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SPECIAL

スポーツウォッチとスマートウォッチのいいとこ取り Amazfit初のランナー向けスマートウォッチ「Amazfit Cheetah」の実力を検証する!

2023.09.22
SOMA DOI (Stuh)
MASAHIRO MINAI

日本のランナーの多くは、Amazfit<アマズフィット>ってどんなブランド? という方も多いのではないだろうか。<アマズフィット>は、Zepp Health Corporation(ゼップ ヘルス コーポレーション)が、2015年9月から展開しているプレミアムスマートウェアラブルデバイスの独自ブランド。現在<アマズフィット>ブランドの製品は、公式オンラインストア、各ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo! ショッピング等)、大手家電量販店及び、時計専門店等の約1,200以上の店舗にて購入が可能となっており、2022年第3四半期では、国内第3位の出荷台数を誇るブランドなのである。

Amazfit Cheetahの機能性の高さを
北海道マラソンで検証!

amazfit

<アマズフィット>から初めてリリースされたランナー向けスマートウォッチAmazfit Cheetah(アマズフィット チーター)。日本のランナーの間でも着実に注目を集める存在となっている。そんな<アマズフィット>の最新ギアを身に付けてランナーズパルスの南井編集長が北海道マラソンを走り、このプロダクトの機能性の高さを検証した。

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2008年以来、私はこれまでに50を超えるGPSウォッチを使用してきた。各ブランドはシーズン毎に技術の粋を結集したプロダクトをリリースし、15年前と比較すると操作性やGPSの精度を含む機能性は著しく向上した。今回Amazfit Cheetahを北海道マラソンで使用してみて、「この価格でこの性能は凄いなぁ…」と強く感じることになった。まず手にしてみると、47gと50gを切る重量は、充分に軽く感じる。実際に手首に着けると柔軟なシリコンバンドを使用しているので、フィット感も高レベル。これならランニングで腕振りしてもじゃまにならないことが容易に想像できた。これまで使用してきたGPSウォッチのなかにはフィッティングの相性が合わず、手首がみみず腫れのようになったこともあったが、このモデルはその心配はない。北海道マラソンまでの間数週間使用したが、このモデルのインターフェイスは理解しやすく、操作方法やこのブランド、機種ならではの特徴を確認してから2023年8月27日、北海道マラソンのスタート地点に立った。スタート時から30℃超、湿度も80%前後というマラソンにはあまり向かない気候は、自己記録更新や自分レベルのランナーがサブ4を目指すのは難しいと早々に判断し、「とにかく歩かずにゴールする!」と決めて、42.195kmという長丁場を耐えることになった。

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Amazfit Cheetahは、1.39インチAMOLEDのディスプレイを採用しており、走行中もデータ確認がしやすい。最初の頃は文字盤を見ようとしたときの表示までのタイムラグが若干気になったが、表示までの秒数を理解すると、全く気にならなくなった。km毎のラップをバイブレーションで教えてくれるのも便利で、最も辛かった9km~10kmの箇所を過ぎると、いつものフルマラソンよりもかなり遅いペースながら、こうしたゆっくりペースで走るフルマラソンも悪くないと思えるようになった。ラップを重ねるとオフィシャルの距離表示とAmazfit Cheetahの距離の乖離が徐々に増えていったが、今回はエイドのためにかなり蛇行して走っているから許容範囲。37kmを過ぎたあたりから土砂降りの雷雨になったが、AMOLEDのディスプレイは、そのような状況でも本当に見やすい。北海道大学のキャンパスを通り抜けたらゴールまではあと少し。ゴールまでの400mほどはペースアップしてフィニッシュ。手元のAmazfit Cheetahを確認すると5時間32分27秒。ゴールタイム以外に平均ペースや平均心拍数、平均ストライド幅、消費カロリーといったデータを時計本体で確認できた。これらのデータはスマートフォンにダウンロードされたZeppアプリにも転送され、確認及び分析できるが、視認性に優れたAMOLEDディスプレイを採用しているので、時計本体でも見づらいということは全くない。ここまでデータを見やすいスポーツウォッチはなかなか珍しい。しかも39,900円という価格を考慮すると、そのコストパフォーマンスの高さは業界屈指だと思う。さらに付け加えると、この価格帯では珍しく、タッチディスプレイを採用していることも特筆すべき点だ。

そしてAmazfit Cheetahが凄いのは、スポーツウォッチとして優れているだけでなく、スマートウォッチとしてもトップレベルの優秀性。各アプリの通知はもちろんのこと、睡眠判断、定期的に立ち上がることを促す通知、血中酸素レベル測定、ストレス度の判定etc.も可能で、スポーツシーン以外でも高いレベルの機能性を提供してくれるのが嬉しい。まさにスポーツウォッチとスマートウォッチのいいとこ取り。それがAmazfit Cheetahなのである。

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南井編集長が
注目した機能!

画面表示が美しく見やすい!

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Amazfit Cheetahは、1.39インチAMOLEDのディスプレイを採用。従来のGPSウォッチと比較してデータの視認性が大幅に向上している。

業界をリードするGPS「MaxTrack」

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Amazfit Cheetahは、衛星が送信する円偏波信号を最先端のデュアルバンド円偏波GPSアンテナによって余すことなく受信し、より高精度の測位を実現。デュアルバンド円偏波GPSアンテナは衛星信号のほぼ100%を拾うことが可能で、市場の多くのスマートウォッチはそうではない。高層ビルのある都市や高い木のある公園を走るとき、この航空機グレードのテクノロジーはマルチパス干渉を減らし、並外れた精度で動きを追跡。L1+L5の衛星信号を拾うことでピンポイントのGPSトラッキングを行うことができ、さらにより広い範囲の測位を実現するために6つの衛星測位システムをサポートしている。

AIトレーニングガイド「Zepp Coach」

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Amazfit Cheetah向けにアップグレードされたZepp Coachは、AIの力を活用し、各ユーザーの現在のランニングレベル、目標とするレースの日付と距離、およびレースの目的に基づいて、ベストパフォーマンスに導くランニングプランを提供してくれる。

Amazfit Cheetah

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重量:47g(バンド含む)、32g(バンド除く)
カラー:スピードスターグレー
価格:¥39,900(税込)

Amazfit Cheetah Pro

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重量:43g(バンド含む)、34g(バンド除く)
カラー:ラントラックブラック(チタン合金ベゼル)
価格:49,900円(税込)

INFORMATION
Amazfitカスタマーサポート
TEL:03-5809-1570
www.amazfit.jp

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