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SPECIAL

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは!?

2025.02.24
YUTA OKUYAMA (Ye)
MASAHIRO MINAI

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは

2009年にアメリカ・ユタ州でスタートしたALTRA<アルトラ>。人間の足が本来持つポテンシャルを引き出すことを目的として、「フットシェイプ」や「ゼロドロップ」といった、一般的なシューズには見られないユニークな特徴を備え、自然な走りをサポートすることで知られている。これまでは、国内外ともにランニングやアウトドアの専門店を中心に取扱いを拡げてきたが、<アルトラ>のブランド哲学やコンセプトをより深く発信していくために、満を持してブランド初となる直営店舗を東京・銀座に構えることになった。店舗の場所は、銀座の象徴とも言える歌舞伎座のすぐ近く。歴史と現代が交差するこのロケーションは、<アルトラ>の革新性と自然との調和を象徴するにふさわしい場所になりそうだ。では、なぜ世界初の<アルトラ>直営店が日本の銀座にオープンすることになったのか、その真意と狙いをアルトラの福地氏に南井編集長が聞いた。

 

アルトラはなぜ日本で最初に
直営店を出店したのか

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは

南井編集長(以下南井):<アルトラ>のオンリーショップは、これまでにも存在していなくて、世界初になるんですよね? どうして日本が1号店になったのでしょうか?

福地代表(以下福地):そうです。今回のショップが世界初となります。理由としては、今、<アルトラ>に関する仕事を専任として行っている人間は、全世界で200人以上いますが、そのなかでも私は、創業者のひとりであり、経営責任者であるブライアン・ベクステッドの次に古くから<アルトラ>に携わっていることが大きいですね。あとはブランドがアジアで最も上手くいっているのが日本なので、ブランドショップを拡大していくとすれば、「日本で成功したら、他国でも!」ということだと思います。

南井:なるほど、そうなんですね。それにしても歌舞伎座の裏という、ロケーションも素晴らしい。この好立地を確保するのは難しかったのではないですか?

福地:場所探しは、最初に決まっていた場所がキャンセルになったりして、かなり難航しました。今回の場所は私もいいロケーションだと思っていますが、面白いエピソードがありまして。それは不動産会社の担当の方と何回かのミーティングのときに、その方が<アルトラ>のシューズを履いていたので、てっきり気を遣ってのことかと思ったらそうではなく、外反母趾に悩んでいて、お店で薦められて購入し、たまたまその日に履いていたということでした。そんなエピソードがあったこともあり、それまで以上に熱心に物件を探してくださり、今回の場所が見つかりました。

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは

 

東京マラソンのタイミングで
特別デザインのギアが登場!

南井:それは、<アルトラ>のような製品のクオリティや機能性の高さで信頼を勝ち得てきたブランドとしては本当に嬉しいことですよね。自分も<アルトラ>の本社へ取材に訪れ、創業者の2人からブランドポリシーを教えてもらっているので、素晴らしいストーリーだと思います。今後は、ショップ限定モデルのようなプロダクトのリリースはありますか?

福地:東京マラソンのタイミングで、大会に向けてシングレットやキャップを特別にデザインしてもらっています。あとはエスカランテレーサーの東京モデルをリリースします。ショップ限定というわけではないですが、こちらは2月末あたりになります。

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは

南井:エスカランテレーサーは、以前からいろいろなメジャーマラソンをテーマにしたバリエーションがリリースされ、世界中のランナーから好評ですよね? 自分もボストンやホノルルバージョンを持っていますが、履いていると知り合いのランナーから「カッコいいですね!」と褒められることが多いシリーズです。ちなみに「ALTRA TOKYO GINZA」をどのようなスポットとしていきたいと思っていますか?

福地:ここに来たら自分の足、ランニングスタイルにぴったりの<アルトラ>のシューズを提供することができる店にしていきたいと思っています。あとは、アパレルもある程度展開していきたいです。今回、アメリカ本社はかなりいいラインアップを揃えてくれました。

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは

南井:アパレルに関しては、本社を訪れた際に「出来合いのボディにロゴを入れただけのプロダクトは嫌で、本当にいいモノを作ろうとするからこそ苦労が多い…」とブライアン氏やアパレル担当の方も言っていましたよね。

 

「ストライドラボ東京」との
すみわけについて

南井:あと、「ストライドラボ東京」と距離がかなり近いですが、バッティングの心配はないですか?

福地:「ストライドラボ東京」だけでなく、「ストライドラボ」の全店舗は、本当に足にフィットした1足を選んでほしいので、接客に時間をかけています。そのために週末などはお客さんをかなり待たせてしまうことがあります。そういったときに、近くに「ALTRA TOKYO GINZA」があれば、相互補完ができると思っています。どちらのお店も、ただお客さんに言われたサイズを出すだけのお店にはしたくないので、シューズのコンサルティングはしっかりと行っていける体制をこれまで以上に整えていきます。

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは
ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは

南井:以前よりも<アルトラ>のプロダクトのバリエーションも増えたので、製品知識をしっかりと備えたスタッフの方がいらっしゃるのは心強いです。最後になりますが、「ALTRA TOKYO GINZA」のオープンおめでとうございます。個人的にも近々伺いたいと思います。オープニングの忙しいときに時間を割いていただきありがとうございました。

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは

 

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは
福地 孝(ふくち たかし)
株式会社ロータス / ストライド 代表
1977年群馬県生まれ。米国イースタン・ミシガン大学スポーツ医科学部運動生理学科卒業。アメリカの大学で生理学を学び、身体の仕組みや健康維持について深く探求。その後、日本でアルトラフットウェアなどの代理店「ロータス」の代表取締役を務める他、日本とアメリカでランニング・ウォーキング・登山関連商品の専門店「ストライドラボ」を展開、「すべての一歩を健康に」を目指す。

ALTRA<アルトラ>のフラッグシップストア「ALTRA TOKYO GINZA」がオープン。世界初の直営店舗が誕生したわけとは
ALTRA TOKYO GINZA
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-13-18 医療ビル1F
営業時間:11:00~19:00(定休日:水・木)

INFORMATION
ALTRA JAPAN(株式会社ロータス)
TEL:050-3797-1943
https://altrafootwear.jp/

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