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SPECIAL

Mizunoが誇るロングセラー、WAVE RIDERの最新作である「WAVE RIDER 25」を徹底解説&最速レビュー!

2021.08.06
MASATAKA NAKADA(stuh)
MASAHIRO MINAI

Mizuno(ミズノ)の「WAVE RIDER(ウエーブライダー)」といえば、クッション性と前に進む反発力を高次元で兼ね備えた、快適な走行性に定評がある同社のロングセラーシリーズ。そんなウエーブライダーの第25弾となる「WAVE RIDER 25(ウエーブライダー25)」の注目すべき点を編集長の南井正弘が解説。また、ランニングユーチューバーとして確固たるポジショニングを築くHAGI氏による最速レビューも紹介する。

Mizuno RUNNINGを代表するWAVE RIDER。
第25弾はシリーズ最高のスペックを結集!

1997年、ミズノがリリースした1足のランニングシューズが大きな注目を集める。それがウエーブライダーである。このモデルには、スポーツの際に不可欠とされる、安定性とクッション性という従来のテクノロジーでは両立することが困難とされた二つの機能性を、高次元で確保することに成功したミズノウエーブを初搭載。この機能はそれに加え、足が自然と前に出るような反発性能も同時に有することに成功していた。

そんなウエーブライダーはシーズン毎に進化を続け、個人的にも2008年リリースのウエーブライダー11を初めて履き、ただ足の保護性が高いだけでなく、その当時ヘビーローテーションで着用していた他ブランドのシューズにはない高い反発性に魅せられて以来、ニューモデルの登場が毎年の楽しみとなった。

2021年8月、第25弾モデルとなるウエーブライダー25がリリースされることとなったが、今作ではウエーブライダー伝統の走り心地をキープしつつ、各スペックをグレードアップしている。まず注目すべきがミッドソール部分で、前作から従来素材のU4icよりも軽量性が約17%、反発性が約15%向上したMIZUNO ENERZYが採用されることとなったが、ウエーブライダー24ではミッドソールの下層のみにMIZUNO ENERZYが用いられたのに対し、ウエーブライダー25では、ミッドソール上層にもMIZUNO ENERZYが配された。これにより、従来以上に快適な走行性を提供する。またクッション性(※1)、反発性(※2)、安定性を高いレベルで確保するミズノウエーブは、柔軟なMIZUNO ENERZYをミッドソールの全面に使用しても、踵からつま先へのスムーズな体重移動をキープすべく中足部のプレートを巻き上げた形状にアップデートしている。アッパーに関しては通気性が高く、柔軟なエンジニアードメッシュを採用。さらに、シュータン両端に伸縮性の高い素材を付けて固定することで、中足部のフィット感を向上させるガセットタングは、シュータンの左右のズレを軽減することから、長時間のランでも快適性が保たれる。そして、ライニングメッシュやシューレースにリサイクルPETを用い、ウエーブプレートには通常のぺバックス素材よりもCO2排出量が約25%少ない植物性由来のナイロンプレートを使用するなど、地球環境に配慮している点にも注目したい。

※1 当社比:製品性能は材料性能と異なります。また、生産上のバラツキや設計などにより効果や感じ方が異なります。
※2 エナジーリターン=反発性/当社比:ミッドソール材料を鉛直方向に圧縮した際の反発力。

WAVE RIDER 25をHAGI氏がレビュー。

「ミズノのランニングシューズは、他ブランドのプロダクトよりも『足が守られている』という感覚が強いのですが、そのなかでもウエーブライダーのシリーズは、保護性に優れたモデルだと思います。ウエーブライダー24から大きく仕様が変わりましたが、ウエーブライダー25では、さらに安心感の高い1足に仕上がっていると思います。

前作からMIZUNO ENERZYが採用され、そのことでビギナーにも対応するモデルとしては他に類のないスムーズなライド感が強調されましたが、今作ではそれがさらにレベルアップされています。このシューズの特筆すべき点は、ペースを上げた状態でもゆっくり走った場合でもしっかりとライド感が体感できるところ。速いペースでは心地よいライド感を得られるものの、ペースダウンした途端にそれが無くなるシューズは多いですが、ウエーブライダー25ではその心配はありません。これにより様々なシーンで履けますし、あらゆるレベルやタイプのランナーに対応できると思います。

初心者ランナーは日々のランニングからレースまで、中級以上のランナーでもジョギングだけでなく、ビルドアップ走を始めとした速めのペースでのランにも対応してくれます。ちなみに今、足を痛めているのですが、そんなときにも安心して履けるシューズなので、ここ最近はウエーブライダー25を履くことが最も多いです。」


HAGI(萩原裕磨)
スポーツフードスペシャリスト、JARUNA認定ランニングアドバイザー。ランナーに人気のYoutubeチャンネル「HAGIRUNちゃんねる」を主宰する。
学生時代は1500mでジュニアオリンピックに出場。大学では箱根路を目指すランナーとしてマルチに活躍。現役引退後もランニングを中心としたライフスタイルを過ごす。タイムにこだわっていた競技生活を離れ、素直にランニングを楽しむことで、自分だけに向いていた意識のベクトルが他のランナーにも向くようになり、ランニングアドバイザーとしての活動を開始。アドバイザーとして活動する中で、ランニングの質を向上させるには、練習量だけでなく食事など身体の質を上げることが重要であると考え、スポーツフードスペシャリストの資格を取得。現在は練習、食事、休養の比率4:3:3を重視して、栄養摂取の面でもサポートを行っている。

 

WAVE RIDER25のディテールを徹底チェック!


MIZUNO ENERZY
ミッドソールには従来素材のU4icよりも軽量性が約17%、反発性が約15%アップしたMIZUNO ENERZYを採用。ウエーブライダー24ではミッドソールの下層のみにMIZUNO ENERZYが用いられたのに対し、ウエーブライダー25ではミッドソール上層にもMIZUNO ENERZYが配された。これにより従来以上に快適な走行性能を提供する。また、ミッドソールの体積が約9%アップしたことによるクッション性の向上も実現した。


ミズノウエーブ
クッション性、反発性、安定性を高次元で兼ね備えるミズノウエーブ。ウエーブライダー25では、柔軟なMIZUNO ENERZYをミッドソールの全面に使用しても、踵からつま先へのスムーズな体重移動をキープすべく中足部のプレートを巻き上げた形状にアップデートしている。


アウトソール
ウエーブライダー25のアウトソールは、ウエーブライダー24と比較すると、内側の屈曲溝をラバーで繋ぐことで、より力強い蹴りだしをサポートしてくれる構造となっている。


アッパー&ガセットタング
アッパーには通気性が高く、柔軟なエンジニアードメッシュを採用。シュータン両端に伸縮性の高い素材を付けて固定することで、中足部のフィット感を向上させるガセットタングは、シュータンの左右のズレを軽減することから、長時間のランでも快適性が保たれる。また、ライニングメッシュやシューレースにリサイクルPETを用い、ウエーブプレートには通常のぺバックス素材よりもCO2排出量が約25%少ない植物性由来のナイロンプレートを使用するなど、地球環境に配慮している点も見逃せない。


WAVE RIDER 25
価格:13,500円(税込)
サイズ:(Men’s)24.5~29.0cm、30.0cm
重さ:約275g(Men’s 27cm/片足)

INFORMATION
ミズノお客様相談センター
TEL:0120-320-799
https://www.mizuno.jp/running/waverider/?pid=cs_rn_21ENERZY

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