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COLUMN

「RETO RUNNING CLUB 第4クール新メンバー紹介 Part2 」 第16回活動レポート。

2023.03.23
Tatsuya Matsuzaki

RETO RUNNING CLUBのメンバーも奮闘した東京マラソンや名古屋ウイメンズが終了し、次の目標に向けて着々と第4クールで力を蓄えるメンバーたち。前回に引き続き、第4クールから加入した新メンバー14名中7名の思いを紹介する。

■倉林 健太さん(チームA)
「6年間の苦しい時期を乗り越えて昨年PB更新」


中高時代は陸上部でした。1500mとか5000mを主にやっていたのですが、全然強豪校ではなく、練習もそれほど真面目という感じではなかったですね。体育の先生が陸上部の顧問だったので、1500m走った時、「いい走りしているな。帰宅部で暇だったら走りにこい。内申にもいいぞ」と言われたので陸上部に入った感じです。大学では運動はせず、社会人から登山をしていたのですが、結婚して子どもが生まれて、子育てや仕事がうまくかみ合わないところがあったので、身体を動かせば気分も変わるかもしれない。昔走っていたのでまたやってみようかなと思って、家の周囲をジョギングするところから始めました。初フルは2014年の青島太平洋マラソンで4時間29分35秒でした。足がパンパンでロボットみたいな歩きしかできず、もうフルはいいかなって思ったのですが、不思議なものですぐにサブ4を目指そうと思えたのです。2016年の横浜マラソンでサブ4をクリアしたのですが、それから6年間はアキレス腱を痛めたり、入院してゼロベースに戻ったり、また練習しているのに結果が出なくて苦しい時間が続きました。それだけに昨年の富山マラソンでPB(3時間22分39秒)を出せたのは嬉しかったですね。仕事は公務員ですが、今のところは時間が取れて、月間で200キロをコンスタントに走れています。次のレースは、かすみがうらを予定していて、3時間10分台前半を狙っています。その後のレースは未定ですが、2024年東京マラソンの出走の権利を持っているので、そこでサブ3を狙って行ければと思っています。

■中嶋 幸彦さん(Aチーム)
「走れていた頃の足を、もう1度取り戻したい!」


走り始めたのは、15年前です。健康診断である数値が高かったので、運動不足の解消を兼ねて走ってみようと思ったのがキッカケです。初フルは湘南国際マラソンでした。淡々と走ったら3時間40分台が出て、「すごいね」って周囲の人に言われて。もともと足はそんなに速い方ではなく、練習を愚直に週に4、5日走っていただけなので驚きでしたし、ちゃんと練習をすればもっと走れるかもと思いました。レースに出るのがモチベーションになり、サブ3.5は2018年つくばマラソン(3時間17分27秒)で達成しました。それから先日の青梅マラソンまでランのレ-スには出ていませんでした。故障で走れなくなったり、コロナで大会がなくなったりで自分のパフォーマンスがどんどん落ちていったのです。走れていた時の記憶が頭に残っているので、練習して前ほど走れないとできない自分に落胆して、練習から遠ざかるという負のスパイラルにハマってしまいました。もう1度、自分の足を取り戻したい、悪循環から脱却したかったのですが、ひとりで追い込むことができなくなっていたので、本格的に走れるチームに身を置いて頑張っていこうと思い、RETO RUNNING CLUBに申し込みました。今は、マラソンのタイムを上げるために始めたトレイルランニングも継続しています。練習は、百貨店の外商をしていますので、忙しくてもっぱら休日と帰宅ランと自宅でローラー台に乗っています。レースは、トレイルは4月の青梅高水、6月の東三河のアイアンマン、10月のバルセロナのロングに出る予定です。マラソンは、つくばに出られたらPBを更新したいと思っています。

■是枝 一摩(Aチーム)
「ワールドマラソンメジャーズ全制覇が目標です」


高校の時テニス部にいて、体力作りのためと父がトライアスロンをしていたので、たまにランニングについていったりしていたのが走り始めたキッカケです。大学の時、せっかく走っているし、マラソンに出てみようかなと思って出たのが2016年大阪マラソンで、その時にサブ4(3時間43分)を達成しました。走ってみたら意外とできたので、それから調子に乗って今も続けている感じですね。昨年の神戸マラソンでサブ3.5をクリアして、2月の大阪マラソンで3時間23分とPBを更新することができました。練習は、金融関係なので朝が早く、夜も9時過ぎになることが多いのでなかなか時間が取れず、休日や帰宅途中に陸上競技場があるので、そこで走ったりして、月間で200キロを維持しています。もっと練習しないと、と思うこともありますが、睡眠時間だけは絶対に削らないと決めています。今は10時に寝て、5時半に起きる生活をしているので、9時以降走ると睡眠を確保できないので夜は走りません。タイムは、段階を踏んで徐々に上げていく感じにとらえています。大阪マラソンでは、昨年の神戸で25分だったので、20分を切るとかじゃなく、23分くらいのペースメイクをして行けたので、狙い通りに走れて個人的には満足でした。もちろん、いずれはサブ3を達成したいと思っています。自分の夢はワールドマラソンメジャーズの6大会制覇なので、そのためにはタイムも必要になってきます。次のレースは仙台国際ハーフを予定しています。ニューヨークマラソンにもエントリーしていますので、当選すると嬉しいですね。

■山本 明日香さん(Bチーム)
「マラソンは楽しむがモットーです!」


ランニングを始めたのは2年前です。大学3年生の時、コロナで授業がオンラインになったので身体を動かす機会が減り、気分転換に歩き始め、徐々に走るようになりました。4年生の時は研究や国家試験で忙しくなって走らなくなったのですが、昨年4月に社会人になって休日が暇だったので体育の日の前日に走ってみようと思って走ったのです。その勢いで12月のスマイルマラソン(30km)にエントリーしたのですが、2時間50秒で走れて3位になれました。そこから面白くなってマラソンの練習を始めました。今年1月のフロストバイトのハーフは1時間33分59秒でした。この時は想像以上に走れて、しかもすごく楽しかったですね。その流れで2月の京都マラソンに出て、3時間37分22秒で走ることができました。初フルで3時間45分を切れればと思っていたのですが、何も考えずに走ったらキロ5分を切れるくらいで走れてタイムがついてきた感じです。練習は自宅周りを一人で走っています。仕事は病院で管理栄養士をしていますが、意外と残業がなくて走る時間も取れるので、ワークライフバランスは良いですね。マラソンは、数字として結果が出て、成長を実感できるところが魅力ですし、楽しむことも大事にしています。それに普段、沿道から「頑張れ」とか言われることってないですし、まったく知らない人と一緒に走っているだけでも楽しいですよね。最近は山を走る魅力を知ってしまい、トレイルランも始めました。4月2日に青梅高水トレイル、16日もトレイルの大会に出る予定です。

■金子 文也さん(Bチーム)
「3ヵ月間、山籠もりしてハーフ94分」


走るキッカケになったのは、昨年始めたトライアスロンです。それまで飲むか旅行くらいしか趣味がなくて、打ち込めるものがあればと思っていたのですが、友人に誘われて大会のエントリーもされたので、もうやるしかない感じでした。トライアスロンのシーズンが終わった後、昨年11月から3ヵ月間、仕事で京都の山奥に住みながら住民へのインタービューやリサーチをしていました。仕事は、コンサルティングなのですが、まさかその仕事で山奥に行くとは思わなかったですね。その間、走ることがほとんどできなかったのですが、1月のハイテクハーフに出て、1時間34分で走ることができました。キロ5を維持するくらいかなぁって思っていましたが、途中から4分30秒くらいで思っていた以上に走れて楽しかったですし、自信になりました。それまでの練習の積み重ねと中高時代はボート、大学はチアリーディングをしていたので、意外と体力があったのかもしれないですね。練習は、朝走っています。自宅がスーパーの搬入口の前にあるので、朝5時には目が覚めてしまうのです。最初はうるさくていやだなって思っていたのですが、今は目覚ましにして起床し、1~2時間走っています。今後、ロードはかすみがうらに出る予定で、サブ3.5が目標ですけど、初フルなので自分の現在地を知れたらと思っています。トレイルは6月の横浜、同じく6月に開催される東三河のアイアンマンに出て、佐渡や九十九里も考えています。ロードもトライアスロンも沿道の応援とか、賑やかなのが好きなので、レースに出られるのであれば月1で出ていきたいですね。

■内藤 弥栄子さん(Bチーム)
「挑戦しないと壁は越えられない」


初フルは、2018年のホノルルマラソンでした。姉が連れて行ってくれるということで、それまで走ったことがなかったのですが、3ヵ月前から走り始めました。でも、どんな練習をしていいのか分からないですし、時計もない中で走って5時間20分くらいでした。それからランニングレッスンに行き始めて、2019年の静岡マラソンを走り、4時間05分12秒だったのです。トイレやエイドで食べたりしなかったらサブ4行けたかもと思い、そこからタイムを気にするようになりました。陸上経験はないですが、ダンスは20年間くらいやってきたので、長時間動くことに身体が慣れていることがマラソンにも少しは活きているのかなと思います。2021年の青島太平洋マラソンで3時間35分37秒を出し、サブ3.5を達成しようと昨年は毎月200キロ以上走っていました。WEB関係でコンテンツ企画の仕事をしているのですが、8月からすごく忙しくなって3時間くらいしか睡眠が取れなくて・・・。そうしたら11月に呼吸が苦しくなって、やめ癖がついてしまったのです。それを克服するためにいろいろ考えていた時、ビヨンドで神野選手とRETO RUNNING CLUBの皆さんを見かけました。ゴールで最後の一人が戻ってくるのを全員で待っていたので、いいなって思って興味を持ち、申し込みました。練習は今、朝走り、昨年から毎月200キロをキープしています。今回の東京マラソンは3時間30分07秒でPB更新して、次は長野マラソンを予定しています。挑戦しないとサブ3.5をクリア出来ないと思うので、RETO RUNNING CLUBのみなさんと一緒にがんばって目標を達成したいと思っています。

■笹辺 恵さん(Bチーム)
「神様いないのかよ、からの復活!」


中高時代は陸上部で800mとか3000mを走っていて、大学ではライフセービングをしていました。卒業後、まったく走っていなくて5、6年前、アシックスの友人のイベントに参加した時、「キロ6でも走れないの?」っていわれて、これはヤバいと思って走り始めました。初フルは2018年の名古屋ウイメンズで4時間23分25秒、同年10月横浜マラソンでは3時間47分でサブ4を達成しました。2019年のつくばでは3時間29分46秒でサブ3.5を切り、その後、神奈川ハーフで1時間34分33秒を出して絶好調で名古屋ウイメンズという時、中止になって気持ちがダダ下がりになってしまいました。昨年、このままじゃ終われないと思い、練習を再開して名古屋ウイメンズに出たら3時間46分06秒。もう何やってもダメかなぁって思ってチームの練習会に参加したのですが、レベルが高すぎて消化不良になり、面白くないと思い、今年の勝田マラソンで終わりにしようと思ったのです。そのために3ヵ月間、200キロ以上走って、練習もこなしたのですが3時間33分05秒で終了。「神様いないのかよ、記録を追うマラソンはもうやめよう」と思った時、RETO RUNNING CLUBのことを知ったのです。私は今、高齢者の運動指導員をしているのですが、理論を吸収して自分の中に落としたものしか提供できないのです。理論的な指導者のいるところでやりたいと思っていたので、RETO RUNNING CLUBに申し込みました。今後のレースは、軽井沢ハーフにエントリーしましたが、その他は未定です。30キロ以降の失速という課題を克服して、サブ3.5をもう1度超えて、その先に進みたいですね。


 

施設協力:MARUNOUCHI Bike&Run
営業時間
平日 6:30~22:00 (最終受付21:20)
休日 6:30~19:00 (最終受付18:20)
TEL.03-6269-9806
https://bike-run.jp/

Shun Sato
佐藤 俊
北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、出版社を経て93年にフリーランスに転向。現在はサッカーを中心に陸上(駅伝)、卓球など様々なスポーツや伝統芸能など幅広い分野を取材し、雑誌、WEB、新聞などに寄稿している。著書に「宮本恒靖 学ぶ人」(文藝春秋)、「駅伝王者青学 光と影」(主婦と生活社)など多数。
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