• instagram
  • youtube
  • rss
スタイリッシュに速く走りたい、すべてのランナーへ
  • instagram
  • youtube
  • rss
COLUMN

“挑戦”をサポートする、RETO Running Club powered by Runners Pulse 第7回活動レポート。

2022.08.14

RETO Running Club(以下、R.R.C.)の第2クールがスタートした。この日は神野大地選手、高木聖也コーチがケニアに滞在中で、タムケンこと田村健人コーチがひとりでリードすることになった。「今日は僕ひとりで、みなさん、不安に思うかもしれませんが、頑張っていきますので、よろしくお願いします!」とあいさつし、メンバーの笑いを誘っていた。つづいて、この日、ゲストコーチとしてYouTuberでTDKプロジェクトとして活躍中のよしきさんが登場。よしきさんは、東洋大学陸上部の元主務で、陸上系YouTuberとして8.93万人の登録者がいる人気者、挨拶の際は「おぉー!」という歓声が上がった。次に、新メンバーが紹介された。今回、チームに入ったメンバーは、Aチームに島田和幸さん、Bチームに大村元宥さん、加藤麻実子さん、Cチームに大高芸さん、中丸勘太郎さん、美能友恵さん、渡辺恵三子さん、今田実里さんの計8名。欠席者がおり、全員ではなかったが、それぞれ少し緊張しながらも自己紹介で抱負を述べ、メンバーから大きな拍手が送られた。

この日のメニューは、1600m x 800m x 400m(Aチームのみ+400m)を2セット。レストは1600mの後で90秒、800mの後で60秒、セット間は5分。ペース設定は、Aチームが6’40”(4’10”㎞/h)、3’00”、82-80、Bチームは7’45”(4’50”㎞/h)、3’20”、90-92、Cチームは8’48”(5’30”㎞/h)、3’40”、100-102。

ケニアにいる高木コーチからは、「1600mはMペースより少し速いペース、800mも少し余裕があるペース、400mは少し速い設定です。疾走区間は5.6㎞‐6.4㎞と決してボリュームは少なくないです。暑い中でも練習会を利用して、Mペース以上で距離を稼ぐこと、400mである程度、心拍を上げるペースで走ることを意識してください。」と指示があった。タムケンは、「暑いけど、スピード感覚を養いつつ、徐々にスピードが上がりますが、リズムとか自分の感覚をよくしていってほしいですね。」と、メンバーに伝えた。

変則式のインターバルは、複数の距離を組み合わせて走ることで、インターバルトレーニングの中に変化をつけられることが最大の特徴になる。効果としては心肺機能を高め、速いペースを維持する筋力がつく。蒸し暑さの中で走るので暑熱対応力もつくだろう。「夏は暑さとの戦いでもあるので、まず脱水にならないように気を付けること。練習間の給水は必須ですね。練習がきつく感じることがあると思うけど、それはしょうがないので、我慢しながらつづけて秋に繋げていくことが大事かなと思います。」と、タムケンは、夏の練習時の注意点と意義について、そう語った。

いつものストレッチを行い、二重橋付近を2周して、練習が始まった。よしきさんは、Bチーム、Aチームはサイエンスラボ、Cチームはタムケンが担当した。Cチームは、少し遅れるメンバーもいたが、おおむね集団で走り、設定通りにメニューをこなしていった。「みんな、すごく追い込むという感じではないですが、淡々とこなしていてよかったかなと思います。目立ったのは、吉岡さんですね。遅れることなくメニューをこなして、めちゃくちゃ強くなったし、すごく成長を感じました。」とタムケンは嬉しそうに、そう語った。吉岡さんは、「1期目を終え、小田鎌であれだけきつい経験をしたので、なんでも我慢できます!」と練習後に言っていたが、自信を持って走っているのが印象的だった。

練習は、タムケンが語るように1600mは淡々と余裕を持ってこなしていたが、800mは少しキツそうだった。400mは行き切れてしまうので我慢できるが、800mという長さはなんとも微妙でメンバーも呼吸が荒くなっていた。タムケンは「800mがこのメニューの正念場でしたが、みんな我慢して走り切れたので良かった。」と語り、よしきさんも「Bチームも800mがキツそうでしたね。僕も一番、声を出しました。」と語った。きつい800mを終えると、次のスタート前にはメンバー同士、お互いに声を出し合い、いい雰囲気でメニューをこなしていった。

今回の目玉はもちろん新メンバーなのだが、同様に注目したのが2期目にクラスアップしたメンバーたちの走りだ。Aチームには、Bから平川淳一さん、今川莉玖さん、BチームにはCから新沼径さん、西尾紗梨愛さんが昇格した。個々のメンバーが成長し、次のステップに上がっていくことはチームとして理想でもある。

さっそく昇格組がチームをざわつかせたようだ。「Bチームに上がった新沼さんと西尾さんは、トップでぶっ飛ばしてましたね。CからBに上がったばかりですがBチームを飲み込む勢いでやっているのですごくいいなと思いました。これからが楽しみですね。BからAチームに上がった平川さんは、すごくキツそうで、『Aはきつい、やっぱり違いますね!』と言っていましたが、これから慣れていけば十分やっていけると思います。」とタムケンは話してくれた。昇格組は、ぞれぞれ感じるものに違いがあったようだが、今後も彼らのようなメンバーが、どのくらい出てくるのか、非常に楽しみだ。

この日の練習には、これまでにないシーンがあった。足を痛めたりなどして、見学しているメンバーがいたことだ。春から練習を積み上げてきて、自主練習でもかなり走っているせいか、筋肉疲労などから痛みが出てきているようだ。「練習前、いつもは平野さんと新沼さん、美和ちゃんがアップで皇居を走っていて、僕が計測とかを終えると、みんなと戻ってくるのですが、今日は美和ちゃんが足が痛くなって見学されていたので、早く良くなってほしいですね。他にも足に違和感や痛みを抱えながら走っている人がいるので、無理はしないように。何かあれば僕らに話をしてほしいと思います。」ともタムケンは語ってくれた。メンバー同士で治療院やケア方法などの情報交換もしているので、痛みや違和感がある時は、コーチやメンバーに相談するなどして早期に対応し、予防、治療を進めていくことが望まれる。故障が重症化し、走れなくなることほどつらいことはない。

練習後、よしきさんがチームの印象について、笑顔でこう語ってくれた。「これまでいろんな練習会に参加させていただいているのですけど、R.R.C.は本当にみなさん明るくて、いい雰囲気でした。神野選手、高木聖也コーチ、タムケンの青学の明るい雰囲気がチームに反映されているなって思いましたね。僕もチームをやってみたいと思うのですが、ひとりではできないので、仲間と一緒にやる際にはぜひ参考にしたいと思います。」。

次回、高木コーチが復帰し、新しいメンバーの表情も紹介していく。

第2クールR.R.C.メンバー

Team A

Team B

Team C

Team R.R.C.

施設協力:ラフィネ ランニングスタイル Otemachi One
営業時間
平日 7:00~22:00(最終受付21:00)
土日祝日 7:00~20:00(最終受付19:00)
TEL.03-6269-9097
https://www.raffine-rs.com/shop-otemachi-one

Shun Sato
佐藤 俊
北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、出版社を経て93年にフリーランスに転向。現在はサッカーを中心に陸上(駅伝)、卓球など様々なスポーツや伝統芸能など幅広い分野を取材し、雑誌、WEB、新聞などに寄稿している。著書に「宮本恒靖 学ぶ人」(文藝春秋)、「駅伝王者青学 光と影」(主婦と生活社)など多数。
RECOMMEND
CATEGORIES