「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」が富士山麓に1年半ぶりに帰ってくる。4⽉27⽇(金)スタート。
多くのトレイルランナーの目標であり、憧れの舞台である、日本を代表するトレイルランニングレース「ウルトラトレイル・マウントフジ」。第6回目となる⼤会が、4月27日(金)から3日間の日程で開催される。
前回2016年9月大会から約1年半ぶりの開催となる今回は、開催時期を再び春に移す(2012年の第1回大会は5月開催)と同時に、コースをリニューアルして実施するという大きな変更を決断。従来の富士山⼀周というコースは大会のアイデンティティとも呼べるものだったが、大会終了後に行ってきた環境アセスメントの結果を踏まえ、静岡県側の富⼠山こどもの国(富士市)をスタートし、時計回りで⼭梨県側の⼤池公園(富⼠河⼝湖町)にフィニッシュするという形に新たに設定された。次回以降もこの形での実施を行う予定ということで、新しく生まれ変わったUTMFの第一歩目の大会となりそうだ。
⽇本と世界のトップ選⼿が集結。32の国と地域から2,684⼈が参加。
今大会は、⽇本において競技⼈⼝が20万⼈を超えるといわれるトレイルランニングの代表的な⼤会の⼀つとして成⻑を続け、競技としてのレベルも年々⾼まっている。UTMF(168km、累積標⾼差約8,100m、制限時間46時間)とSTY(92km、累積標⾼差約4,100m、制限時間20 時間)には、過去⼤会での上位⼊賞者に加え、UTMB®をはじめとする世界的な⼤会で活躍するトップレベルのアスリートも参加。加えて一般ランナーたちも厳しい条件をクリアし、UTMFに1580⼈(うち⼥性 264⼈)、STY に1104⼈(同 231 ⼈)の計2684⼈がエントリー。世界32の国と地域から参加し、国別でも中国、⾹港、シンガポール、フランス、タイ、イギリス、オーストラリア、アメリカ、韓国、マレーシアからと非常に国際色豊かとなっている。
参加者でなくても楽しめるイベントが満載。
ウルトラトレイル・マウントフジは、選⼿だけでなく応援や観戦のために集まった人でも富⼠⼭エリアの⾃然や名所を楽しめる、⽇本最⼤級のトレイルランニングのお祭りを⽬指しているというこで、マラソン大会と同様に“UTMF EXPO”も開催。今年も計35ブースの出展が予定され、⼤会前⽇の4月26⽇(⽊)から開催される(富士山こどもの国は4月27日のみ)。さらに富⼠⼭エリア各地の地元グルメをはじめとする飲⾷や物販エリアMarche(マルシェ)がスタートとフィニッシュ地点で迎えてくれるほか、今年から新しく河⼝湖・⼤池公園にMidnight bar@KAWAGUCHIKO(ミッドナイトバル)が設けられる。STYの選⼿がフィニッシュする4⽉27⽇(⾦)の夜から、UTMFのトップ選⼿がフィニッシュする28⽇(⼟)の午前まで、オールナイトで温かい⾷べ物や飲み物を楽しめる飲⾷ブースが用意されるということで、一晩中大会を楽しめるようになっている。
インターネットでもUTMFを応援。
そして、今大会も他のビッグイベント同様に、インターネットを通じて世界のどこからでも応援することができる。UTMF、STYの優勝争いはもちろん、全ての参加選⼿の関⾨通過の状況をLiveTrailやランナーズアップデートのウェブサイトでリアルタイムに確認することができるほか、ネット⽣放送番組として「UTMF 放送部・50時間LIVE!」を放送。STY スタートの直前となる4⽉27⽇(⾦)11時30分から、UTMFの表彰式を終える29⽇(⽇)13時30分まで、50時間にわたって選⼿やサポーター、ボランティア、オーディエンスからの投稿や写真、動画を紹介して、UTMFを楽しむことができるようになっている。現場に行っても行かなくても、今週は大いにUTMFで盛り上がろう。
過去の動画はこちらUTMF2016 START
UTMF 2015 OPENING!!
INFORMATION
UTMB ウルトラトレイル・マウントフジ公式
https://www.ultratrailmtfuji.com/