• instagram
  • youtube
  • rss
スタイリッシュに速く走りたい、すべてのランナーへ
  • instagram
  • youtube
  • rss
NEWS

気候変動問題に取り組む、adidas(アディダス)とAllbirds(オールバーズ)による革新的なパートナーシップが発表。

2020.05.30

ブランド設立当初から地球環境に配慮したモノ作りを行ってきたAllbirds(オールバーズ)と、海洋プラスチックゴミの問題をはじめ、サステイナビリティに積極的に取り組んでいるadidas(アディダス)が、フットウエア業界のカーボンニュートラルを促進させるパートナーシップを締結したことを発表した。

このパートナーシップの目的は、史上最もカーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)の低いスポーツパフォーマンスシューズを開発することで、その実現のために、両ブランドは互いのサステイナビリティに関する革新的な技術を共有し、生産工程やサプライチェーンの革新、自然素材の使用法を融合していくという。

オールバーズの共同CEOのティム・ブラウン氏は、「全世界における温室効果ガス排出削減は急務であり、その課題解決はオールバーズやアディダスといった個々のブランド以上に大切です。気づいていようがいまいが、これは地球上の全人類が取り組むべき課題であり、企業同士の競争よりはるかに重要です」と述べ、このパートナーシップが、将来のよりサステイナブルな、ゼロ・カーボン社会の実現に向けての先例となることを期待していると続けている。

また、アディダス ブランドストラテジーのヴァイスプレジデントであるジェームズ・カーンズ氏は、「アディダスとオールバーズはサステイナビリティについてただ話し合うのではなく、実際に行動するブランドであり続けたいと考えています」と話し、「両ブランドは近年、サステイナビリティにおいて革新的な成果を出しており、その実績はフットウエア業界の基準に影響を与えるキッカケになりえます」と続けている。そして、「地球への配慮が最も大切ですが、同時にアスリートのフットウエア エクスペリエンスの向上を追求し続けることが我々のミッションです」といい、アスリートと地球の両方にとって最適なものを生み出していくことが成果だと話している。

業界でも最上級であるアディダスのパフォーマンス基準を備えたアスリートシューズであり、その開発にオールバーズのライフサイクル測定ツールを使用し、総合的なカーボンフットプリントが計測される。ティム・ブラウン氏は「私たちの希望は、このパートナーシップが大勢の人たちにとって、アイデアや研究を共有するキッカケとなり、持続可能なライフスタイルを実現することです。そしてこれは一企業だけで解決できる課題ではありません」と語っている。

アディダスは2030年までにカーボンフットプリントを30%削減し、2050年までにカーボンニュートラル達成という目標を掲げている。

このコラボレーションによって生みだされるシューズは、パフォーマンス性はもとより、気候変動の問題をより一層我々に身近に提示してくれる存在となるであろう。今からそのシューズの誕生に期待したい。

INFORMATION
オールバーズ
TEL: 0800-080-4054 (土日祝除く、10:00~18:00)
allbirds.jp

アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)

RECOMMEND
CATEGORIES