• instagram
  • youtube
  • rss
スタイリッシュに速く走りたい、すべてのランナーへ
  • instagram
  • youtube
  • rss
SPECIAL

NB GAIEN 5K / Run your way. Park
New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

2025.10.10
& Text by TSUKASA KAWARAI

New Balance<ニューバランス>は、9月27・28日に都立明治公園でランフェスの「Run your way. Park」を開催した。イベント初日には、同ブランド初の日本の公道でのロードレースである「New Balance GAIEN 5K」と「Run your way Relay 10K」を実施。明治公園ではニューバランスのシューズトライアルなどが行われ、隣接する神宮外苑での5kmレースと10kmリレーは、走力や参加目的に関わらずランナーを応援するイベントとして満足度の高いレースとなった。今回は5kmレースに参加した感想や、その他のイベントの様子などをレポートする。

ニューバランスが日本の公道で初めてロードレースを開催。

ニューバランスは近年、東京レガシーハーフマラソンや名古屋ウィメンズマラソン、渋谷・表参道WOMEN’S RUNなど、都市部におけるロードレースへの協賛を積極的に展開している。そして、今回は同ブランドとして日本の公道で初めてとなるロードレースを開催。ここに来て、他ブランドも公道でのロードレースを都心で開催するというムーブメントがあるが、ニューバランスのロードレースは何が一味違うのかを実際に体験すべく、私は「New Balance GAIEN 5K」のスタートラインに立った。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催GAIEN 5Kと10kmリレーは田中希実選手(右端)がスターターを務めた。

レースのスターターは、ニューバランス契約選手である田中希実選手が務め、各ランナーが一斉にスタートを切った。コースは、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館前を発着点とする1周1kmの周回コースを5周。1kmごとのラップがわかりやすいシンプルなコースである。

スタートしてしばらくすると、沿道からの声援を時折耳にしたが、5kmレースの次に10kmのリレーレースを控えたこともあって、そのリレーに出場するランナーたちが声援を送っていた。先頭集団のランナーたちは優勝争いをして白熱の展開を繰り広げていたが、私はカメラを持ちながら4分00秒/kmを切るぐらいのペースで巡航しながらレースを楽しんだ。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

GAIEN 5Kでは10kmリレーに出場前のランナーが声援を送る。

私が走っている後ろで、元サッカー北朝鮮代表選手の鄭大世(チョン テセ)さんと、マラソンサブ3ランナーの芸能人として有名なハリー杉山さんが並走。特に、鄭大世さんにとっては初めてのロードレース出場だったようで、とても刺激を受けていた様子だった。また、ハリー杉山さんは、翌週に行われたオールスター感謝祭の赤坂5丁目ミニマラソンへの調整走としての出場。結局、翌週の本番では、ハリー杉山さんが4位、鄭大世さんが6位と健闘した。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

GAIEN 5Kを走る鄭大世さん(左)とハリー杉山さん(右)

この日は少し日差しが暑く、走っていると発汗が気になったが、他のランナーの熱気や声援もあって楽しく刺激的だった。後に詳しく触れるが、このレースはFuelCell SuperComp Elite v5を履いての出走。途中でファルトレクのように少しペースを上げた局面もあったが、その後も大きくペースダウンすることなくレースを無事に走り終えることができた。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

GAIEN 5Kの完走メダルはレッドカラー。

GAIEN 5Kの完走メダルは珍しい(?)レッドカラーということもあり、少し特別な感じ。ここに、ニューバランスらしい独自性を感じることができた。レース後は、Run your way Relay 10Kを観戦。

チーム戦のスピード感が魅力のRun your way Relay 10K。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

10kmリレーは聖徳記念絵画館前でのタスキ渡し。

GAIEN 5Kとは違って、1周1kmの周回コースを全力で走る迫力のあるスピード感が特徴。チーム戦ともあってタスキ渡しなど熱がこもるシーンも多く、インフルエンサーチームからエリートチーム、競技的ではなくてもリレーを楽しんでいるチームなど、多様なチーム構成が印象的だった。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催1人1kmごとにタスキを繋ぐスピード感のあるリレー。

中には、5kmレースとリレーのダブルエントリーをしているランナーもチラホラ。日本のロードレースが本格化していく10月を前に、神宮外苑という都心でのロードレースを楽しむランナーが多く見られたが、私も秋のロードレースに向けて良いトレーニングとなり、全体的に楽しく過ごすことができた。

Run your way. Parkも併せて開催。

ニューバランスは、この週末に2日間のランフェスであるRun your way. Parkを開催し、ロードレース以外では、コーチや著名人を招いてのヨガやエクササイズ、グループラン、セミナーなど多岐にわたるセッションを実施。また、イベント2日目にはアーバンロゲイニングといった、都心ならではのイベントも開催された。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催神宮外苑と国立競技場に隣接するアクセスの良い都立明治公園。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催明治公園で9月27、28日の2日間でRun your way. Parkを開催。

イベントは両日ともに天候に恵まれ、特にお昼頃からは多くの来場者で賑わっていた。都立明治公園は、国立競技場や神宮外苑、神宮球場などが隣接しており、アクセスの良い都心に位置している。9月中旬には国立競技場で陸上・世界選手権の開催があったが、Run your way. Parkはそれとはまた違った「のどかな雰囲気のイベント」だと感じた。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

室内スペースでのRun your way. Parkのセミナー。

明治公園には都市型スパの新ブランド「TOTOPA」が2024年にオープン。この付近は都心の新スポットとして、今後も多くの人々の来場が見込まれる。

そのTOTOPAが入るビルの1FはParklet Bakeryのエリア。5kmレースや10kmリレーを走り終えたランナーが昼食をとっていたりと、レース後もリラックスしている様子が見られた。また、カフェスペースの横ではRun your way. Parkのセミナー実施や、ランニングコミュニティの“ikism”によるZINE(小冊子)の無料配布も行われた。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

ランニングコミュニティの“ikism”によるZINEの無料配布。

今回のRun your way. Parkでは飲食ブースや協賛ブースが立ち並び、場所柄もあって都心でのフェスのよう。そのアーバンな雰囲気のもと、東京レガシーハーフマラソンとニューヨークシティマラソンのグッズ販売や、ニューバランスのシューズの試し履きも行われ、多くの人々が行き交った。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

東京レガシーハーフマラソンとニューヨークシティマラソンの公式グッズ販売。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

公式グッズが大会期間よりも先行で販売された。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

FuelCell Revel v5などニューバランスシューズの試し履きも盛況。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催

ジョグ用からレーシングモデルまでの幅広い試し履き。

ニューバランスは、協賛大会の東京レガシーハーフマラソンの開催を前に、このような都心における新しいコミュニティ形成に取り組んでいる。神宮外苑でのロードレースの後でも、リラックスしたり仲間との交流や食事などを気軽に楽しめる場所があるという点が、Run your way. Parkにおける特徴や独自性だと感じた。

最新レーシングシューズ「FuelCell SuperComp Elite v5」。

GAIEN 5Kでは、ニューバランスの最新レーシングシューズである「FuelCell SuperComp Elite v5」を着用した。

NB GAIEN 5K / Run your way. Park New Balanceが初の公道レースとランフェスを開催前作よりもさらに軽量化したFuelCell SuperComp Elite v5。反発性、クッション性、軽量性のバランスが良い。

実は、私は前作のFuelCell SuperComp Elite v4で昨年のおきなわマラソンを走り、一般の部で2位に入ることができた。前作は「クッション性が高いハーフやマラソンに最適なレーシングシューズ」というイメージだったが、今作のFuelCell SuperComp Elite v5はさらに軽量化された。

今までいろいろなシューズを履いてきたが、FuelCell SuperComp Elite v5は反発性、クッション性、軽量性のバランスが程良い。そのようなことから、前作とは違って5-10kmといった短めの距離のロードレースや駅伝にも良さそう。ミッドソールの反発性や推進力は前作から変わらずで、これからのロードレース・駅伝シーズンで十分に力を発揮してくれそうだ。

以上のように、ニューバランスはランニングに関するプロダクト、イベント、コミュニティなど、さまざまなことに注力している。10月19日(日)の東京レガシーハーフマラソンも含めて、今後もニューバランスの協賛大会やランイベントから目が離せないことになるだろう。

2025 TCSニューヨークシティマラソンコレクション
https://runnerspulse.jp/nb251007

東京レガシーハーフマラソン2025コレクション
https://runnerspulse.jp/nb251004

FuelCell SuperComp Elite v5
https://runnerspulse.jp/nb250806

INFORMATION
ニューバランスジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-7120
https://shop.newbalance.jp

RECOMMEND
CATEGORIES