「ウルトラトレイル・マウントフジ 2019」に40の国と地域から2,663人が参加。ライブストリーミングも大会公式YouTubeチャンネルで放送。
「ウルトラトレイル・マウントフジ2019」は、いよいよ4月26日(金)正午にスタートする。富士山麓の自然と文化をたどる距離165km、累積標高差7,942mのコースを、2,663人の選手が、静岡県の富士山こどもの国から山梨県の大池公園(富士河口湖町)まで、制限時間である46時間以内の完走を目指す。
そして今大会では、大会の模様を会場やコース上からの映像とともに伝えるライブストリーミング番組を、大会公式YouTubeチャンネルで放送。さらに、インターネットを通じて各選手の通過状況を随時確認できるサービス(応援ナビ、LiveInfo)も利用できるので、会場に行くことができないという人も逐一状況をチェックすることができる。
国内外から参加する有⼒選手の走りに注目。
世界各地の20大会から構成されるウルトラトレイル・ワールドツアー(UTWT)の第8戦となる今大会も、過去の上位入賞経験者だけでなく、広く世界からトップ選手が参加しているので、その走りにも注目したい。
男子では、昨年の表彰台に立った10人の選手のうち、今大会に再び挑戦するのは5位のジャンタラブーン・“ジェイ”・キアンチャイパイファナ選手(タイ)、6位の土井陵選手と9位の小原将寿選手の3名と少ない感じもするが、優勝候補として、昨年男子で史上3人目のUTMB3度優勝を達成したフランスのグザビエ・テベナール選手がエントリー。2016年にUTMFに参加した際には大雨のためレースが短縮されてしまっただけに、今回100マイルのコースでの勝利を目指している。その他、テベナール選手のチームメイトであり、2017年、2018年のレユニオンDiagonales des Fousを連覇したことで注目されているベヌワ・ジロンデル選手(フランス)や、昨年のUTMBで3位のジョルディ・ガミト選手(スペイン)、昨年のTDSで4位のトフォル・カスタニエール選手(スペイン)と、海外選手の層は厚い。
また国内選手では、昨年のハセツネCUP優勝者の三浦裕一選手や2016年のハセツネCUP優勝者の川崎雄哉選手、昨年のトレイル世界選手権で12位の荒木宏太選手らがエントリー。このほか菊嶋啓選手、鬼塚智徳選手、小林誠治選手、森本幸司選手、牧野公則選手、矢嶋信選手、奥宮俊祐選手、松永紘明選手らの活躍を期待したい。
一方女子では、昨年大会2位の丹羽薫選手が初優勝を目指し、エントリー。今回が5回目のUTMFへの挑戦で、これまで8位、4位、3位(短縮コース)という結果を残しているだけに、今回は是非とも1位を獲得したいところ。ほかにも、昨年3位の浅原かおり選手や4位の星野由香理選手、6位の黒田清美選手、8位の宮﨑喜美乃選手、10位の宮島亜希子選手が再びスタートラインに。また海外からは、今年のHong Kong 100で2位のシャン・フージャオ選手(中国)やオーストラリアのルー・クリフトン選手、フランスのシルベーヌ・キュソ選手が出場する。
間もなく幕が明ける「ウルトラトレイル・マウントフジ2019」。今年はどんなレースが展開されるのか。ゴールデンウイークでお出かけ中という人も、ぜひYouTubeでお楽しみを。
INFORMATION
ウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会事務局
・大会URL:http://www.ultratrailmtfuji.com
・大会Facebook:https://www.facebook.com/
・大会Twitter:https://twitter.com/
・大会YouTube:https://www.youtube.com/
【関連記事】
・バーチャルSTYなども実施!「THE NORTH FACE×STRAVA×UTMF」のトリプルコラボレーション企画が開催。