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COLUMN

「RETO RUNNING CLUB 第4クールスタート! 新メンバー紹介 」 第15回活動レポート。

2023.03.03

2月13日よりRETO RUNNING CLUBの第4クールがスタートしたが、そこから新たに14名のメンバーが加入した。目標達成に向けて、意欲的な走りを見せる14名の素顔を今回から2回連続で紹介していく。

■加藤 真理さん(チームA+)
「もう一度、サブ3達成。揺るぎないその気持ち」


私が走り始めたのは、2002年で、今よりも体重が14キロほど重かったのです。これは大変だと思い、ダイエットをするためにトレッドミルを週5回、必死になって走っていました。初めてフルマラソンに出場したのは2007年サンフランシスコで開催されたナイキウイメンズマラソンでした。名古屋ウイメンズの前身の大会で一生に一度マラソンを走るなら完走メダルよりもティファニーがいいと思って走りました。その時は、3時間29分でしたね。初めてサブ3を達成したのは2013年の大阪国際女子マラソンで2時間59分15秒です。その年のつくばマラソンでサブ3を達成したのを最後に今でもそのタイムを切れていません。ケガが増えたりして、タイムがどんどん落ちていって、3年ぶりに出場した昨年のつくばマラソンは3時間14分でした。このタイムには納得がいっていません。今は、もう1回サブ3を達成したい、その気持ちだけですね。マラソンを知らない人に「3時間どころか3時間前半も無理でしょ」と言われ、知っている人から「サブ3を2回できたのは奇跡なんじゃないの」と言われて、それが悔しくてしょうがなくて。今は月間で300キロ程度走っています。仕事は会社で事務職をしていているので平日の夜か、土日に一人で練習しています。私は陸上経験者ではなく、最初の頃は走るのが楽しくてしょうがなかったのですが、今は何のために走っているのか自分でもよく分かりません。ただ、やめることもできないですし、やめようとも思わないので、とにかくもう一度3時間を切りたいです。あとは、自分に何か自信を持てるものがないので、走ることが私にとっての自信になるのかなと・・・。今回の東京マラソンでサブ3を達成するのは難しいと思うので、3時間5分から7分くらいを目指して走り、次に繋げていけたらと思っています。

■光安 理佐さん(チームC)
「悔しさを糧にまずはサブ4達成を!」


初回の練習はちょっと緊張しましたし、メニューもキツイかなと思ったのですが、ギリギリついていくことができました。みなさん、仲が良さそうで、雰囲気がすごく良かったですね。私が走り始めたのは5年前、運動不足を感じたからです。でも、どうせ走るなら目標を持って走りたいと思い、第1回の松本マラソンに勢いでエントリ―しました。その時、5時間3分19秒だったのですが、楽しいなと思い、ランニングが習慣化していきました。仕事は、お店でインテリア販売をしています。シフト制で朝早かったり、夜遅かったりで、いろいろですね。練習は、一人で走っています。コロナで暇になった時は月間で200キロ近く走っていたのですが、最近は忙しくなり、100キロ前後です。効率よく練習できる環境がないかなと思ってランニングチームを探していたところ、今回RETO RUNNING CLUBを見つけて参加しようと思いました。というのも昨年、東京マラソンを走って4時間4分22秒でサブ4を達成できなかったのが本当に悔しくて・・・。そこからやる気が出て、頑張ってきたのですが、今年の勝田マラソンは4時間10分25秒でした。トレイルで長い距離を走っていたのでロングは得意だと思っていたのですが、ロードに切り替えるとちょっと苦手意識が出てきてしまっています。25キロくらいから失速する傾向にあるので、長い距離が足りないのかなと思って、最近、週末はロング走をしています。3月に名古屋ウイメンズがあるので、そこでサブ4を達成して、サブ3.5まで行きたいですね。走るようになってから体力がついて風邪を引かなくなりました。ただ、やるからにはタイムを追うのも楽しいので、これからも走り続けていこうと思っています。

■石田 亜伊(チームC)
「このまま終わってしまう危機感からリスタート」


ランニングを始めたのは、2017年です。それまでスポーツの経験はまったくなくて、ただダイエットの目的だけで走り始めました。最初は、週3回程度、2キロ走るのが精一杯な感じだったのですが、徐々に距離を伸ばしていくのが楽しくなって本気になっていきました。その後、仕事周りで走ったことがある人がわりと多くて、一緒に走るようになり、せっかくならフルマラソンに出てみたらと言われて、出場したのが宮城東北復興マラソンでした。5時間切りを目指す中、4時間54分25秒で走れて目標をクリアできたのですが、この経験がスポーツをしていなかった私にとってはすごく大きかったですね。達成感というか、自分を褒めることって大人になるとなかなかないので、それが出来たのはすごく良かったですし、このままマラソンを続けていきたいと思いました。サブ4を達成できたのは2019年のいわて盛岡マラソンで、つづく湘南国際マラソンでの3時間37分08秒が自己ベストになりました。そこからサブ3.5を達成するためにわりとストイックに練習をしていたのですが、コロナにかかったり、股関節を痛めて4ヵ月くらい走れない時期が続いたりしたのです。そういう中、昨年、名古屋ウイメンズの記録が4時間20分に終わりました。仕事が変わって忙しくなり、走る時間が減り、体重が増えていきました。走らないことに甘えて、ケガをして、走らない毎日が続いていく感じでしたね。このままだと本当に走らなくなりますし、みんなについて走っていた頃は楽しいなって思ったので、もう1回、サブ4を切るのを目標にやろうと決めてRETO RUNNING CLUBに入りました。今年の名古屋ウイメンズは無理せずに現状を把握するレースになりますが、来年のマラソンシーズンに向けて、今後どれだけ自分を取り戻せるのか、楽しみにしています。

■川崎 菜月さん(チームC)
「完走すればいいからの卒業」


高校まではバスケットボール部、大学時代はラクロス部で活動をしていました。ずっとスポーツをしてきたのですが、会社に入ってから体を動かさなくなったので8年前にランニングを始めました。当時は、練習といっても5キロを軽く走る程度、それ以上長い距離は、ほとんど走っていませんでしたね。初フルは、名古屋にいたので、2016年の名古屋ウイメンズです。地元では、このレースに関心がある人がわりと多くて、友人から「一緒に出ようよ」と誘われて走りました。レースはボロボロで5時間22分03秒もかかり、翌日も足がズタボロ状態で寝た切りになり、「もう2度と走るもんか!」って思いました。そこで1回、燃え尽きたのですが、それから3年後、また違う友人に誘われて名古屋ウイメンズを走ったら4時間36分03秒で行けて、すごく楽しかったのです。その後、東京の会社に転職し、高校の同級生の大島(千鶴)さんと一緒にちょくちょく走るようになりました。会社は、食品メーカーの人事部所属で社員の健康管理をしています。元々は看護師なので、産業医とのパイプ役みたいな感じです。マラソンでは、毎回サブ4達成を目標にしているのですが、練習でなかなか追い込めず、最終的に完走できればいいやという気持ちで走っていました。でも、いつまでもそれでいいのかな? と正直思っていたので、今回は目標を達成するためにRETO RUNNING CLUBに参加しました。マラソンは楽しいですけど、レースの時はキツイですね。なんで、こんなことしちゃっているのかなと思うのですが、達成感が大きいので続けられているのだなと思います。今年の東京マラソンは5回目のフルマラソンになりますが、サブ4に少しでも近づけたらと思っています。

■大島 千鶴さん(チームC)
「ストイックに頑張る人たちと一緒に頑張りたい!」


高校、大学は生粋の帰宅部で、走り始めたのは、2018年くらいからです。徐々に太り始めたので、このままいくとヤバいなって思い、ジムに入って走り始めました。最初の動機はダイエットだったのですが、運動を始めてみたらすごく気持ちが良くて、日常生活のリフレッシュになるのが感じられたので継続しています。たぶん、今が人生で一番運動していますね。いつもは皇居を走っています。仕事がPR会社なので、業界的には曜日関係なく忙しいですが、私は暦通りに働けているので土日のどちらかに走ることが多いです。初めて出たレースは、2018年3月渋谷表参道ウイメンズランの10キロです。その時一人で参加したのですけど、みんなと一緒に走っていく感じが面白かったですね。マラソンの大会会場ってお祭りみたいな感じですごく楽しめたので、大会に出て良かったなと思いました。初めてフルを走ったのが2019年11月の富士山マラソンです。エントリ―する際、コースとか全然見ていなくて、時期的に紅葉がきれいですし、冬は寒いからNGということで決めたのですが、いざ走るとすごい勾配があってキツかったですね。この時の4時間24分29秒が自己ベストで、マラソンの経験はこの1回だけです。RETO RUNNING CLUBに参加したのは、性格的にマラソンは4時間半かけて走ればいいと思ってしまうタイプなのですが、せっかく走っているんだから目標を持ってストイックに頑張っている人たちと一緒にやってみたいと思いましたし、社会人になって新しいコミュニティに入ることが少なくなってきたので、今回すごくいい機会だなと思ったからです。締め切りとか目標とかがないと頑張れないタイプなので、3月の名古屋ウイメンズが終わった後、サブ4達成に向け、次のレースについて考えていきたいと思っています。

■島田翔平(チームC)
「まずは、マラソンできる体作りから」


ランニングを本格的にやろうと決心したのは、神野選手が昨年の10月に弊社(保険会社)の講演に来ていただいたのがキッカケです。ランニングチームをやっていますという話をされた時、中学時代、部活していましたという話をしたら「選考になりますが申し込んでみますか?」とお声掛けしていただきました。そこからちゃんと走ろうと思って、11月に立川ハーフ(3月12日)をエントリ―しました。中学時代、部活で1500mを4分30秒くらいで走っていましたが、クラブチームで硬式野球もやっていて、どっちかというとそっちがメインでしたね。東京都の陸上の合宿や八王子の大会では大迫傑選手とよく顔を合わせました。合宿をやった時、雨が降って僕らは練習中止で喜んでいたのですが、大迫選手は「練習ができない」って泣いていました。その当時からもうバケモノでしたね。陸上は中学で終わり、入社後はリレーマラソンとかに出ていましたが、体重が増えて、仕事も忙しくなり、あまり走らなくなりました。今も仕事が忙しくて平日は遅くまで働くことが多く、土日は妻がパートに出て、僕が子どもの面倒を見ているので、なかなか走る時間が取りにくい状況です。でも、練習会に出たらキツかったのですがすごく気持ちよかった。これから週3は走る時間をキープしていきたいです。マラソンの目標はサブ4ですが、その前に、まずは痩せないといけないですね。今、78キロなので、なんとか70キロを切るところまで落としていきたい。そこを目指して、走りながらマラソンを走れる体を作ることが先かなと思っています。


 

施設協力:MARUNOUCHI Bike&Run
営業時間
平日 6:30~22:00 (最終受付21:20)
休日 6:30~19:00 (最終受付18:20)
TEL.03-6269-9806
https://bike-run.jp/

Shun Sato
佐藤 俊
北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、出版社を経て93年にフリーランスに転向。現在はサッカーを中心に陸上(駅伝)、卓球など様々なスポーツや伝統芸能など幅広い分野を取材し、雑誌、WEB、新聞などに寄稿している。著書に「宮本恒靖 学ぶ人」(文藝春秋)、「駅伝王者青学 光と影」(主婦と生活社)など多数。
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