東京マラソン初、走って知らせる関門タイムライン! 「完走サポートランナー」始動
セイコーホールディングス株式会社と一般財団法人 東京マラソン財団は、2016年2月28日(日)に開催される東京マラソン2016において、ランナーの完走率向上をサポートするため、「完走サポートランナー」を実施する。
東京マラソンには、日本を代表するトップレベルの選手だけでなく、ランニング経験の異なる多くの一般ランナーが参加している。制限時間は7時間と比較的長い設定がされてる。毎年約3.7%(2007年から2015年のフルマラソン平均)のランナーが途中でリタイアしている。特にランニング経験の浅いランナーはペース配分や時間のコントロールができずに、走る余力は残しながらも完走できないというケースが散見される。
そこで、そうした完走を目指すランナー向けに、各関門に設けられた制限時間=関門タイムを可視化する「完走サポートランナー」を設置した。「完走サポートランナー」が完走のための目安となることで、より多くのランナーに完走してもらい、東京マラソンにおいて過去最高の完走率となることが目標。
なお、ここで言う完走率とは、フルマラソン参加者数に対する制限時間内の完走者数の割合のこと。完走率は大会ごとに気象条件やコース、制限時間の有無、参加資格が異なるため一概に比較することはできないものの、世界を見ると東京マラソンを上回る完走率を誇るマラソン大会も多く存在する。
セイコーではランナーがマラソンの楽しさや走る歓び、そして完走の達成感を感じられたかどうかの重要な指標であると考えており、今年で10回目の節目を迎える東京マラソン2016に参加するランナーをサポートすべく協力する。
■「完走サポートランナー」について
【サポート体制】
ランニング指導者とその指導を受けているランナー5名
【活動内容】
各関門の制限時間をクリアできるペースでコースを走ります。みなさんの目印になるようまとまって走り、制限時間内通過が難しそうなランナーの方がいれば、お声がけをすることもある。
【ユニフォーム】
セイコーのタイマーをイメージさせる黄色を基調としたランニングウエア、シューズ、キャップ。頭上には目印となるバルーンが浮かぶ。
なお、飲食料、救護用品は携帯しておりません。
■ 公式WEBページURL(セイコー)
http://www.seiko.co.jp/marathon/2016/jp/finishersupport.html
■完走サポートランナー
公式動画URL(セイコー)