Runners Pulse

短距離スパイクのテクノロジーを注入した、
新世代のレーシングモデルに着目せよ。

東京五輪女子マラソン、アメリカ代表のモリー・サイデル選手が銅メダルを獲得したことで、実力を証明した“PUMA（プーマ）”。“FAST-R Nitro Elite（ファストアールニトロエリート）”と、“Deviate Nitro Elite Racer（ディヴィエイトニトロエリートレーサー）”は、新しいテクノロジーを導入した要注目のレーシングモデルだ。

FAST-R Nitro Elite

未来を感じるデザインも魅力の革新モデル。

設楽悠太選手がレースで着用した際、搭載しているカーボン製のパワープレートが露出された斬新なデザインが話題になったことを覚えている人も多いだろう。“FAST-R Nitro Elite”のミッドソールに採用されたニトロエリートフォームは、陸上スパイクに使われているPEBAXという高反発素材を配合することで、高い反発性を実現。地面に近い位置に配置されたパワープレートと、ラウンドした後足部の形状もあいまって、抜群の推進力を生み出している。ランニングシューズが次のフェーズに進化したことを感じさせてくれるルックスも大きな魅力だ。

なお、初回の販売は国内30足という超限定数で、プーマ公式オンラインストア（https://jp.puma.com/jp/ja/ スポーツ/ランニング/ディヴィエイト-ニトロ-エリート）、またはSteP東京本店、SteP大阪で行われる。

反発性に定評があったニトロフォームよりも、さらに反発性が向上したニトロエリートフォーム。レスポンスもよく、グイグイと足が前に出る感覚が味わえる。

地面の近くにプレートを配置したことで、より効率的に推進力が得られるという。ミッドソールが前足部と後足部に2分割に割れているのも前進力を高めるため。

FAST-R Nitro Elite
27,500円（税込）

Deviate Nitro Elite Racer

安定性も確保された、
カーボンプレート搭載厚底レーシング。

2021年に足数限定で展開された“Deviate Nitro Elite Racer”が、本格展開を開始。ミッドソールにはニトロエリートフォームを採用し、前足部が二股に分かれたカーボン製のイノープレートを搭載。抜群の推進力でランナーをサポートする。アッパーには超軽量のモノメッシュを採用。非常に薄く軽い素材だが、アーチサポートバンドとともにしっかりと足にフィット。中～上級のランナーがアッパーに求めるサポート性は十分に確保されている。また、アウトソールのプーマグリップライトはグリップ力が高く、スピードに乗っても足元に安心感がある。