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アシックスを代表する高機能ランニングシューズ「GEL-KAYANO」シリーズから、クッション性と安定性をより高めた、26代目となる最新モデル「GEL-KAYANO 26（ゲルカヤノ 26）」が発売。5月31日（金）からアシックス直営店各店、アシックスオンラインストアで先行発売し、7月中旬から全国のスポーツ用品店などで順次販売を開始する。

GEL-KAYANOと言えば、1993年に第一弾が誕生した長距離ランニング用の高機能モデル。フルマラソン完走をより身近にするシューズとして、安定性やクッション性を重視しつつ、軽量性や反発性を向上させるなど進化を果たし、多くのランナーに愛されてきたアシックスを代表するモデルの一つ。トップアスリートの中にも愛用者は多く、先日プロに転向した川内優輝選手もその一人であり、着用歴は5年以上になるという。「GEL-KAYANOシリーズは足に負担が少ないという点、安定感とクッション性が高いという点で気に入っています。また、トレーニング時にはキック力強化のために着用しています」とコメントしている。

今回発売する新作は「温故知新」をコンセプトに、これまで培ってきた知見と技術を融合させることで機能性を向上させている。かかと部に搭載した衝撃緩衝材「GEL（ゲル）」が最大の特徴で、凹凸や溝を持たせた独自の形状を採用。これによって、荷重がかかると効率よく変形すると同時に、素材の特性により元の形状に戻ろうとする力が働き、高いレベルでクッション性を発揮できるというのだ。

また、ミッドソールは、軽量性と耐久性という相反する機能を高次元で両立させた独自開発のスポンジ材「FLYTEFOAM（フライトフォーム）」をかかと部に採用。さらに反発性をより高めたタイプの「FLYTEFOAM PROPEL（フライトフォームプロペル）」を全面に採用し、オーバープロネーションを抑制する高硬度のスポンジ材を靴底のかかと部内側に設けるなど、独自の素材や機能を取り入れ、足が自然と前に出るような心地よいライド感を実現している。

アシックスでは、新モデルは前作より機能性を向上させる、という社内基準を定めており、「GEL-KAYANO」シリーズはこれまで26回ものアップデートを施している。前述した川内選手はシューズ選びに関して、「ランナーのニーズは多種多様だと思いますので、最終的には自分自身で履き比べ、本当に合うシューズを見つけてご自分のゴール達成を目指してほしいと思います」とコメントしているが、まずは足入れをして、その進化の過程を感じつつ、最新のフィーリングを体験してみてはいかがだろうか。