STRIDE LAB<ストライドラボ>東京本店が日本橋に移転していよいよオープン! 増え続けるそのムーブメントを考察してみた。
2017年、東京都多摩市に1店舗目を出店したSTRIDE LAB<ストライドラボ>は、約8年の時を経て、今や北海道から九州まで全国に11店舗を構えるランニングスペシャリティショップとなった。そして、この度、東京本店は新たに人形町駅からほど近い日本橋へと移転し、1階が店舗、2階がショールーム兼イベントスペースとなってオープンする。これまで本店としていた聖蹟桜ヶ丘駅近くの店舗も多摩店として生まれ変わり、今月26日にはリニューアルオープンするという。さらに、高尾店も本店に先駆け4月11日にオープンしたばかりで、近いうちに全13店舗が登場することが決まっているというのだから驚きだ。
では、なぜ<ストライドラボ>がここまで順調に店舗を増やしてこられたのだろうか?
<ストライドラボ>とは、「みんなのLIFE RUNNING」をコンセプトに、ランニング、ウォーキング、ハイキングなどのアクティビティを通して、地域の人々が、健康な毎日を過ごしていくサポートをするランニングスペシャリティショップとして、地域のランナーや健康でありたいという住民を巻き込んで成長してきた、いわば公民館的ランニングステーションなのである。
店舗自体は決して広いというわけではないが、ランニングコミュニティを作り、取扱っている商品も、人間本来の自然な走り方を実現させるシューズのALTRA<アルトラ>や、フィールドで活躍するアスリート・ガイドから多くのフィードバックを基に生まれたアウトドアブランドのTeton Bros.<ティートンブロス>、高精度GPSウォッチCOROS<カロス>、アウトドア・アドベンチャー、ハイキング、ランニングなどで便利なベアフットサンダルLuna Sandals<ルナサンダル>など、アウトドアやランナーたちが、怪我なく健康であるためのランニングギアを厳選して販売している。スタッフは、専門的な知識と経験を持ち、一人ひとりにあったシューズやギアの提案に加えて、トラブル予防とケアなどの相談も受け付けて、生涯スポーツとして運動することの喜びを推進している。
そんな<ストライドラボ>の創業者であり、取締役の福地氏に話を聞いてみると、日本が健康であることが一番という思いでスタートし、最初から目標は日本全国に100店舗の<ストライドラボ>を展開することだったと言う。今回の本社・本店移転に関しては、「すべての一歩を健康に。」の実現を一層加速するため、<ストライドラボ>がある街を健康にするため、新たなスタート地点として、五街道の起点である日本橋から日本全国、そして世界へと生涯スポーツの輪を広げていくためのきっかけ作りだったとのこと。そのためには店舗は大きすぎず、地域の人々が入りやすく、スタッフとも話しやすいサイズ感がちょうどいいのだそうだ。直営店であれ、フランチャイズであれ、働くスタッフみんなが同じ目的で働きやすい環境を作っていければ、できないことではないと語ってくれた。
ゴールは特に設定することはなく、日本だけでなく「LIFE RUNNING」の本場であるアメリカにも出店を計画しているという。まさしく、日本のランニングカルチャーを市民ランナーと共に作っているのが<ストライドラボ>と言えるのではないだろうか。決して無理なく、日本を健康にするにはどうしたらいいかという考えの先に自然と生まれたのが<ストライドラボ>であるならば、そのムーブメントは必然的にとどまることを知らないのではないだろうか。
STRIDE LAB<ストライドラボ>東京本店のプレオープンイベントでは、これから最高のシーズンを迎える、尾瀬の自然の息吹を感じられる福島県檜枝岐村の「かどや」より郷土料理の「裁ちそば」と、尾瀬ヶ原から尾瀬小屋の「やまごやグルメ料理」をはじめ、多くのご馳走が振る舞われる中、<ストライドラボ>のスタッフや事業関係者からメディアスタッフまで、<ストライドラボ>のコンセプトそのままに緩やかで和やかな歓談が繰り広げられた。
INFORMATION
STRIDE LAB東京本店
オープン日:2024年4月13日(土)
〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町4-9 CPIビル
営業時間:(水・木・金)12:00~19:00/(土・日・祝)11:00~18:00
定休日:月・火曜日
TEL:050-1229-1339
https://stridelab.jp/