home > runnersblog > Satoru Tachishita

舘下智
舘下智

Satoru Tachishita

舘下 智 : FULLMARKS HOUDINI担当

1976年生まれ、富山県出身。現在は札幌から横浜へ転勤。北欧アウトドアブランドHOUDINIの営業マンとして全国各地とスウェーデンを駆け回る日々を過ごしている。「誰よりも楽しむ事」をモットーに2014年はウルトラトレイル・ドゥ・モンブラン168㎞(45時間9分)、グランレイド・レユニオン172㎞(54時間)で完走。

FORMOSA TRAIL

[17.12.05]

こんにちは

先週、11/25~26は台湾で開催されたFORMOSA TRAILに出場してきました。このレース、HRCの暴れ馬こと、ジャキさんから確か夏ごろだったかなぁ「台湾で面白そうなレースあるからみんなで行こうぜ!」と提案されたのが事の始まりだけど、結局出場したのは俺一人だった…

とはいえ、一人ってのもなんだし、せっかくだから誰か行かないかなぁと周りの知人に声を掛けたら二人の猛者が手を挙げた。20代で100マイラーになるために走りまくっている女子ランナーの、くまちゃんとフイナムランニングクラブ部長の榎本さん。今回はこの二人と一緒に台湾へ行くことに。

ハッキリ行って、信越五岳でDNFした9月下旬から今回のレースまでに走った累計は50㎞にも満たないんじゃないかというくらい走る事へのモチベーションが低下。間違いなく今までで一番走っていない。スントの腕時計を忘れたり、ハイドレーションを忘れたり、ジェルも忘れたりと、なかなかの低モチベーションで台湾入りしたのがレース2日前。慌てて台北のアウトドアショップで買い出ししたのであった。

今回の開催場所は台湾の真ん中あたりで、台中駅から50分ほど内陸に走った場所にある鯉魚潭という小さな湖のほとりがスタートゴールとなる。大会のオフィシャルバスだと到着する時間が遅いため、我々は台北から台中までは高速列車を利用し、台中からはタクシーで行くことにした。台湾のタクシーは安いので三人で割れば一人2000円くらいだ。ホテルのチェックインまで時間があったので、大きな荷物だけホテルに預けて、付近を散歩。案の定、周りにはコンビニなどあるわけなく。適当に入ったレストラン風の土産屋にて遅い昼食をとった。

ホテルに戻ってチェックイン。受付開始まで時間があるので部屋でダラダラしつつ、少しだけ準備を進める。17時半頃から受付が始まっていたので、さっと済ませて寝る準備。スタートは朝の4時だから2時に起きるためには19時過ぎには眠らねば…

「やばいっす!3時っす!」という榎本さんの声で起きた。おおぅ、すっかり爆睡してしまい。危うくスタートまで寝ちゃうところだった。目覚ましはかけたつもりだったけど。。。榎本さんのファインプレーで全員大慌てで着替えて準備した。幸いホテルからスタート会場までは歩いて5分ほどの場所なので助かった。スタート会場に着いて間も無くレースはスタートした。

 

最初はロードを4kmほど走ってトレイルへと入って行く。スタートからいきなりの1400mアップでしかも結構急な登りだった。当然のことながら最初のロードで結構しんどいし、登りも脚が動かなくって、練習不足を痛感。朝飯も寝坊により逃したし、いやぁこりゃもうだめと思いつつ一歩ずつ登って行く。お腹が空いたので、とりあえずソイジョイを1本食べた。陽も昇り、明るくなってしばらくしてようやく1667mのピークに到着。ここから少し下ったところに最初のエイドがあるので少し元気になり下り出す。途中でクマちゃん、榎本さんを発見するも2人は僕よりも全然元気で足も動いている。

スタートから3時間14分。チェックポイントAに到着。距離はおおよそ13km地点。お腹が減っていたので、スイカ、オレンジ、豚肉、ピーナツバターを塗ったパンをとりあえず食いまくる。美味かったのはスイカ!

 

水ばっかじゃ飽きちゃいそうな気がしたので、フロントボトルの水を1本カラにして、そこに怪しいコーラ風の飲み物を補充した。すごい体に悪そうな気がしたけど、とりあえずあまり固形物を食べずになんとなくカロリーを摂っているつもりになりたかったので何も考えずにそうした。

CP-Aを出発し次に向かうは關頭山という場所でここはCP-Aから約5km行って戻ってくるピストンとなるコース設定だ。僕より前にいる選手達とすれ違うことができるわけだ。皆、一様に元気そうで何よりです。僕はもう限界っす。と思いながら細かいアップダウンのトレイルを進んでいると、前からとても素敵な選手が!スタート前に見た104kmに出場している女子で個人的に一番好みだった選手だ。が、しかし、こんな折り返しの手前で会うってことは相当な時間差があり、多分この子とはもう会うことはないだろうと少し残念な気持ちになる。そしてもっと練習しておけば一緒に走る事もできたんじゃないかと練習不足を悔やんだ…

折り返し地点に到着すると手首にバンドを着けてくれた。スタッフと握手をして再びCP-Aへと向かう。ここは何とか頑張らないと。と少しだけやる気をだしてトレイルを走った。相変わらず脚は重い。

再びCP-Aに着いたのはスタートして約5時間ほど過ぎた朝9時8分。スイカが無くなっていたので、パイナップルを食べて怪しいコーラ風飲料を捨てて水を補給。ボトルに残っていたコーラ風味が水に少しだけ入って絶妙の味となりました。いつもはダラダラ過ごすエイドも今回は足早に出発。なんでかっていうと、次のCP-B(約34km)のリミットが午後12時で、のこり3時間を切っていたのだった。ただでさえ脚は動かないし、いつもより時間が掛かりそうな気もしたのでここは急いで次へと向かった。

細い尾根や、走れないトラバーストレイルの連続で想像以上に時間が掛かった。多分10km〜11kmくらいの区間なんだけど、気がつけば残り時間はあと20分を切っていたので、ここでほぼ諦めムードになる。トレイルを抜け、CP-Bが見えたが時間が微妙〜。何とか気合いで走ってCP-Bに到着、時間は11時52分。このレースの面白い所はCP-Bの関門12時に間に合わなかったら、65kmカテゴリーへと切り替えられてしまうところと、12時に間に合った選手は途中の分岐で申請すれば65kmカテゴリーへと変更できるのである。ハッキリ言って、もうギリギリだった訳で、この先頑張っても無理なんじゃないかなぁと考えていたので、65kmへの変更を視野に入れつつエイドでしっかりと食べて12時12分に出発。それにしてもエイドの食べ物が美味しくって、いつも以上に食べまくった。

CP-Bをほぼ最後尾で出てロードをダラダラと走ったところで104kmと65 kmの分岐に到着した。なぜか迷わず104kmの方へと進んでしまった。CP-BからCP-Cまでは約20km区間で、制限は16時30分。かなりキツイなぁと思いつつも、林道をひた走る。ここで、昨年出場したイタリアの4Kを思い出した。あの時は残り100km近く残したところで脚が完全に終了し、あまりの痛さと辛さに泣きながら前に進んだ。それに比べたらまだ、脚は動くし強烈に痛いって訳ではないので、そういう意味ではまだ行けるハズと思い込み下りは遅いものの歩かずに走り続けることにした。結果、CP-C(53㎞)スタートから11時間42分、15時42分に到着し、制限時間まで少しだけ余裕を持つ事ができたけど、ギリギリなのには変わりない。

コーヒーとスープを飲んで、ジェルを補給し、マッサージクリームを塗って、VESPAを飲んで、ストレッチをして出発。CP-Cからは約1500mの登りで、コース上最高峰となる大尖山2017mのピークを目指す。ここが一番しんどい区間だろう。登り始めて、なんとなく身体が動くようになってきたのを感じた。テンポよく脚が前に進むので、ちょっとペースが速いかなと思いつつも、ここはもう流れに身を任せて山頂を目指す。かなり良いペースで標高を稼いでいた。登りの途中で陽が沈んだのでヘッドライトを装着し進む。標高1600mを過ぎた辺りから少し空気が冷んやりしてきたが、半袖短パンのままでも大丈夫なくらいだった。が、ここからトレイルは細い尾根が続き、いっそうキツくなっていった。ペースは少し落ちたものの、この登り区間でかなりの選手を追い越した。その中には、折り返しで見た、個人的に1番好みだったあの子もいた!追いつくとは考えてもいなかったので、結構テンションが上がったけど、このペースを崩したくないという気持ちからサッとかわして山頂へ。(邪念<レース)

山頂に到着したのは登り始めから2時間40分ほどだった。うむ〜奇跡的に身体が動いてくれてよかった。ここからはCP-Dまではほとんど下りだけど、ずっと林道だった。。。CP-Dに着いたのはスタートから16時間24分経過の20時24分。関門は22時なので、この区間でかなり短縮できた。エイドで食べたスープがめちゃくちゃ美味かった。クリームを塗り、ストレッチをして少しゆっくりしてから出発。CP-Dからは再びCP-Bを目指すことになる。ちょうど何時間前に通った65kmと104kmの分岐へと戻り、そこから武界という町に下りてCP-Bへ600mの標高差を登るというコースレイアウトだった。武界への下りは延々と続く林道で、なかなかのしんどさだった。やっぱ林道は嫌いだわ〜と思いつつ進む。どうにか最後の登り口へ到着し最後の登り区間へと突入。いや〜かなりしんどい。けど、ここさえクリアすればあとはもうゴールを目指すだけと思うと頑張ることができた。

CP-Bに到着。スタートから21時間12分経過。時刻は深夜1時12分。スープにライスを入れた雑炊っぽいのを食べて、白湯を飲んで出発。あとは少しだけ登ったら、スタート地点まで下るだけだ。深夜にも関わらずスタッフの皆さんからの手厚いサポートにはホント感謝です。温かいスープが美味い。

時間は十分にあるので、ここからはかなりゆっくりでも間に合うので無理せず進むことに。最後の林道に入ったところでかなり眠くなりキツかったが、音楽でも掛けてリフレッシュ。眠気に耐えた。

最後のロードに出た時はもう走らずにのんびりいこうと決め、早歩きで進む。

スタートから25時間5分の時刻5時5分に無事ゴールに到着。いやぁしんどかった。CP-Bをギリギリに通過したときはもはやダメだと思っていたけど、なんとか身体が動いてくれて助かった。ゴール後、バキバキの脚をひきずってホテルに戻り、シャワーを浴びて一眠り。

3時間ほど寝て、起きてから表彰式と打ち上げ的な催しへと参加。民族衣装を纏った、アボリジニの若者の踊りを見たり、みんなで踊ったりとなかなかの盛り上がりだった。そしてみんなお待ちかねの豚の丸焼きBBQ。これはマジで美味かった!最後の方になると骨ごと渡されて、一番美味い部分にかぶりつくことができるので、前半に食べ過ぎているとかなり危険だと思う。

 

 

帰りは大会のシャトルバスに乗って台北へと戻りました。BBQでお腹いっぱいだったし、台湾ビールをひたすら飲んだので、バスの中は爆睡でした。

やや林道が多くて、個人的には苦手なコースレイアウトなんだけど、エイドのスタッフがとってもフレンドリーで飯も美味いので、すごく良いレースでした。台北の夜市も含めて、かなり満足度の高い台湾レースとなりました。

台湾のランニングサイトにも今回のレースの模様がアップされてました。自分の写真が多く載ってて嬉しい。

台湾ランニングサイト↓↓

don1don.com

たちした

 

 

 

 

 

 

 

 

信越五岳100マイル(短縮102㎞)

[17.09.19]

こんにちは

初開催となる信越五岳100マイルに出場してきました。台風の進路予想がドンズバだっため、前日にコースは縮小にて開催という案内がされました。正直、膝の調子も良くなかったのでまったく走っていなかったのでホッとした自分がいた。

9月16日土曜日 11時過ぎに装備チェックと受付を済ませ、スタートまでのんびりと過ごす。雨の中スタートかなぁと心配だったが、風は強いものの雨は降らずスタートの19:30を迎えた。翌朝にスタートする110㎞のランナーたちの熱い応援を受けながらのスタートはかなり盛り上がった。

スタートからしばらくは林道中心だけど、早速足にくる。。。早いよ。。。

10㎞の看板を過ぎたところで、ポケットから携帯を取り出してまずビックリ!スタートの時に動画を撮ったのが、ちゃんと終了できていなかったのか、ポケットの中で一時間半ほど撮りっぱなしで、携帯の充電は43%になっていた。見事にモバイルバッテリーも装備しておらず、お先真っ暗になった。やっぱあれですね、このデジタル社会においてモバイルバッテリーを持ってないのは致命的。

地味に続く林道ですっかり戦意喪失し、斑尾山の登りでも全然気持ちが乗らず、エイドへの下りでちょっと突っ込んだらつま先が痛くてとりあえず24㎞のバンフエイドで辞めようと思いながら走る。這う這うの体でバンフに到着し、靴を脱いで芝生に座り込みどうしようか悩む。知り合いから「辞めちゃうんですか~ぁ?」と何度も言われて、渋々次のエイドを目指すことにした。

バンフを出発し、ちょっとぬかるみもあるけど本来なら気持ちの良いトレイルを進むか戻るか立ち止まりながら何度も何度も考えては進む。誘導スタッフがいるところで、座って考える。。。「ここで辞めるならバンフに戻った方がいいですかねぇ?」と質問すると、「もう少しいくと希望湖があるので、そこには車があるのでそこがいいですよ。」と言われたのでとりあえずそこまで行くことに。さっさと辞めちゃおうと林道を歩きながら進んだ。15分~20分ほど歩いたところで誘導スタッフを発見。車もある。というところで、とりあえず座ってどうしようか考える。いざ、辞めようと思うとこれまた踏ん切りがつかないのである。誘導スタッフとお話ししていると、後からきたランナー芝生の上に倒れ込みながら「ここで辞めます!」と言った。これには背中をぐっと押された気がした。どうしようかなぁ~と散々なやんで結局次の赤池エイドを目指すことに。ホント諦めが悪い男だ。

少しだけ気持ちが前向きになったものの、つま先が痛くて下りではまともに歩けない。そしてほぼ最後尾で、前後には誰もおらず一人で森の中を歩く。寂しい~

なんとか37㎞の赤池エイドに到着し、バナナと福最中を一切れずつ食べて少しストレッチをして出発。エイドを出発してしばらくすると腹痛が。。。あ、やべぇ~

耐えられない便意にさらに戦意喪失し、茂みに飛び込んで放出。お尻に優しそうな柔らかめの葉っぱをチョイスし尻を拭く。最近の腸活で便のキレが良かったのが幸いしたのか、葉っぱでもきれいに拭き取れた。

気を取り直して袴岳へと突入。ここでは眠くてペースが上がらない。空を見ると星がみえて綺麗だったけど、心の余裕もない。山頂についたのは午前3時過ぎだったかな。袴岳を下っていると40㎞の看板を発見。次のアパリゾート妙高エイドは56㎞。関門は7時30分だ。残り16㎞を約3時間で進まなければならず、かなり厳しい状況に追い込まれている事を思い知る。山を下りたらひたすら林道。ここは絶対に歩いちゃだめだと言い聞かせながらジョグで繋ぐ。アパリゾート妙高に到着したのは7時15分頃で閉鎖ギリギリだった。さすがにもうやめようと思って芝生に寝そべっていると、知り合いがスイーパーとして準備していて「辞めちゃうんですかぁ~?」という聞き覚えのあるセリフをここでも言われ、どうにも辞めることが出来ない状況へと。

そして7時45分、関門出発制限ギリギリで出発し次の71㎞のエイドを目指すことにした。スイーパーを背負いながら関門を出発するのは2015年のUTMF以来だなぁと思いつつ前を目指す。15㎞の区間だからなんとか頑張って71㎞に到着すればギリギリゴール出来るかもと限界に近い足を引き摺りつつ林道を走る。しかし。。。

なんとか71㎞のエイドに着いたものの、なんとこの15㎞を進むのに3時間も掛かってしまった。ゴール前の残り時間は4時間半で距離は31㎞。冷静に考えて、これはもう現実的に無理。と思いつつ、一応マップを確認したが、次の89㎞のエイドまでほとんど登り区間だし、雨風が強くなっていたので、さすがに諦めた。

 

いままでレースを途中で辞めたことはあまりないけど、今回は色々と準備不足だったことは否めないし、何より基礎的な走力が圧倒的に足りなかったと痛感。信越五岳は林道が多く、その区間はとにかく走らないと間に合わないレースなのだ。どんなに苦しくてもどこかでスイッチが入って乗り切ってきたけど、やはりこの林道をダラダラ走るというのは難しいなぁ。肉体的にも精神的にも削られた感が半端ない。

この悔しさを次のレースにしっかり活かしたいと思いつつ、ラン仲間と高尾に戻ってきて高尾山ビアマウントでヤケ酒をあおったのでした。。。

たちした

 

 

 

 

 

 

『分水嶺トレイル2017』

[17.09.19]

こんにちは

すっかり前の話になっちゃうけど、7月の三連休に分水嶺トレイルに出場してきました。分水嶺トレイルとは東京は青梅永山から、野辺山高原の獅子岩まで今日120km、累積標高12000mD+、制限時間64時間、ノーエイド、ノーサポートという、ドMな縦走大会なのです。少し短い80kmのAコースと、ロングのBコースの2カテゴリーあります。
ちなみにワタクシは2015年にもチームエントリーで出場しBコースを完走?完歩しています。

今回も同じくBコースをチームエントリー。メンバーはA&Fの河野さん、マウンテンハードウエアの山岡さん、羽布津さん、そしてフルマークスの舘下、アウトドアブランドを取扱う会社で働く4名というなかなか面白い組み合わせで、羽布津さんは今回初めてお会いする方でした。

スタートは7/15の午前0時、7/11にスペインから帰国し、中4日でこのドMなイベントに参加することに多少の不安はあったが、チームエントリーだしここは気合いで臨むしかない!バタバタと準備し、7/15のスタートを迎えた。

スタート1時間前の23時、青梅駅で合流した我がチームは、それっぽい格好をした猛者達がごった返す駅前のセブンイレブンで水などを購入し、スタート場所となる永山公園へ向かう。

装備チェックを済ませあとはスタートを待つだけ。実際ほとんど練習というか走ってないので不安しかない。

午前0時いよいよスタート!長い山旅の始まりだ。皆、ワクワクした様子で、ほぼ最後尾からゆっくりと歩きだした。しかし、夜だと言うのに蒸し暑く、たまに吹く風がとても心地良いのも2年前に似ているなぁと感じながらゆっくりマイペースで進む。なかなかペースが掴めないなぁと感じつつも榎峠に到着。ロードを少し下ったところにある自販機でCCレモンを一気飲み。そして水を一本買い足した。なぜなら一杯水の水場が枯れているという噂があり、そーなると雲取山までの給水がかなり厳しいことになるため、ここは迷わず購入。1人3L〜4Lの水を背負う事になった。重くなるけど、水が無くなるとマジで命の危機だし、陽が昇れば暑くなる可能性もあるし…

ここから高水山〜岩茸石山と続くのだが、あり得ない蒸し暑さ!さっき飲んだCCレモンが全部噴き出したんじゃないかと言うほど汗がダラダラ。水を買っておいてよかった〜

岩茸石山から黒山へ向かう途中の下りで軽く転んで手のひらと腕を少し切ってしまい、少し凹む。そして少しずつ空が明るくなってくると共に眠気が襲ってきた。時差ボケを理由に辞退しとけば良かったなぁ…とか若干ネガティブな思考にもなり、出だしとしては最悪だった。そして2年前と同じ黒山で少し休みたいと申し出てベンチで横になるもアブがブンブン飛んでいて寝ようにも寝られない仕方ないのでそのまま頑張って進み、朝6時、棒ノ折山へと到着。2年前もここで素敵な景色を拝めたが、今年も良い眺め。

さて、ここから長尾ノ丸山〜日向沢ノ峰への道中は猛烈な睡魔と闘いながらの前進。まぁ眠いのなんの、安全そうなところは5歩〜10歩目を瞑って歩いたり。長尾ノ丸からは急登の連発で、心が折れそうになる場所だけど、ここは全員で声を出して気合を入れる。余りの辛さにネジがぶっ飛んだか…「急登で太腿が喜んでる!」「登りって楽しいね〜」「急登最高」などと4人で連呼。なんとか登りきり、日向沢ノ峰に到着し、ここで10分横になり休憩。足首を二ヶ所昆虫に刺された…

 

前半の前半をクリアし、ようやく雲取山という文字がぼんやり想像出来るようになって来た。ここから蕎麦粒山(そばつぶやま)名前は可愛いが、なかなかの登り。を経由して一杯水へと向かう。噂によると水は枯れている…はずだったが、なんとチョロチョロとではあるが水が出ているーーーーーー!!!既に到着していた参加者達が、それはあたかも樹液に集まる昆虫のように水が出ているホースに群がっていた。一杯水とはよく名付けたものだ。まさに一杯水。タスカッター!!水をゲットし、かなり精神的にリフレッシュできた。人間というのはつくづく精神的な生き物で水を得ただけなのに足取りまで軽くなった。2年前は一杯水の避難小屋で小休止したが、今回はスルーしてその先にある酉谷避難小屋で休憩することに。比較的歩きやすい登山道を軽快に歩きながら進み、酉谷避難小屋に到着。ここの水場はドバドバと溢れていたので、顔を洗ったり手拭いで身体を拭いたりリフレッシュ。ここでお昼ご飯のビバークレーションを食べ、小屋で15分昼寝。これが最高に気持ち良かった。すっかり元気になって、出発の準備をしているとスイーパースタッフと参加者の方が到着。おおう、我々はほぼ最後尾。一足お先に避難小屋を出発し、雲取山を目指す。とはいえまだまだいくつか山を越えて行かなければ辿り着けないのである。雲取山の1つ前には芋ノ木ドッケという、まぁなかなかピークが現れない山があり、それはあたかも男心を翻弄する小悪魔的女子のようである。俺ももうオッサン、そんな小悪魔に振り回される事もなくなったのでここは楽勝?で通過。そしてスタートから40km約16時間、ようやく雲取山荘に到着。スタッフに到着時間を伝え、カップラーメンとコーラを購入。普段口にする事はないジャンクなものでもガツガツガブガブいっちゃうよね。背に腹はかえられぬ!カロリー摂取!

ワタクシ はカップラーメンの残った汁にビバークレーションをぶち込んで一杯で2度美味しい的な。他のメンバーはカップ麺をお代わりしてたな。とにかく食べる食べる!シッカリお腹を満たし、いざ出発。しかしまぁ、16時過ぎに到着し出発したのは17:58と1時間以上も滞在していたのには驚いた。雲取山〜飛龍山を通過し、本日の仮眠ポイントの将監小屋を目指す。2年前はここはなかなかハードだった記憶があったけど、今回はいい感じのペースでサクサク進んだ。4人のペースがピッタリとシンクロし、速すぎず遅すぎない、いつまででも歩き続けられそうな感じがした。いいペースで進めたお陰で将監小屋には22時30分頃に到着。ツエルトを張り1時まで仮眠。何分寝たのか分からないけど、後から来た参加者がワタクシの隣にツエルトを張った訳だが、まぁうるさいのなんの。袋をガサゴソガサゴソ、静かなテン場や山小屋でビニールなどの音ってのはかなりうるさいわけで、音を完全に消す事は不可能だけど、なるべく出さないようにする気遣いが必要だろうし、もーちょっと気を遣って欲しいものです。とまぁ、耳栓を忘れた自分を恨みつつ目を閉じたのでした。

仮眠を済ませ出発。長い1日の始まり。まずは雁峠を目指す。唐松尾山〜黒槐山〜笠取山と山を3つ越えて行く。空が明るくなり始めた頃、雁峠に到着しここでしばし休憩。チェックポイントの雁坂峠まであと少し。そして雁坂小屋で朝食にありつける。と意気込み歩くも、睡魔に襲われたので10分程度の仮眠を燕山と水晶山でとって朝7時過ぎに雁坂小屋に到着。パンは売り切れていたもののメンバーはカレーなどにありついた。僕はビバークレーション。オカズに缶詰を購入。飯を食べているとスタッフと思われる方が下りてきて、Aコースのチームを探しているようだった。

我々はのんびりと朝ごはんを食べ、なんなら山小屋の方から納豆まで頂いちゃったり、ものすごく良くしてもらっちゃって、すっかりくつろいでしまった。後ろ髪引かれつつも出発。そして、小屋から約10分、チェックポイントの雁坂峠に到着。時刻は8:30過ぎ。スタッフの方とお話ししていたらとんでもない事が発覚…普通はチェックポイントを通過してから雁坂小屋へ降りるのだが、我々は巻道から直接雁坂小屋へ行ってしまったのだ。これはタイムアウトになってしまうのか…メンバー全員が凍りついた…

が、先ほどスタッフの方がAコースのチームを探しに来た時、雁坂小屋で会っていたのでチェック済みという事で事なきを得た。あ、あぶねぇ〜。全員ほっと胸を撫で下ろす。ついでに言うと我々が最後って事で、ここからスイーパーの方が一緒にスタート。おおぅ、我々最後尾じゃないのー!てゆーか、今、8時半過ぎ、確か大弛峠のチェックポイントって17時じゃなかったっけ??えーっとコースタイムをざっくり計算してと…あれ?結構ヤバくない??甲武信岳、国師ヶ岳となかなかの距離を歩かなきゃなんないし、分水嶺トレイルで1番心折れそうになるセクションな訳で、ゆっくりしてる暇はないー!!!

雁坂嶺〜東破風山〜破風山を越え破風山避難小屋に到着。甲武信小屋まであと少し、標高差300mを登れば到着や。という急登の頑張りどころで、アブの猛攻を受け左足を何ヶ所も噛まれた。そしてなんとか甲武信小屋へと到着。時間もないのでここは15分の小休止にして大弛峠を目指す事とする。

そして甲武信岳から国師ヶ岳の間こそ、この分水嶺トレイルのハイライトってかキツイポイントで、2200m近いピークを5〜6越えなければならないのだ。2年前は眠くなったポイントでもある。甲武信岳に到着したのはおおよそ11時50分、目指す大弛峠までの一般的なコースタイムは約5時間45分。このままじゃ間に合わねー!!あと、早めに大弛峠の小屋に着かないとカレーにありつけない可能性もあり、かなり焦る。案の定、この区間で眠くなっちゃったけど、いつものゴースト状態よりマシで、頑張ってメンバーに着いていった。チームのペースも上がり、国師ヶ岳に着いたのは15時15分、あとは下るだけで大弛峠だ。なんとまぁ16時ちょい前には大弛峠でカレーにありつけた。よ、良かったー。カレーを食べた後にビバークレーションも1つ食べてカロリーを摂取!17時まで少し仮眠して出発!!個人的にはここからペースが全く上がらず、かなりキツイ状態になり着いて行くのがやっとになってしまった…

大弛峠から金峰山に到着。日の入の少し前で、まだライトが無くても大丈夫だった。2年前は夜で爆風でルート分からなくて苦労したけど、明るいうちに来ればまだ楽だ。さ、あとは今夜のテン場となる富士見平小屋まで下るだけ。ただまぁ、着きそうでなかなか着かないという地味にキツイセクションなのである。ガレガレの道を下りきったところでようやくヘッドランプが見えて来た。富士見平小屋に到着。小屋は22時まで開けててくれてて、ここでも夕食にありつけた。鹿肉ホットドッグを購入。美味い!!食事を済ませ、ツエルトにて就寝。

2時間程の仮眠を済ませ深夜1時半前に出発。2年前は明るくなってから辿り着いた瑞牆山も今年は真夜中に到着。せっかくなので山頂も踏んでおいた。が、やはり真夜中なので展望は全く無い。瑞牆山から降りた後は地図読み区間となる。その前に川の横でしばし休憩。

インスタント味噌汁を流し込んで、チャージ完了。信州峠を目指す。急登の斜面を登り、笹薮を歩く。多くの参加者が歩いた笹薮は既にトレイルのようになっていた。僕はかなり遅れ始めていたので、3番目を歩きながらついて行くのがやっとな状態。距離も間も無く100kmになろうかというところだった。ここで、右足首に電気が走った!「痛って!!」今回はアブやらブヨやら噛まれまくって来たけど、今回の痛みはそれを遥かに超える衝撃だった。一瞬、何が起こったのか分からなかった。右足首をあげて見てみるとなにやら昆虫が!?こりゃ蜂だー!!蜂ということを認識し、この場所はヤバイと思うより先に全速力で走り出していた。2番目を歩いていた羽布津さんも、「蜂だー!やべー!!」と叫びながら物凄い形相で走ってくる僕にビビり走り出す!そして100mは全力疾走しただろうか、落ち着いたところでポイズンリムーバーで刺された箇所を吸引しまくった。幸い、スズメバチとかではなかったようだし、吸引してもそんなに毒はでてこなかった。とはいえ、痛い…蜂に刺されるなんて10年振りくらいだ。

他の参加者にも聞いたら、やはり同じポイントで蜂の攻撃にあっていたようで、蜂に刺された参加者の方には妙な親近感を持った。しかしながら火事場のクソ力とはよく言ったもので、ついさっきまではもう歩くのがやっとだと思っていたのに、あんな全力疾走が出来るなんて。と、人間の持つ潜在能力に感心しつつチクチクする右足を気にしながら前へと進むのであった。

メンバーの的確なナビゲーションで信州峠まで迷うことなく到着。知り合いが出場しているという方が応援に来ていて、趣味でコーラやスポーツドリンクを振舞っていました。ありがたいことこの上ない!飲み物以外に、身体スッキリシートもあったので拭き拭きしてさっぱりリフレッシュ。ここから最後のセクションを乗り切る元気が湧いてきた。

あと少し歩けば(といっても地味に長い)ゴール。最後の区間に突入する。横尾山を登ったあとはアップダウンを繰り返しながらひたすら進むだけ。このあたりからアブに噛まれたところがみずぶくれになって来た。おぉ!なんだこれー??アブってこんな酷い事になるんかい?ひぃー。時間を追うごとに酷くなる患部に不安を抱きつつ笹藪をかき分けゴールへと進んだ。

牧場が見えた。あと1つ山を越えたら最終報告地点の飯盛山。最後の力を振り絞って飯盛山に到着。荷物をデポして、飯盛山に登って大会本部に連絡。それから少し下って、念願のゴールに到着!

60時間39分

長かった〜ゴールに辿り着けて良かった。多少、眠くなってキツイ所もあったけど、全体的に良い感じで歩けて良かった良かった。やっぱ山を歩くのは楽しいなぁ。今度は大きなザックでのんびり縦走したくなった。

あと、今回は何が大変だったかってゆーと、とにかく虫の攻撃!マジで対策必要。2年前はそうでもなかったのになぁ

 

たちした

 

 

 

 

富士見バーチカル

[17.08.20]

こんにちは

昨日は長野県は富士見パノラマスキー場で開催された、ヤマケンプロデュースの富士見バーチカルに出場しました。

結果から言うと撃沈…

突っ込みすぎもあるけど、練習不足が露呈。泣

ヤマケンの大会はローカルが強くて楽しいなぁ

午前中のファンランでとりあえず入笠山山頂へ

 

今年は一斉スタートに変更。

 

 

 

たちした

 

 

『道後温泉』朝ラン

[17.06.26]

こんにちは

週末の予約会を無事に完遂し、帰る前にホテルからサクッと道後温泉まで往復。

たちした

 

 

 

 

 

 

ASASHIRO

[17.06.24]

こんにちは

松山の朝はASASHIROからスタート。

久しぶりに走ったら結構キツイ…

今日も城下町は平和な感じ。

 

6/24、25は松山城の麓にあるT-mountainにてHOUDINI 2018SS WOMENSコレクションの予約会やってますよー

 

たちした

 

『スリーピークス八ヶ岳トレイル』

[17.06.20]

こんにちは

少し前ですが、恒例となりつつある『スリーピークス八ヶ岳トレイル』に今年も参加してきました。いつもどおりHOUDINIブース出展を兼ねてます。

2015年は腸脛靭帯が痛くなり、2016年は下痢に苦しみ、と2年続けての惨敗に今年こそはと多少鼻息荒く挑んだわけであります。

前日の午後は雨と突風にブースのテントが吹っ飛ばされそうになるなど、なかなかの天候で、翌日のレースが心配でしたが日曜日は綺麗に青空でレース日和となりました。7月の分水嶺に向けて、今回は約6㎏のザックを背負って最後尾から出走。やはり6㎏が効いているのか登りのペースはかなり遅く、全然足が進まない。。。バテバテでヘリポートを過ぎて、前三ツ頭まで到着。カメラマンの藤巻翔さんに会い、「山頂やばいっすよ」と言われたので、すこしコースをそれて三ツ頭山頂へ寄り道。カメラマンにヤバいと言われ行かないわけにはいかないでしょ。

170620_000

 

 

 

山頂の絶景を楽しんでからコースに復帰。

下りもあちゃーなペースで第二エイドに到着。昨年はここでトイレに向かい大幅にロスした記憶が蘇る。あれはヤバかったけど、今回も別の感じでヤバい。足が終わってる。。。

エイドを出て、さぁこれからがスリピの本番!と気合を入れるものの予想以上に足が動かない。気持ちも折れつつ。森の中をズルズルと歩く様子はまるでウォーキングデッドのゾンビ。。情けねぇ~

途中、フイナムの山本さんに追い越されたので着いていこうと思うものの、一気に離され戦意喪失。フラフラトボトボと歩く。

標高が下がると気温も一気に上昇。なんだか頭がぼーっと、こりゃアカン。と思っていた時に辿り着いた三味線滝。マイナスイオンでも浴びるかと滝を観に行ったつもりがそのまま滝浴び。ボランティアスタッフの方も気さくに写真を撮ってくれました。10秒も浴びているとコメカミが痛くなるほどの冷水を全身に浴びて気持ちリフレッシュ、身体もついでにリフレッシュして一気に前に進む力が湧いてきた。

170620_001

 

 

そこから第三エイドを経由してゴールまでは何とか走り切ることができました。

ゴールタイムは7時間50分くらい。なんと昨年の下痢で散々だったタイムと同じという。。というわけで、2017年のスリーピークスも散々な結果に終わったのであります。このスリーピークスをしっかり走り切ることが出来たら僕はランナーとして一皮剥けるのではないかと思う今日この頃。それにしても滝浴びしなかったらもっとタイム悪かっただろうなぁ。汗

そしてわがホームのHRCメンバーのルイとキングこと大瀬和文がワンツーフィニッシュという嬉しい結果。キングはもうすぐ新しいチャレンジに旅立つから寂しくなるなぁ。

170620_002

 

 

 

たち

 

 

ワンダーランド日光

[17.05.05]

こんにちは

ちょっと暑すぎる気もするGWですが、少し足を伸ばして日光へ行ってきました。HOUDINIローカルフレンズの千大氏にアテンドしてもらい、とある山へ。

距離は12㎞ほどですが、なかなかの急登でした。しかしまぁ、気持ちの良い場所もあり、景色も素晴らしく楽しい山でした。シューズはトレランシューズではなく、ナイキフリーだったので人一倍疲れた気がします。。。細い岩尾根はマジで怖かった。

 

170503_000

 

 

しかしGWだというのに人もまばらで素敵な山でした。

170503_001

 

 

たちした

 

 

天狗練

[17.04.27]

こんにちは

久しぶりの天狗練だったけど、営業車での長距離ドライブによる疲労がはんぱなく残っていて全然走れず。。。

やっぱあれですね。車のシートは良いやつに変えた方がいいんだなぁ

桜もすっかり終わっていた感じで、出張に行っている間に見頃は過ぎちゃってました。

 

0425

 

たちした

 

トラック練with Ruy&King

[17.04.14]

こんにちは

昨日は定例のHRC冨士森トラック練。今回はトレイル界のキングこと大瀬和文も。カズフミだからキングね。

今回のメニューは、アップ4周1600mしてから 5分30秒/㎞で6000m、200mのジョグを入れてラスト1000mは4分/㎞という内容。まいどまいどキツイっす。

練習のあとはこれまた定例の竜泉寺フルチンミーティング。

0413_000

 

それにしてもHRCって、ANSWER4,MOUNTAIN HARD WEAR,SALOMON,OMM,HOUDINIのブランド担当者が集まってて面白いなぁ。フルチンミーティングの時にギアの話になると結構盛り上がる。

 

たちした