まだ知らない街をプチ旅ラン~東東京・清澄白河編~
走りやすい季節、友達を誘ってまだ知らないエリアに街ランを楽しみに出かけてはどうでしょう。今回私たちは、隅田川を挟んだ東京都の東側のエリア、多くの商人たちによって栄えた下町「両国」から、近年若者に人気の清澄白河までをランニング。寄り道をしながら約6kmをプチ旅ランします。果たして、どんな出会いや発見があるのか。期待を胸にスタートです。
今回スタート地点に選んだ「両国」は、国技館があり、たくさんのお相撲部屋があることでも知られる趣深い街。両国周辺をランニングしていると、お相撲さんにすれ違うこともよくあります。そんなお相撲さんの街、両国にある、創業明治40年の力士達御用達のキングサイズ洋服店「ライオン堂」にふらり。
扱っているサイズは胸囲・胴囲100cm以上のビッグサイズが中心で、そのサイズの大きさについついショーウィンドウの商品に見入ってしまいました。
そのまま清澄通りを森下駅方面に南下していき、森下駅前の交差点に差し掛かると、「二ツ目通り(清澄通り)の由来碑」を発見。歴史を学びながらランニングができるのも、歴史のある地を走ることの醍醐味。
森下駅の近くを走っていると、味わい深い商店街「のらくロード商店街」が。商店街でもひときわ目立つかわいらしい店構えの「森下パン高橋工房」についつい目が釘付け。美味しそうなパンに思わずランニングの足も止まってしまいました。
焼き上がり時間が決まっているので、その時間に来れば焼きたてが買えるのだとか。今度はランニングとセットでパンランを楽しみたいです。
その先に現れたのが江東区の小名木川。そこにかかる高橋を超えて行く。左右どちらを見渡しても奥行きのある眺望が見渡せるスポットで、川面には舟が出港する船番所も。森下と清澄白河をつなぐ由緒ある橋は、歴史的景観が相まって心揺さぶられるロケーションでした。
スタートの両国から約2km、見える景色も随分と変わってくるのを感じます。
清澄白河に到着。清澄白河はカフェやアートの街として近年特に若者を中心に認知を広げていて、多くのカフェや雑貨店が所々に。あの「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店もこの街にできたのだとか。そんな清澄白河の街中をちょっとだけランニングで散策。
理化学+インテリアを目指したアンテナショップ「リカシツ」の1号店を発見して興味津々。かわいらしい雑貨屋さんやカフェが多くあり、清澄白河の魅力にはじめて触れる旅に。
「あのお店に入ってみたい!」「今度はショッピングも兼ねて散策しに来たいね」と会話も弾みました。
趣のある街中にたたずむ癒しの自然スポット「清澄公園」を発見。広い公園の中には木々の数も多く、小さな川も流れていて、まるで森の中を散歩しているみたい。高い建物に周囲が覆われているわけでもないので、空も高く開放感も抜群。ほっと一息つきたくなる心地よさ。休日なので多くの家族連れや、散歩をする人々も訪れていて、ちょっとした非日常感を味わえる場所。木陰のランニングにぴったりでした。
清澄公園を出て西に進めば、すぐに隅田川へ到着。東京湾に注ぐ隅田川は全長23.5kmととても長いけれど、場所によって違う景色の見え方ができるのも魅力。いつどんな場所からでも違った楽しみ方ができる隅田川の魅力を感じられるのも、今回の東東京での街ランの楽しみ方なのかもしれません。今日は天気も良くて、遠くに見えるスカイツリーを眺めながらランニングを楽しめました。
隅田川沿いのカフェレストラン「PITMANS」は、屋内スペースだけではなく眺めも日当たりも抜群なウッドテラス席を用意。「PITMANS」には「清澄橋醸造場」が併設されていて、その季節に合ったシーズナリービールを作っているので、数量限定のクラフトビールを満喫できます。
寄り道をしながらのプチ旅ランが終了。汗をかいた身体に、美味しいクラフトビールと隅田川からの心地の良い風が染み渡りました。乾杯のビールを片手に素敵な景色を眺めていたら、女子トークにも花が咲く。
また次はどこのエリアをランニングしようかな。早くもそんなことを考えています!
今回のランニングウェアは、女子ランナーも可愛く着こなせ、かつ機能性も抜群なHOKA(ホカ)のアイテムを使用しました。特に秋から初冬の気温変化の読めない時期は、ちょうどいい袖丈のウェアでランニングも快適に。シューズは、HOKAの中で最もクッション性が高い定番モデルの最新作BONDI 8と、HOKAのアイコン的モデルのCLIFTON 8を着用。クッション性やフィット感もよく、軽快なランニングを楽しめました。着地から蹴り出しまでソフトでバランスの良いライド感は、走りやすいのはもちろん、女子にも嬉しいカラーデザインにも注目です。