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asics(アシックス)が、ランナーの適切なシューズ選びをサポート。プロネーションタイプ判定サービスを直営店に導入。

2019.06.05

ゲルやフライトフォームなど、独自に開発した素材や技術を用いて、アシックスの数々の名作を生み出してきた「アシックススポーツ工学研究所」。アスリートはもちろん学生や子供まで、幅広いレベルのユーザーに向けて、これまでイノベーティブな技術や製品、サービスを生み出し提供してきたが、今回、そのスポーツ工学研究所が蓄積してきた知見やデータを活用して、そこへAI(人工知能)画像解析技術を用いて、ランナーのプロネーションタイプを判定するシステムを開発した。このAI(人工知能)画像解析技術を用いた判定サービスは、世界でも類を見ない試みだという。

プロネーションとは、かかとの内側への倒れこみに代表される一連の動きで、着地の衝撃をやわらげるために人体に備わった足本来の機能のこと。かかとが大きく内側に倒れこむオーバープロネーションやその挙動がほとんど見られないアンダープロネーション、標準的な範囲のニュートラルプロネーションなど3つのタイプに分けられる。極端なプロネーションの場合はランニング障害につながりやすいといわれているが、その度合いは個人差が大きいので、各人のプロネーションの特徴にあったシューズを着用することが重要とされているのだ。

今回導入されるシステムでは、タブレット端末でランニング中の膝から下の動画を後ろから撮影するだけでタイプを判定でき、撮影された動画をクラウド上のAIで自動解析して、着地の際にかかとがどの程度内側に倒れこんでいるのかを割り出す。そして、この分析結果を元に、それぞれのランナーの特徴にあったアシックスのランニングシューズを提案してくれるというのだ。アシックス直営店では、これまで「ASICS FOOT ID(アシックス フットアイディ)」で走行時の足の運びを分析していたが、今回導入されるシステムではセンサーやマーカーなど特別な機材は必要とせず、手軽にプロネーションタイプを判定することができる。

アシックス ランニング アナライザーでは、フォームの傾向を自動的にフィードバックし、分析結果を元にフォーム改善のためのトレーニングも推奨してくれる。また、2つのフォームを比較でき、着用シューズ別のフォームの違いなども比べることができる。

このシステムは、アシックスが独自に開発したランニングフォーム分析アプリ「ASICS RUNNING ANALYZER(アシックス ランニング アナライザー)」に新たな機能として追加され、6月上旬から「アシックス原宿フラッグシップ」、イギリス・ロンドンの「ASICS REGENT STREET FLAGSHIP(アシックス リージェントストリート フラッグシップ)」、アメリカ・ニューヨークの「ASICS 5th AVENUE FLAGSHIP(アシックス フィフスアヴェニュー フラッグシップ)」などの旗艦店をはじめ、グローバルの直営店で順次導入されるという。今後はさらに小規模店舗やイベント会場などでの実施も視野に入れていくということなので、自分にあったシューズを探しているという人はぜひその進展をチェックしておこう。

INFORMATION
プロネーションガイド:https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/pronation

 

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