだろう。TARAH PROはイヤホンが回転することで、二つの使用法が可能であり、シームレスでカスタマイズされた快適なフィット感を提供してくれる。コード部分がファブリック素材なのも耳に優しくフィットする理由の一つだし、リモコン部分もカラダにフィットするようにカーブした形状になっている。

最初に使った日はzeddなどのEDMを聞きながら6kmランを終えたが、交換可能なフィンとチップを採用することで、汗をかいても脱落する心配はなく、音楽を聴きながら楽しく走ることができた。完全ワイヤレスのRUNも素晴らしいが、ペースを上げて走る際には、どうしても上下動が大きくなるので、個人的にはワイヤーで左右が繋がっているTARAH PROのような構造のほうが、安心感があると思う。

そして2回目のランはスマートフォンにダウンロードしたJaybirdアプリを活用して高音域と低音域を強調する音質にカスタマイズ。このカスタマイズによりEDMの曲はより刺激が増し、ランニング中に自然とペースが上がったことから、「アゲアゲRUNNERS」と命名し、以来、走るときはこのプリセットを使用することにした。

Jaybird TARAH PRO タラ プロ

個人的には街中でのランにおいては、周囲の音が全く聞こえなくなる状況は避けているので、音楽を聴きながら走るのは公園などに限定しているが、今回は中野セントラルパークと皇居においてTARAH PROで音楽を聴きながら走ってみた。皇居ランでは竹橋の坂など辛い箇所で、たまたまテンションの高いサビの部分が流れたが、音楽を聴きながら走ると、上り坂の辛さが半減したような気がした。

まさにNO MUSIC, NO LIFEならぬ、NO MUSIC, NO RUNである。このように音楽とランニングの相性はいいので、これからも公園などでのランニングは、TARAH PROを活用していくつもりだ。

 

Jaybird TARAH PRO
Jaybird TARAH PRO タラ プロ
製品名:Jaybird TARAH PRO(ジェイバード タラ プロ)
参考価格:19,880円(税別)
本体カラー:BLACK/FLASH、MINERAL BLUE/JADE、TITANIUM/GLACIER
発売:BLACK/FLASHは発売中。 MINERAL BLUE/JADE、TITANIUM/GLACIERは2019年1月以降
イヤホンタイプ :インイヤー(カナル型)
重量(ケーブル含む):19.6 g(本体+中サイズイヤージェル)
電源:リチウムイオン電池
充電方式:USB 充電
フル充電時間:約2時間(急速充電5分=2時間)
連続再生時間:最大14時間
ワイヤレステクノロジー:Bluetooth 5.0

 

INFORMATION
URL:https://www.jaybirdsport.com/
FACEBOOK:https://www.facebook.com/JaybirdSportJP/
ロジクール・カスタマーリレーションセンター
https://www.jaybirdsport.com/ja-jp/suppor.html

 

 

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